農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊 – マイナビ農業

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農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊

農業高校の教科書が役に立つ「農文協・農業書センター」おすすめの5冊

最終更新日:2018年02月07日

農業と農村文化の情報拠点として、東京都千代田区神保町に店を構える「農文協・農業書センター」。農業はもちろん、漁業、林業、畜産業など、その道のプロに役立つ専門書が並び、一般書店ではあまりみかけないユニークな品揃えが自慢です。今回は就農希望者、農や食に関心のある方に、一般書店では入手しにくい、この店ならではのおすすめの本を店長の荒井操(あらいみさお)さんに5冊選んでいただきました。

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地域の食文化や歴史を知る「日本の食生活全集」全50巻

農文協が日本各地の家庭から食の情報を調べ上げ、10年の歳月をかけてまとめた伝統食の集大成。47都道府県とアイヌの1巻に索引2巻を加え、全部で50巻あります。2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、選考の際に参考書籍として本書が使われたそうです。各巻のタイトルに「聞き書」とあるように、その土地の気候風土や年間行事、暮らしのなかで受け継がれてきた伝統食を、地域に暮らす高齢者から聞き書きして作りあげています。

同じ県内でも、県央、県北、県南などの地域別に分けたうえで、普段の日、行事の日、素材や季節など、細かな項目をたててわかりやすく構成されているのがわかります。雑煮の餅が丸だったり四角だったり、地域毎に違う食の伝統がどのように醸成されていったのか、背景となる気候風土や文化についても丁寧に記されています。

「たとえば静岡県一つとっても、東と西では気候風土が全く違います。採れる農産物も違うので、食文化も違ってきます。真ん中辺りを流れる大井川を挟んで東と西の食文化に分かれるという、民俗学的にもユニークな場所でもあります」。

餅を入れない徳島の雑煮、畑に掘った穴に寝かして作る宮城の土納豆、歯を痛めるほどかたい石川の堅豆腐など、見れば見るほど面白いご当地食が満載。まずはご自分の出身地の一冊を開いて、知っているようで知らない“県民食あるある”に出会ってみてはいかがでしょうか。

「日本の食生活全集」全50巻
発行:農山漁村文化協会
定価:1巻 2,983円(税込)、全50巻セット149,148円(税込)

農業書センターでは、この他にも農と食に関する興味深い本とたくさん出会えます。最新情報については、 ホームページに掲載されています。気になる情報を見つけて、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

農文協・農業書センター
東京都千代田区神田神保町2-15-2 第一冨士ビル3階
http://www.ruralnet.or.jp/avcenter/

田舎の本屋さん(インターネット書店)
http://shop.ruralnet.or.jp/

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