DEEP VALLEY Agritech Award 2019 アーカイブ|マイナビ農業

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DEEP VALLEY Agritech Award 2019 アーカイブ

深谷からはじまる。
農業イノベーションの主役たちへ。

DEEPVALLEY Agritech Award 2019DEEPVALLEY Agritech Award 2019

ディープバレーアグリテックアワードとは

深谷市の農業が抱える課題に対し、自社の独自技術、アイデア、ビジネスモデルで解決しようという意欲溢れる企業を広く募集し、優れたプランについては実際に事業化していこうというプロジェクトの記念すべき第一回開催が『ディープバレーアグリテック アワード2019』です。

ファイナルステージの様子

表彰受賞特典

出資賞金総額

1000万円

  • プロダクト部門 最優秀賞
  • コンセプト部門 最優秀賞
  • 協賛企業賞
2019
WINNER

受賞者インタビュー

各部門の最優秀賞受賞者・協賛企業賞受賞者にインタビューしました。

2019
FINALIST

ファイナリスト紹介

プロダクト部門

株式会社 land link

株式会社 land link

蓮見 知章

野菜の価値を最大限に高める新しい加工のカタチ

『ベジセーフ』は99.9%の純水と0.1%のカリウムで構成された「還元型アルカリ電解水」です。食材表面についた残留農薬や汚れの除去、アク抜き、鮮度保持、除菌などの働きがあり、より安心しておいしく野菜を召し上がっていただくことが可能です。もちろん農薬フリーの有機無農薬栽培が理想ですが、日本には農薬を撒き続けた歴史があるため、ほとんどの農地では有機無農薬栽培はできません。いかに現行の慣行栽培で育った野菜を、安全だと思って食べてもらえるかがカギとなります。高齢化が進み、野菜を買ってきても食べきれず廃棄されることも多いでしょう。カット野菜であれば、形の悪い野菜でも加工して使えるので無駄がありません。カット野菜の加工工程に『ベジセーフ』で洗う工程を組み込んで、『FUKAYACUT』(仮称)として売り出せば、信用力もあり普及が加速すると思います。

株式会社 ファーマーズ・ガイド

株式会社 ファーマーズ・ガイド

中島 慶人さん

農業者と生活者をつなぐエンゲージメント・プラットフォーム『チョクバイ!』

2018年の6月に会社を設立し、9月に日本全国の直売情報を網羅することを目指す『チョクバイ!』のサイトをオープンしました。『チョクバイ!』はECサイトとは異なりネット内で完結するのではなく、身近なリアルな店舗に足を運んでもらうための情報サービスです。マーケティングのすべてを農家さんが担う形ではなくて、地域の生活者と一緒にそれを実現していこうという部分が新しい点です。生活者はお気に入りの直売所のページに「応援コメント」を寄せることができます。2019年に開始した「スタンプサービス」は、スマートフォンでQRコードを読み込むと台紙が現われて、店頭に用意したスタンプを押すとポイントが貯まる仕組み。ポイントが貯まると抽選でクーポンがもらえたり、アドレスを登録するとメルマガが届き、商品やイベント情報を入手できるので来店促進につながります。生活者と直売所のやり取りがもっと面白く、活発になれば、地域そのものの活性化にもつながっていくはずです。

コンセプト部門

株式会社 オリエンタルコンサルタンツ

株式会社 オリエンタルコンサルタンツ

添田 信行 さん

企業による経営継承型農業参入事業 ~Value Devolution in Deep Valley~

深谷市の農業の課題は、やはり新規就農する際の農地、機械、技術などの経営資源をどう獲得するかと、高い栽培技術を次世代にいかに継承するかという2点だと考えます。この解決策として、まずはオリエンタルコンサルタンツ自身が農業法人を設立し、生産及びマネジメント人材と資金を準備することにしました。農業機械や施設は再利用し、栽培技術はベテラン農家に指導料を払って伝授してもらいます。教わった技術は栽培マニュアルを作成し、見える化します。ベテラン農家と新規就農者がチームとして機能することで、高い栽培技術を継承することができます。現在は準備段階で、私が農家でネギとブロッコリー栽培の基本的なことを学んでいるところです。聞けば聞くほど農業の技術は奥が深いことを実感し、本当にプランを実現できるかというプレッシャーも感じますが、必ずやり遂げたいと思います。

審査員紹介

審査員長小島 進

深谷市長

小島 進

現在3期目。関東有数の農業都市の市長として積極的に農産物の トップセールスを行うほか、農業課題解決のため アグリテック事業の推進に取り組む。

渋澤 健

渋澤 健

渋沢栄一 玄孫。 シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長。経済同友会幹事。著書に『渋沢栄一 100の訓言』など。

野口 伸

野口 伸

北海道大学大学院農学研究院副研究院長・教授、内閣府SIP「次世代農林水産業創造技術」プログラムディレクター。スマート農業に関する研究に従事。

須永 珠代

須永 珠代

株式会社トラストバンク代表取締役。2012年、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を立ち上げる。著書に『1000億円のブームを生んだ考えぬく力』など。

佐川 友彦

FARMSIDE works代表/阿部梨園マネージャー1984年生まれ。
東京大学農学部、同農学生命科学研究科修士卒。 外資メーカーの研究開発職を経て、2014年より阿部梨園に参画。生産に携わらず、代表阿部の右腕業を務める。

浪越 隆雅

株式会社マイファーム 専務取締役

石澤 清治

ふかや農業協同組合 代表理事組合長

今井 一二

埼玉岡部農業協同組合 代表理事組合長

松本 博道

花園農業協同組合 代表理事組合長

主催・後援
主催:埼玉県深谷市
後援:農林水産省、埼玉県
協力:埼玉グランドホテル深谷
推進パートナー
ふかや農業協同組合、埼玉岡部農業協同組合、
花園農業協同組合、深谷商工会議所、ふかや市商工会、
学校法人智香寺学園埼玉工業大学、
株式会社トラストバンク、株式会社マイナビ

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