家庭菜園でも役立つ!おいしいイチゴを作る際の注意点【病害虫対策ガイド】

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家庭菜園でも役立つ!おいしいイチゴを作る際の注意点【病害虫対策ガイド】

家庭菜園でも役立つ!おいしいイチゴを作る際の注意点【病害虫対策ガイド】

最終更新日:2018年10月02日

世代を問わず愛されるイチゴは、今や四季を通じて店頭に並ぶ人気商品です。甘くておいしいイチゴを作るために、病気と害虫対策は必須です。イチゴがかかりやすい病気とその症状、また付きやすい害虫と対処方法を解説します。

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イチゴに寄せ付きやすい害虫と対処方法

クルミネグサレセンチュウ

近年、被害が目立ってきた土壌中のみで生息する害虫です。根から盛んに侵入し、養分を吸収します。そのため、根腐萎凋症を引き起こし、収穫期に被害が拡大します。

土中密度が高い土で連作すると増殖するため、被害の出る植物の連作は避け、土中密度を下げる効果があるマリーゴールドやギニアグラスを間作に栽培することが防除のポイントです。

ハスモンヨトウ

年4~5回の発生で周年食害する害虫。秋には幼虫が集団で食害するので大きく穴が開きます。幼虫は緑色から次第に黒褐色へと変化します。防虫ネットのトンネル栽培や黄色灯の利用が効果的です。

また、ハスモンヨトウは薬剤抵抗性が高いので、幼虫が小さいうちの防除が大切。幼虫が分散する前に捕殺するか、BT剤を散布することで被害を食い止めましょう

ワタアブラムシ

害虫

葉裏や新芽に群生するアブラムシの一種。吸汁し生育を妨げるだけでなく、甘い排泄物をねらうアリが寄ったり、すす病を発生させて光合成を妨げたりするなど、二次被害を引き起こします。

対策としては、防虫ネットのトンネル栽培が有効です。また、天敵であるテントウムシ類やヒラタアブ、アブラバチなどに住処をつくらせ攻撃させます。増殖のスピードが早いため、定期的にチェックし、早期に発見することが大切です。
施設栽培では抵抗性のある個体の出現が見られるため、系統の異なる2~3種類の薬剤をローテーションで使用することをおすすめします。

イチゴには、他にもナミハダニやカンザワハダニ、アザミウマ、コナジラミ、ナメクジなどといった害虫も発生することがあります。

葉や花托の状態をこまめにチェックし、症状が現れたらすぐに取り除くなど、早期発見と適切な対処法をマスターすることはおいしいイチゴの生産には欠かせません。防除対策を万全にし、大切な作物を病気や害虫から守りましょう。

 
参考:「病害虫百科」(万来舎)
 

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