ディープバレーアグリテックアワード2019 シタラ興産賞(協賛企業賞)

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ディープバレーアグリテックアワード2019 シタラ興産賞(協賛企業賞)

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お知らせ

手書きより使いやすいITサービスで日本農業のレガシーを未来へ受け継ぐ

株式会社 SUNYSIDE 代表取締役 河田 晃範(かわた・あきのり)さん

インタビュー

2019.11.28

株式会社SUNYSIDE
ユーザーを巻き込みながら使い勝手に磨きをかける

「とても嬉しいと同時に、受賞したからにはコンセプトを具現化する責任で身の引き締まる思いです」。株式会社SUNYSIDE 代表取締役の河田晃範さんは受賞の喜びをかみしめました。

生産活動PDCAのサポートをメイン機能として、その先に事業承継サポートを見据えたWebサービスである『ねぎテック』を提案しました。農業のIT化によって業務効率や品質の改善・向上、事業引き継ぎの円滑化をサポートします。 「事業承継がうまくいかない」「農家のなり手がいない」「耕作放棄地が増えている」など、昨今の農業を取り巻く問題を解決するため、2つ手法を提案しました。1つ目はノウハウのクラウド管理。これにより、人づてでは忘れられていたかもしれない貴重な栽培ノウハウが蓄積・共有されるようになり、キャリアに関係なく熟練者レベルでの改善に取り組むことができます。
2つ目は、農地や機械・施設だけではなく、ノウハウをセットにした事業継承。これまでの事業継承は畑や農機具だけを売却する場合が多かったのですが、ノウハウとセットで譲渡することができれば、引き継ぐ側は売却価格をアップできます。承継する側も熟練者のノウハウがあれば失敗リスクが軽減されるため、新規就農のハードルを下げる効果を期待できます。
ノウハウを集めるためのツールである『ねぎテック』の開発にあたっては、農業者が必要としている情報や、現実的に毎日の入力が可能かを擦り合わせながら、入力画面の設計を進めています。

実家は深谷のねぎ農家。年々畑が減少していく光景を眺めながら、日本農業の衰退に危機感を持っていたそうです。実家を継いだお兄さんや地元農家と語り合う中で、大規模経営の農業生産法人や海外の安い野菜と勝負するには、品質にこだわるべきだと実感。「人づてに受け継がれてきた熟練者のノウハウは日本の農業界全体で共有すべき」と今回のコンセプトを考えました。
「このコンセプトを必ず実現させ、日本農業のIT化を一気に加速させたいですね」。受賞式を終えた会場で決意を新たにする河田さんでした。

株式会社 SUNYSIDE
【所在地】
東京都渋谷区代々木1-25-5
【主な事業内容】
ビジネスデザイン事業
アグリ事業

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