農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > 行政・団体・個人の支援 > 農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊

行政・団体・個人の支援

農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊

農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊

2017年10月13日

農業と農村文化の情報拠点として、東京都千代田区神保町に店を構える「農文協・農業書センター」。農業はもちろん、漁業、林業、畜産業など、その道のプロに役立つ専門書が並び、一般書店ではあまりみかけないユニークな品揃えが自慢です。今回は就農希望者、農や食に関心のある方に、一般書店では入手しにくい、この店ならではのおすすめの本を店長の荒井操(あらいみさお)さんに5冊選んでいただきました。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

家庭菜園に役立つ「畑の達人」

エダマメ、オクラ、キュウリ、スナップエンドウ、トマト、ナスなど、家庭菜園でお馴染みの野菜について、栽培のコツをわかりやすく解説する指南書で、園芸書では異例といえる30万部越えのベストセラーです。

異なる特性の作物を一緒に植えて病害虫を防ぐ、 コンパニオンプランツやバンカープランツ、畑を耕さず種や苗を植える不耕起栽培など、なるべく農薬を使わずに栽培するテクニックも紹介されています。第2弾の続編では、伝統野菜や山菜、穀類やキノコなど、家庭菜園としては珍しい作物を追記してバージョンアップされています。

プロ仕様というより「家庭菜園のレベルがアップするちょっとしたコツがわかる便利本」と荒井さんはいいます。もともと農協の組合員に直販される商品で、農業書センター以外では手に入らない本のため、見逃せない一冊といえそうです。知る人ぞ知る家庭菜園のバイブルを手に入れて、野菜作りに差をつけてみてはいかがでしょうか 。

「土づくりひとつで味が違う 畑の達人」
著者:麻生健
出版:エイブル
定価:2,160円(税込)

農業の可能性を感じる「コトノネ別冊 自然栽培party」

「農福連携」という言葉をご存じでしょうか。障害のある人が農業で働いて、自立できる場を作る取り組みをいいます。三つ子が脳性マヒで生まれたことをきっかけに、障害者福祉の仕事をするようになった佐伯康人(さえきやすと)さんは、子ども達が大きくなった時に自立できるよう、“奇跡のリンゴ”で知られる木村秋則(きむらあきのり)さんの指導のもと自然農法による農業を始めました。

「自然栽培パーティー」とは、この取り組みを全国の障害者施設に広めるとともに、日本の休耕地40万ヘクタールのうち、せめて1万ヘクタールだけでも生きた田んぼや畑に戻そうというプロジェクトです。

「障害のある人の仕事は単純作業に限られていて、一ヵ月にもらえる工賃も驚くほど安いのが現状です。一年を通して様々な仕事がある農業であれば、一人一人に合った、やり甲斐のある仕事ができますし、工賃の向上も望めます。佐伯さんのすごいところは、そうした取り組みを全国に広げたところです」。

自然栽培パーティーの活動は季刊誌「コトノネ」に連載されてきましたが、2016年4月に開催された「第一回農福連携 自然栽培パーティー全国フォーラム」を記念して、これまでの記事を別冊としてまとめたのが本誌です。障害のある人に限らず、生活に困窮している人、生きづらさを感じている人などにも、 自立の機会を与えられる農業。社会が抱える様々な困りごとを解決する糸口になることを知る一冊といえます。

「コトノネ別冊 自然栽培party」
発行:はたらくよろこびデザイン室
定価:650円(税込)

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