北海道空知地方北西部に位置する『北竜町』は、人口約1,700人の本当に小さな町です。その中には、日本最大級のひまわり畑、豊かな山々、清らかな清流、そして先人達による確かな経験と知識に基づく安全安心な農業が営まれています。新規就農者には、初期投資が比較的抑えられる特産品の『ひまわりすいか』『ひまわりメロン』の栽培を推奨しており、充実した支援制度でバックアップを致します。時間を掛けてじっくりと研修に励み、親方と二人三脚で汗を流し作物と向き合ってみませんか。
既に2名の新規就農者が、独立経営をされており、現在、1名が独立経営を目指して研修中です。
小さな町ですが、役場や農協の人たちだけでは無く、お隣さんや周りの農家さんも、きっと手を 差し伸べてサポートしてくれます。 あなたも北竜町で農業をはじめてみませんか。
新規就農研修(指導農業士の元でスイカやメロンなどの栽培)
新規就農研修
概ね2年間
4月頃が望ましい
1~2名
1.年齢が概ね22歳以上50歳未満で心身ともに健康な方で「農業を職業にする」という強い信念と情熱を持ち、就農までに必要な自己資金を用意できる方
2.農村の一員として、積極的に地域行事に参加し、より良い人間関係を築き、地域住民とのつながりを構築できる方
3.農業を生業とすることに家族の協力と理解が得られる方
4.自動車免許を取得している方
北竜町に限らず、北海道の農村は車社会です。買い物、病院等へと自動車なしでは、非常に不便でストレスを感じることになります。
新規就農希望者は、研修生住宅に入居することができ、指導農業士のもと就農研修に励んでいただきます。
例)スイカ栽培研修
2月 ハウスの除雪作業、ビニール掛け
3月 播種作業・育苗作業・定植作業
4月 定植作業・管理作業(整枝・つる直し)
5月 管理作業(整枝・つる直し)
6月 管理作業(剪定・つる直し)、着果棒、収穫作業、選果作業
7月 着果棒、収穫作業、選果作業
8月 収穫作業、選果作業
9月 堆肥散布、ハウス後片付け
繁忙期を超えると比較的、ご自分の時間をとりやすい為、特に冬期に趣味がある方は没頭できます。
基本的に研修中の、生活にかかる衣・食・住は自己負担となります。
但し、研修中の活動謝礼の支払いや、住宅家賃の助成制度など生活面の支援も充実しています。
研修が正式に開始する段階で、国の農業次世代人材投資事業(準備型)の申請を行います。
北竜町地域担い手育成センターが中心となり、北竜町役場の集落支援員がワンストップの窓口としてサポートをします。
指導農業士、普及センター、農業委員会、農協職員等、各分野の専門のスペシャリストが強い味方となって、就農に必要な営農技術・経営力をサポートします。
研修終了後もサポート体制は維持し独立・自営の経営者には、国の農業次世代人材投資事業(経営開始型)の申請を行います。
農地の取得や農地の賃貸借に関しては、農業委員会が中心となり優良農地の斡旋を行います。
1.借入した制度資金の1/10を借入翌年度から5年間助成(上限250万円)
2.農用地に係る固定資産税相当額を最初に賦課されてから3年間助成
3.居住用として購入した中古住宅の修繕に係る費用の1/5を助成(上限250万円)
4.メロン・すいかの栽培ハウス設置金額の80%を助成(JA50%:北竜町30%)
新規就農者の不安に寄り添った助言や提案をしながら、本町への確実な定着を図ります。