初年度1000㎡で1000万円! “失敗しないイチゴ農園”作りの極意、教えます

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初年度1000㎡で1000万円! “失敗しないイチゴ農園”作りの極意、教えます

初年度1000㎡で1000万円! “失敗しないイチゴ農園”作りの極意、教えます
最終更新日:2019年03月14日

イチゴで稼ぐシンプルな理論は「おいしいイチゴをたくさん作ること」です。それには、長年の経験が必要とされてきました。そんな中、株式会社ヒロファームでは、スマート農業を駆使して、未就農者や経験の浅い生産者でも「おいしい」イチゴを「たくさん」作れることに成功しています。科学的アプローチで日本どこでも可能だと話す、オランダ仕込みの栽培理論と実践とは? 同社代表取締役である中村淑浩(なかむらよしひろ)さんに”稼げるイチゴ栽培”について聞きました。

「いつでも食べたい」イチゴは一年を通して高い需要あり

イチゴは数ある果物の中でも人気が高く、一年中需要があると言えるでしょう。市場から需要があるということは「イチゴは稼げるのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか? 実際、埼玉県春日部市で主にイチゴ栽培・経営のコンサルティングを行う株式会社ヒロファームには、イチゴを作りたいという相談が農業参入希望者の7~8割になるそうです。

品種によって味わいや香りが異なるイチゴは市場ニーズに応じて作られます。

でもよくよく聞いてみれば、収支シミュレーションや栽培法まで考え切れていない方が多いそうです。そんな軽い気持ちの新規就農者でも、ヒロファームの手にかかれば初年度からかなり高い成功率が得られるそうです。ヒロファームは一体どのようなアドバイスをしているのでしょうか?

成功するイチゴ農園の極意は「光合成」にあった!

株式会社ヒロファームは現在、全国で約80のイチゴ観光農園や農業参入した大手上場企業にコンサルティングを行うなど、イチゴ栽培・経営に強い実績を持ちます。ターニングポイントは2005年。中村代表が視察先のオランダで目の当たりにした最先端農業技術でした。中でも衝撃的だったのは植物の光合成についてでした。

光合成に着目して環境制御

「オランダでは『農業は朝から晩まで1年中、光合成のことを考えなさい』と教わりました。植物は光合成によって成長するからです。植物は葉からCO₂を、根から水をそれぞれ吸収して、葉緑素で光エネルギーを受けて、葉で糖を作ります。これこそが味と収量につながるのです。当社ではこの考え方を元に、ハウス内の気温や湿度・日射量・CO₂濃度などを測り(センシング)、栽培に適した環境制御を行うので、経験や勘に頼らない科学的データを活用した栽培を伝えています」と話します。

光量や気温を徹底管理し、イチゴにとって快適な環境を保てるようにコントロールします。

収量を倍増させたセンシング技術

ヒロファームでは、実証実験のできるイチゴ観光農園を兼ねたモデルハウスを建て、現在は26種類のイチゴを栽培しています。

「イチゴの収量は全国平均で3~4t/10aです(平成29年産野菜生産出荷統計)。しかし環境制御を行って栽培したところ、初年度は7t/10aの収量に成功しました。今後さらに8~9t/10aまで増えると実感、密植すれば10t/10aまで採れるかもしれません。もちろん作業用通路や、暖房機器を置く場所、給液システムなどのための最低限の場所は必要ですが…」と中村代表。

埼玉県でこれだけの収量が得られるのは、冬の日射量が豊富であることに着目し、グリーンハウス内のモニターによる環境データを読み解き、光合成の最大化を引き出していることになります。ちなみに現在の栽培管理責任者は、昨年度は助手を務めていた同社の若手社員です。センシングによる栽培で、経験の浅い就農者でも確実に収量増加が期待できると言えるでしょう。

「きちんとしたデータの裏づけがあれば、おいしいイチゴをたくさん収穫できますよ」と中村代表。

就農者に合った品種と栽培方法をアドバイス

ヒロファームでは、国内外からの研修生を受け入れたり、栽培の方法や施設、環境制御機械の導入など、イチゴ経営に関するトータルコンサルティングを行ったりしています。研修生はモデルハウスで実際に栽培と経営を学ぶことができます。センシング装置「プロファインダー®」が表すグラフを読み取ったり、データから制御の設定を理解したり、ジャムやリキュールなどの6次化商品に触れたり、さらに1カ月ごとの経営計画から、10年間の中長期経営計画の立て方なども学ぶことができます。

相談者が来ると中村さんはまず、その希望を聞きとります。
「まずはどんな農業経営をしたいか。イチゴ狩りの観光農園をやりたい方には、例えばいつお客様が来場してもイチゴがたくさんぶら下がる品種や栽培管理を教えます。また、イチゴを業務用に納めるなら、相手先が希望する糖度や酸度を持つイチゴを実らせるための栽培管理法を教えます」

味も光合成の程度によって管理できるそうです。ヒロファームはモデルハウスで経営面も実証しています。同モデルハウスは、初年度は栽培だけに専念し、できあがったイチゴは近所などに配っていましたが、2年目からは観光農園と直売も開始し、その年に1000万円/1000㎡の売上を達成しました。そして3年目となる今年の売上は1200万円/1000㎡になると中村代表は予測しています。

