福祉から就農へ!素人だから作れるブログ「びわ農家の気持ち」

マイナビ農業TOP > マーケティング > 福祉から就農へ!素人だから作れるブログ「びわ農家の気持ち」

マーケティング
千葉

福祉から就農へ!素人だから作れるブログ「びわ農家の気持ち」

福祉から就農へ!素人だから作れるブログ「びわ農家の気持ち」
最終更新日:2018年10月01日

誰もが気軽にブログを始められる時代になり、農業を営みながらブログ運営を続けている方も少なくありません。今回は、福祉の仕事から農家へ転身した、千葉県南房総市のビワ農園「福原農園」の、福原祐美(ふくはらゆみ)さんに話をうかがいました。2017年3月の就農からわずか1年、現在はどのように農作業とブログ制作を両立しているのでしょうか。

専門用語は使わず、分かりやすさが大切

ビワ

さらに、ブログを書く上で一貫して気をつけていることは、専門用語を使わないことです。

「農家にしかわからない言葉が並んでいると、せっかく人がブログを訪れても、『もう読みたくない』と思ってしまいます。それはとてももったいないことです。誰にとってもわかりやすく、親しみやすい文章を心がけています。そして、お客様を大切にする気持ちや生産者としての誠実さを感じてもらえるのではないかと考えています」。

また、農業に関することについては、間違いがないかネットや書籍を使って下調べをしてから書くようにしています。

「農業に関しては素人なので、ブログの内容に間違いがあってはいけません。自分が納得するまで調べるようにしています。そのおかげもあってビワの栽培技術についてはもちろん、昆虫や植物などの知識も身についたと感じています。ブログを書いていなければここまで勉強することもなかったので、私自身もブログと共に成長している感覚があります」。

ビワ

ブログを始めて約1年。オンラインショップの売上にはあまり影響は無いそうですが、「ブログを読んでます」と言われることが格段に多くなりました。反響があることで、ブログの読者が広がっていることを実感しているそうです。

「ブログの読者は、これから農業を始めることに迷っている方、古民家での暮らしに関心がある方、農家に嫁ぎたい方など、ますます広がってきています。生産者の人となりが伝わるブログを書き続けることで、『頑張っている農家、信頼できる農園でビワを買いたい』という方が増えてくれたら嬉しい」と話しています。

前職では福祉の仕事に携わっていたことから、非行に走ったり虐待にあった子どもたちや精神的な疾患を抱える方などと関わることが多かったそうです。そして、自分の睡眠や食事などがおろそかになり、心身のバランスを崩してしまいました。何年も悩んだ末、「自分が健康でいないと、納得のできる仕事はできない」という結論に至り、田舎暮らしや就農を考えるようになっていきました。

ビワに興味がない人にもブログを読んでもらえるのは、「自分が気持ちよく生きられる場所や、自分に合った働き方を見つけるのは何歳からでも遅くないのではないか。そんな私なりのメッセージを、受けとめてくれる方がいるからではないでしょうか」と分析しています。

ブログとともに自分自身も農家として成長を続けている、と考えている祐美さん。ブログには、人生の歩み方や人柄が映し出されているに違いありません。農業とは異なる世界で過ごしてきたからこそ書ける内容が、読んでいる人をひきつけているのではないでしょうか。

びわ農家の気持ち(福原農園ブログ)

1 2 3

関連キーワード

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

カテゴリー一覧