京都の“新しい農業のカタチを考える”ビジネス交流会―KYOTO Agri-Business Café|マイナビ農業

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京都の“新しい農業のカタチを考える”ビジネス交流会―KYOTO Agri-Business Café

京都の“新しい農業のカタチを考える”ビジネス交流会―KYOTO Agri-Business Café <!--※参加者を募集中※-->

京都市では「農業現場の課題解決」や「実効性の高い農業振興策」を推進するため、農業の未来を担う「農業者」と「民間企業や研究機関」などが業種横断的に議論し、“新しい農業のカタチを考える”農業イノベーションプロジェクト―『KYOTO Agri-Business Café』をスタートします。

『KYOTO Agri-Business Café』ではワークショップなどを通じて、さまざまな業界の方との交流や人的ネットワークの構築を図り、「京都市の農業の活性化につながる新しい取組を創出する」ことを目指しています。

2021年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、Web会議システム(Zoom)や専用Facebookページなどを活用してプロジェクトを進めます。

以下のようなテーマに対して前向きな議論やアイデア出しをいただける「農業者」と「民間企業や研究機関」など、多業種のみなさまの積極的なご参加をお待ちしております。
 
想定テーマ

生産性向上・生産技術
・小規模経営に適したスマート農業技術の構築(技術開発、農機シェアリングなど)
流通・販路
・農家外の主体による「生産者と消費者をつなぐ流通システムの構築」・「流通コストの低減」
・農家のこだわりや魅力のPR方法の検討(各農家のプロモーションなど)
・消費者ニーズを生産者側へ反映させる仕組みの検討(オフィス街での農産物販売システムなど)
農業関連ビジネスの創出
・端境期等における農業外収益の獲得手段の検討
・6次産業化の検討(廃棄農産物等の有効活用など)
・食育を通じた地産地消の促進などの消費拡大に向けた新たな取り組みの検討
地域活性化
・農業の関係人口の増加に向けた地域連携の促進
・特産品や農村の魅力発信、ブランディングなどによる地域の活性化手法の検討
担い手(労働力)確保
・繁忙期における労働力確保の仕組みを検討
・法人化に向けた経営手法の検討
・地域の担い手確保に向けた受入体制などの整備すべき点の検討
・農福連携や農業体験を通じた新たな担い手の参入促進策

 

◆KYOTO Agri-Business Café開催概要

【第1回】開催日時:7月26日(月)16:20~18:00<開催済>
『知りあう』農家や企業などが互いを知るキッカケを作り、議論ができる環境を整える

【第2回】開催日時:9月22日(水)16:20~18:00<開催済>
『気づく』さまざまな角度から意見を出し合い、課題や改善点、強みや可能性を整理する
・アドバイザー中村氏からの事例紹介(他地域における企業・農家・自治体との取組)
・グループディスカッション(地域農業が抱える課題をテーマに)×2セッション

【第3回】開催日時:11月(予定)
『繋がる』各主体が繋がりを持って、新たなビジネスアイデアを創出する

【第4回】開催日時:2月(予定)
『行動する』ビジネスアイデアを実証し、新しいビジネスモデルを事業化・自走化する

※第2回(9月22日)の申し込みは終了しました※

<会場>
Web会議システム(Zoom)
<参加費>
無料(要申し込み)
<申し込み期間>
9月10日(金)まで

<ご注意>
・営業活動を主目的とした参加はご遠慮ください
・企業及び研究機関などの方は、1組織2名までとしてください
・申し込み者が多数の場合や業種などに偏りがあった場合は参加者数を調整させていただく場合があります

<アドバイザー>中村圭佑 氏(FOODBOX株式会社 代表取締役社長)
1986年 福岡県久留米市生まれ。明治大学農学部卒、BBT大学院にてMBA取得。福岡県の果樹農家出身で、大学卒業後は日本農薬株式会社・海外営業部にて約7年間中国を中心に活躍。その後、大手経営コンサルティング会社を経てFOODBOX株式会社を2019年7月に起業。「食・農業界に新たな選択肢を、新たな選択肢に農業を」をゴールに農業の現場を知った上であえて枠にとらわれず、これまでにない新たな取り組み・挑戦を農家さんと一緒に展開中。https://foodbox-jp.com/

