【プランターで手軽にできる!】白菜の栽培方法とトラブル対策について

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【プランターで手軽にできる!】白菜の栽培方法とトラブル対策について

連載企画:プランターで育てる野菜の栽培方法

【プランターで手軽にできる!】白菜の栽培方法とトラブル対策について

最終更新日:2019年03月07日

白菜は、煮物やお鍋、炒め物、漬物など、さまざまな用途で使われ、淡白でクセがなくみずみずしい味わいから多くの人に愛されている野菜です。その見た目から、栽培するためには広大な土地や専門的な技術が必要と思われがちですが、実はそんなことはありません。白菜の栽培は初心者でも簡単で、家庭菜園クラスの設備でも作ることができます。そんな白菜栽培のコツとトラブル対策について紹介します。

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白菜の栽培方法

中国を原産地とする白菜は、冷涼な気候を好む、秋まき野菜(秋から育てる野菜)の代表格です。ずっしりとした大ぶりな白菜は害虫被害が多いので管理も難しいと思われがちですが、きちんと対策さえすれば初心者でも意外と簡単に栽培できるのが特徴です。それでは、白菜の栽培方法について詳しく解説していきます。

白菜はプランターでも育てられる

白菜は、広い農地で育てられるイメージの強い野菜ですが、さまざまな品種があり、ミニ白菜などの比較的小さな品種はプランターでも育てることが可能です。ただし、白菜は成長するためにたくさんの栄養を必要とするので、追肥などを行い、土の栄養が常に高い状態に維持しておかなければなりません。

白菜

白菜の栽培時期

白菜は、大きく分けて秋まきと春まきの2種類の栽培時期があります。秋まきの場合、8月から9月にかけて種まきを行い、収穫は11月や12月になります。一方、春まきの場合は3月から4月にかけて種まきを行い、6月や7月に収穫することになります。ただし、春まきの場合は、害虫の問題など対策しなければならないことが多くなるため、初心者には秋まきが向いています。

白菜の栽培管理

白菜は種をまいても、そのままにしていては、あの大ぶりの葉をつけたイメージどおりの姿にはなりません。直まきの場合、発芽後の子葉が開ききった頃に間引きを行って3~4本立ちにし、本葉が2枚になった頃にさらに間引いて2本立ちにしましょう。本葉が6~7枚になったら順調な生育をしている株を1本残し、株の周りに肥料をまいて軽く土寄せします。その後は2週間に一度追肥を行い、土の栄養分を切らさないようにすれば、白菜は順調に成長していってくれるでしょう。頭を押さえてみて固く締まった感じがすれば、収穫時期です。

白菜の葉が巻かない原因とは

白菜

白菜は、たくさんの葉が重なり合った結球の形が理想です。もし上手に葉が巻いてくれなかった場合、花芽ができて花が咲いてしまうこともあります。こうなると、みずみずしく白い部分は減り、白菜らしい姿を見ることはできません。。葉が巻いてくれない場合には、以下のような原因が考えられます。

・種まきの時期が遅い
白菜は秋頃に種をまき、冬に収穫をするのが基本です。そのため、種まきの時期が遅れると、結球しないうちに寒さが来てしまい、生育が鈍って葉の巻かない白菜になってしまう場合があります。種まきや植え付けの時期は必ず守るようにしましょう。

・日照不足
日照不足になると十分な成長が期待できなくなります。プランターなどで育てる場合は、一日に何度か移動させたりして、常に日のあたる場所に置くようにすると良いでしょう。大きく育った外葉が、中心から育つ新しい葉を押さえ込む形で結球し、内側で何枚もの葉が重なりあった状態になります。外葉は気温が下がり始めた頃に閉じるので、そのタイミングで外葉をひもで縛ると良いでしょう。

・肥料不足
白菜は成長するために、非常にたくさんの栄養を必要とする野菜です。元々栄養の高い土を使うことはもちろんですが、追肥もしっかり行いながら、栄養をしっかりと葉に送り届けられる環境を維持しましょう。

・害虫の被害
夏の時期に早く種まきすると害虫の食害を受けやすくなり、結球が妨げられます。まき時を守ることが重要です。

白菜につく害虫を防除する方法

白菜

白菜につきやすい主な害虫は、コナガやアオムシ(モンシロチョウの幼虫)、ヨトウムシ(ヨトウガ)などのイモムシの仲間です。つまり、蝶や蛾といった虫たちが卵を産み付け、それがかえることで幼虫が白菜の葉を食べるなどの害を及ぼします。一番単純で効果的な防除方法は「防虫ネット」をかけて、産卵する蝶や蛾を物理的に近づけないようにすることです。その際、下から入られないために、地面との隙間が開かないようしっかり埋めておきましょう。

しかし、ヨトウムシなどのさなぎがすでに地中に潜んでいる可能性もあり、防虫ネットだけでは全ての害虫を100%防げるわけではありません。とはいえ、外からの侵入を防ぐことができれば、白菜につく虫の数をかなり減らすことはできるため、手による駆除もしやすくなります。

害虫駆除に手をあまりかけず、できるだけ楽に栽培したいのなら、微生物殺虫剤の一種であるBT剤などの農薬を使用するのも一つの手です。特に、白菜によくつくモモアカアブラムシやニセダイコンアブラムシなどのアブラムシ類は、ハクサイモザイク病やえそモザイク病などのウイルス病を媒介するため、やはり駆除する必要があります。こうした小さなアブラムシ類には、アグロスリン水和剤などの殺虫剤防除が効果的です。ただし、近年の研究成果により安全性が向上しているとはいえ、薬品であることに変わりはありませんので、しっかりと注意書きを読み、使用方法を間違えないように注意しましょう。

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