プロファインダーのグラフを指差す中村代表。日光が射し始めるとCO2が減り、植物が光合成をしていることが一目でわかります。

新規就農でも比較的容易に栽培できる ~ヒロファームの教えを受けた生産者の声

“憩いの観光農園”「所沢北田農園」

ここでは、実際にヒロファームからコンサルティングを受けた生産者の声を紹介しましょう。埼玉県所沢市の北田農園は、2014年に開園したイチゴの観光農園です。「紅ほっぺ」や「章姫(あきひめ)」、埼玉県の品種である「あまりん」「かおりん」などを栽培しています。園内にはBGMにクラシック音楽が流れ、ゆったりした休憩スペースを設置するなど、”憩いの観光農園”として親しまれており、週末には数百人が来園するほどの人気です。

ゼロ状態から具体的な開園に向けたサポート

そんな人気農園の園主である北田昌彦(きただまさひこ)さん、喜久江(きくえ)さん夫妻は、イチゴが好きだったことや地域活性化のために何かしたいと思い、観光農園の開設を考えました。

「いざやると決めたところで、農業は未経験で何から始めればいいか分かりませんでした。就農前に他のイチゴ農園で研修を受けている時、ご縁があって中村さんを紹介されました。中村さんはとにかくマメで誠実な人です。開園前は関東のいろいろな観光農園へ見学に連れて行ってくれました。おかげで、ほぼゼロの状態だった私たちも、だんだんと作りたい観光農園のイメージができましたね」と当時を振り返る喜久江さん。

「イチゴはとてもデリケートで、赤ちゃんを育てているよう」と話す喜久江さん。

初年度から大きな失敗なしで5年で約2.5倍の規模へ

ハウス内に設置された環境モニター装置はヒロファームのアドバイスによるもの。
「ヒロファームが紹介してくれる機材や資材には科学的な裏付けがあり、病害虫が発生しにくい環境作りに長けていると思います。おかげで収量や品質は向上し続けていますね」と喜久江さんが話せば、昌彦さんも「開園前にいろいろな施設や装置を見ましたが、結局ヒロファームが教えてくれた施設や装置が使いやすくて良かった」と付け加えました。

「センシングのシステムを使うと栽培環境が理解でき、それだけ収量もアップします。農業は自然や天気に左右されやすいですが、データで管理することでリスクが少なくなると思います。私たちのところは1年目から驚くほど上手くいきました」と喜久江さん。

開園当初は約18.5aだった北田農園。当初は続々と来園するお客様を断ることも多かったそうで、年々ハウスを増やし、現在は3棟で約45aへと拡大しました。

センシングで”味”にこだわる栽培

北田農園では、環境モニター装置を導入してイチゴが上手に光合成を行えるように気をつけることで、高い品質を維持しています。
「ヒロファームは新しい情報や技術をいち早く紹介してくれて、栽培環境や植物生理など特に高収量を目指した環境制御技術を熱く指導してくれます。初歩からアドバイスをもらいたい方などにお勧めですよ」
喜久江さんはヒロファームへの信頼をこのように話してくれました。

園内には喜久江さんの”女性ならでは”の視点を生かした配慮や工夫がなされています。

ヒロファームが実現する、快適イチゴ農園での成功モデル

環境制御で土日も休める!?

ヒロファームが勧めるのは、イチゴに光合成をさせるための環境制御。しかし南北に長い日本列島は、地域によって気象環境が異なり、曇り日が多い地域はそもそも光合成自体が難しいのでは、という疑問があるかもしれません。そんな疑問に、中村代表はこう答えます。

「イチゴはどこでも栽培できます。環境制御により、光の少ない冬はじっくり栽培し、暖かくなり日射量が豊富になったら一気に育てるということもできる。こうした管理によって、特定の日や予約の多い日程にイチゴが赤くなるようにすれば、土日に休むことだってできますよ。肝心なのは、栽培地の気象データに合う品種や自身の農業像に合う品種を選ぶこと。当社では品種改良も行い、現在は北欧など日射量の少ない地域や、赤道下の日長や日射量の豊富な地域でも作れる品種を開発しています」
生産者が導入したい品種が分からない場合には、ヒロファームのモデルハウスで見比べることや試食することで、自分で作る品種を決めることができるそうです。

まずは”地域で一番のイチゴ”を目指そう!

最後に、中村代表にこれからイチゴを作りたいと考えている方へのアドバイスをうかがいました。

「まずは、地域で一番おいしいイチゴを目指すべきだと思います。実際は1年目から話題にしてもらうことは非常に難しい。そのため、まずはコツコツとうま味や甘味を追求していくこと。その中で、地域の農業ネットワークや商工会などのPRスキームなども利用する、おいしいイチゴを作り続けると評価は自然についてきます。そして可能性も大きく広がることでしょう」

植物の光合成を追求するという効率的なイチゴ栽培は、新規就農者にも、異業種からの農業参入企業にもお勧めと言えるでしょう。

■取材協力/「苺のマルシェ」~所沢北田農園
〒359-0001 埼玉県所沢市下富1168
TEL090-8778-1504
営業時間/10:00~16:00 毎週月曜休(祝日の場合は開園)
「苺のマルシェ」ホームページはこちら

北田さんご夫婦はそろってヒロファームの無料勉強会にも参加してプロファインダーの見方などを学んだそうです。

■問い合わせ先/株式会社ヒロファーム
〒344-0026 埼玉県春日部市武里中野548-1
TEL080-8153-1115
担当/中村
hirofarmホームページはこちら

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