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DEEP VALLEY Agritech Award 2022 現場導入部門最優秀賞

日本の農業を変えるイノベーターよ、深谷集え!

Agritech Award 2022
WINNER INTERVIEW

現場導入部門 最優秀賞受賞企業インタビュー

現場導入部門最優秀賞
株式会社TOMUSHI 石田陽佑さん

『廃棄物は宝の山!!持続可能な儲かる農業!!』

株式会社TOMUSHI

有機廃棄物を資源化、カブトムシが社会課題を解決する

「面白い・夢があると市長に講評をいただき、僕らもカブトムシも大喜びです」。株式会社TOMUSHI代表取締役CEOの石田陽佑さんは、表彰式の壇上で喜びを噛みしめました。

子どもの頃からカブトムシが大好きだった双子の兄弟で、カブトムシの飼育・ネット販売事業を立ち上げたのは今から3年前。カブトムシのエサが害虫被害に遭い、銀行などの紹介もあって地域の有機廃棄物を利用する技術を開発したことが、「昆虫の力でゴミを資源化し、世界の食料不足を解消する」というサステナブルな事業モデルの発端です。

廃棄物をカブトムシのエサにするコア技術で、農業有機廃棄物を分解して畜産飼料・肥料に資源化。カブウトムシ自体も食用たんぱく源とすることで、農家の所得を向上させる仕組みづくりが、現場導入部門の最優秀賞に選ばれました。

株式会社TOMUSHI

「たんぱく源や飼料で儲けるには時間が必要です。プレゼンでは今すぐ利益が出せるカブトムシの販売やゴミ処理でマネタイズをしていく必要があることもうまく伝える工夫をしました。例えば、カブトムシを通してSDGsを学べるイベントを開催することなどを提案しました」とプレゼンを振り返ります。既存の事業で利益を出して、将来は昆虫食や飼料・肥料生産でも利益を出すための投資で、経営も循環させるビジネスモデルが共感を得て、最優秀賞に選ばれました。

株式会社TOMUSHI

「カブトムシが世の中の問題を解決するヒーローとして、世界で活躍できたらロマンがありますよね」と石田さん。深谷市からイベントや飼育ができる施設の紹介を受け、すぐに有機廃棄物の分解に着手する予定です。「2023年の夏に向けて地域活性化や子どもたちのSDGsの勉強の場を準備していきたいです。深谷市には実証実験のフィールドがすべて揃っているので、これからできることを想像してワクワクしています。地域に貢献して利益を生み出し、仕組みを実用化していきたいです」と、笑顔で抱負を話してくれました。

企業情報

企業名株式会社TOMUSHI

所在地
〒017-0882 秋田県大館市鉄砲場81-3