DEEP VALLEY Agritech Award 2020 シタラ興産賞

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DEEP VALLEY Agritech Award 2020 シタラ興産賞

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DEEPVALLEY AGRITECH AWARD 2020DEEPVALLEY AGRITECH AWARD 2020

シタラ興産賞
『「強い農業」を実現するスプラウトガーリック植物工場を深谷から世界に!』
今林丈二さん

今林丈二さん

深谷発、食糧危機を救う「強い農業」のビジネスモデルを世界展開

「パンデミック下のオーストラリアからリモート参加している自分が受賞できるとは思いませんでした。本当に嬉しいです」。今林丈二さんは、ガッツポーズで喜びを表しました。2011年に渡豪して以来、日本企業と豪ビクトリア州政府の「植物工場野菜栽培プロジェクト」などに従事。豪州を拠点に農業ビジネスコンサルタントとして活動する今林さんが提案するのは「強い農業」です。

近年の異常気象がもたらす洪水、山火事、干ばつ、サバクトビバッタによる農作物被害、パンデミックによる人手不足で、通常の食糧生産が機能せず、世界中に深刻な食糧危機が迫っています。だからこそ、「強い農業」を世界展開するために、リモートツールを活用して深谷市とオーストラリアで「スプラウトガーリック」を栽培実証して世界に発信します。

「農業は天候に最も左右される産業です。オーストラリアは山火事や水害、日本は台風や豪雨に見舞われ、そのたびに農業者は育てた作物を収穫できずに悔しい思いをしています。マイナス要素から農業を守り、勝つビジネスモデルを作りました」と今林さん。それは、「スプラウトガーリック植物工場事業」を通じた新たな農業ビジネスモデルの展開です。

今林丈二さん

スプラウトガーリックは、ニンニクのりん片を栽培した発芽野菜です。まだあまり市場流通していないため差別化しやすく、機能性、パンデミック商品、フードロス削減、フランチャイズモデル、海外展開型の農業など、多くの付加価値をつけることができます。栽培に移動可能な中古の海上コンテナを使用して導入コストを抑え、1~2人の作業者による運営、太陽光発電や雨水利用で低ランニングコストを実現。植物工場のデメリットを改善して実用的かつ初年度から利益が出る栽培システムとして普及させます。

「私は埼玉県の出身です。野菜の町・深谷市に事業を紹介して新たな付加価値をつけ、日本の深谷とオーストラリアの方々と協力しながら盛り上げていきたいです」と今林さん。深谷から発信するアグリビジネスモデルで、世界的な食糧危機の解決に挑みます。