朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」

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朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」

朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」
最終更新日:2018年10月01日

神奈川県横浜市の住宅街にある「大野菜(おおのな)」は、朝採れ野菜がその日のうちに店頭に並ぶと評判の八百屋です。ご主人の大野誠次(おおのせいじ)さんは元銀行員。当時の顧客であった橫浜市内の農家との縁をもとに、2012年に同店をオープンしました。八百屋へ転身した背景には、生産者と消費者をつなげることで、都市農業の可能性を拡げたいという思いがあったようです。詳しく話をうかがいました。

野菜の魅力を伝えるために、八百屋が開いた野菜料理屋

大野菜
大野菜本店スタートから5年を迎えた2017年の秋には、商店街の通りに野菜料理の店「大野菜ごはん」をオープン。新鮮野菜を使った料理屋を開く計画は最初から構想にあったそうです。

「お肉屋さんが開く焼肉屋、魚屋が開く寿司屋はありますが、八百屋が開く野菜料理屋ってあまり聞かないですよね。野菜のおいしい食べ方を伝える店が増えれば、微力ながら農業の発展に繋がるのではという思いもありました。もちろん、野菜のフードロスを無くす目的もあります」。

仕入れから店番、料理作りに接客まで、様々な仕事をこなす敦史さん

大野菜ごはんは、料理好きの長男・敦史さんが中心となり家族で切り盛りしています。おいしくて優しい味わいの野菜料理とともに、日本酒や焼酎など地酒の品揃えも好評で、カウンター8席の店内はすぐに満席に。仕事帰りの男性客はもちろん、ヘルシーな印象から女性でお独り客や夫婦で訪れるお客さんも多く、大半は八百屋の常連客でもあります。

八百屋の店頭に並ぶ野菜を料理として提供することは、野菜のおいしさを効果的に伝えると同時に、カウンター越しに交わす会話を通して市場のニーズを探る機会にもなっています。

神奈川の朝採れ野菜を、新鮮なまま地元の消費者へ。八百屋と野菜料理屋の生業を通して、生産者と消費者を結ぶ大野菜の試みに、都市農業の可能性が広がりを感じられるのではないでしょうか。

大野菜

参考
※1 横浜市環境創造局 よこはまの農業力

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