京都市
 

第1回目のミーティングをダイジェストで紹介

キックオフとなる第1回目のミーティングはオンラインで開催され、生産者や民間企業などの約50人が参加しました。生産者が自己紹介をした後、テーマ別に「生産性向上・生産技術」「流通・販路」「農業関連ビジネスの創出」「地域活性化・担い手確保」のルームに分かれ、メンバーの顔合わせ・意見交換が行われました。参加メンバーは今後のミーティングだけでなく、Facebookでもグループでつながり、意見交換を進めていきます。ここから始まるイノベーションにご期待ください。

    ■生産性向上・生産技術
    「小規模経営に適したスマート農業技術の構築」をテーマとするこのグループでは、農家の課題を共有する中で規格外野菜の活用が一つのトピックになりました。参加者の出荷形態によって対応は異なり、市場出荷が中心の場合は規格外品を減らすような栽培に取り組み、飲食店などへの直配を行うところでは規格品とのセット販売を。個人への直売ではお得な規格外品も一定の割合で求められるといいます。企業側からは他県での規格外品販売の事例が共有されました。また、主テーマのスマート農業については、ドローンを導入した効率アップや水管理などの遠隔操作で異常気象にも対応できればという声も。初回ということもあり、スマート農業に関する話題以外にも多様な参加者との何気ない雑談も行われました。

    ■流通・販路
    「農産品の新しい流通システムの構築」や「マーケティング・プロモーション」などをテーマとするこのグループには、京野菜の生産者、金融、物流などの多業種のメンバーが参加。生産者から寄せられた「金時人参の販路拡大」に関する課題に対して多くの意見が出されました。京野菜の需要は、飲食店を中心とした小口・多頻度。共同配送の仕組みとして上賀茂の賀茂茄子部会で以前から行っている移動販売の取組が紹介されました。また、万願寺唐辛子の生産者からは安定供給のためには部会のレベルアップの重要性も話題に。その他、倉庫技術の活用、公共交通手段の貨客混載、企業の福利厚生サービスを活用した野菜のサンプリングなどの意見交換が行われました。

    ■農業関連ビジネスの創出
    「農業外収入の獲得、6次化、地産地消など、消費拡大に向けた新たな取組」がテーマのこのグループでは、事前アンケートから課題を抽出。直売所だけでは売り切ることができないが、少量多品目の販路拡大に手が回らないという課題に、家族経営では生産で手一杯という声やネット販売での送料の割高感を懸念する意見も。初回ということで、産地の特殊性をどう謳うべきかというプロモーションの話やイチゴ狩り・ヒマワリ畑といった既に行っている取組を地域活性につなげたいという意見も。更にはオンラインファーマーズマーケットに関する構想などに話が及ぶなど、多角的な意見が交わされました。

    ■地域活性化・担い手確保
    「地域活性化と担い手確保」というテーマを議論するグループでは、今回は主に農家や農産品をどのようにしてブランディングするのかについて意見が交わされました。辛味大根を守り続ける生産者からは薬味以外での活用法がないという話や小規模経営を成り立たせるために箱売りできる出荷先を探したいという課題が上がり、参加者からはアグリツーリズムや農泊を活用する意見が出されました。「農家が行っていることに新たに意味づけを加えることで、SDGsの取り組みができる」と、クラウドファンディングによる里山の景観保護(地域の特産品を返礼に)や地域資源循環を事業化するビジネスに取り組む生産者も参加するなど、多様な参加者による意見交換が行われました。

<主催>
京都市(産業観光局農林振興室農林企画課)
〒604-8571京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488

<事務局>
KYOTO Agri-Business Café事務局(運営:株式会社マイナビ)
E-mail:agri-business-cafe_kyoto@mynavi.jp

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