宮崎県央エリア

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宮崎県央エリア

県央エリア

【県央エリアについて】政治経済、観光、
交通の要所であると同時に
広大な平野を
生かした農業地帯でもある

宮崎県の中央部に位置する県央エリアは県庁所在地宮崎市をはじめ、日本最大級300有余基の「西都原古墳群」のある西都市、約8割が森林で占められた綾町、アオウミガメが上陸する新富町、6次産業化や加工業が盛んな川南町など10の市町村があるエリアです。宮崎平野に属する広大な平野があり、西部には広大で急峻な九州山地が広がります。山麓から海岸線に至るまでゆるやかな丘陵地帯を形成しており、そこを流れる河川は九州山系に源を発する大淀川をはじめ複数あり、流域沿いには広大な水田地帯と畑地帯が形成されています。東側は日向灘を望み、釣りやサーフィンスポットが点在しています。宮崎市には県外との窓口となる宮崎ブーゲンビリア空港や宮崎県庁などの公共施設、青島などの観光スポットがあり、プロ野球のキャンプ地としても知られています。

【県央エリアの農業について】ICTを生かした
次世代農業や6次産業化、
輸出などチャレンジ精神
旺盛なエリア

県央エリアは施設園芸を中心とした県内有数の農業地域です。土地が平坦で消費地と生産地が近接していることも魅力の一つです。宮崎市近郊では冬季の温暖な気候を生かした野菜、花きなどの施設園芸を中心に、露地野菜、水稲、果樹、畜産などの多様な農業生産が行われています。海側のエリアではきゅうり、ピーマン、マンゴーなどの施設園芸やスイートコーンなどの露地野菜、ぶどう、みかんなどの露地果樹などの生産が盛んです。冷凍野菜加工場や漬物、ジュース等の大型加工施設も整備され、にんじん、ほうれんそうなどの加工・業務用野菜も作付けされています。高度な生産管理技術を活用した次世代施設園芸団地などがあり、国内外の競争に対応した収益性の高い農業経営を目指しています。

【就農者の横顔】長崎の警備会社
からUターン。
西都市就農支援
システムによる
就農第1号として
順調にスタートを切る。

熊谷さんは農業高校を卒業し、北海道で2年間農業研修を受けた後、長崎の警備会社に10年程勤めました。しかし、農業への夢を捨てきれず、「西都市就農支援部会」発足をきっかけにその第1号に手を挙げました。経営作物のピーマンはまだ収穫が始まったばかりですが「自分の手で育てた作物を『みんなにおいしく食べてもらいたい』と思えるのでやりがいがあって楽しい」と語ります。年間サイクルは7~8月で土作りなど準備に始まり、9月に定植、10月以降は翌年の夏まで収穫が続きます。収穫したピーマンを自分で食べてみた熊谷さん、「初年度にしては甘くておいしいピーマンができました」と笑顔を見せます。

熊谷一人さん

34歳。ピーマンを生産。長崎県で警備会社に8年間勤務後Uターン就農。
西都市就農支援システムによる就農第1号。ジョギングが日課。

初年度の売上目標は800万円ですが、順調にいけば達成可能な数字だと予測します。作付面積は現在15aで、当面はグリーンピーマン1本で勝負し、数年後に20a、30aと増やしていく予定。「軌道に乗ったらいずれカラーピーマンにも挑戦したい」と熊谷さん、今後の課題は作業を簡素化して効率を高めることと、できるだけ農薬を使わない栽培方法を確立することと語ります。生活面では会社員時代よりも起床時間は早くなりましたが、マイペースで仕事ができる点が自分には合っていると熊谷さん。以前は一人暮らしで外食中心でしたが、今はほとんど家で食べ、ご近所からの差し入れで食材にも困らないと言います。最後に「就農を目指すみなさんには漠然とでもいいので自分なりのビジョンを持って取り組んでほしい。そうすればきっと毎日が楽しくなると思います」と応援のメッセージで締めくくりました。

  • オフタイムについて

    農作業の合間にひとっ走り。
    コスモスの中を颯爽ジョギング

    ジョギングが趣味。作業を午前中に終えると着替えて近郊の西都原(さいとばる)までひとっ走り。春は桜や菜の花、秋はコスモスが楽しめる。西都原古墳群は日本最大級300有余基の古墳が集まった公園。

  • 農作業のこだわりについて

    農家の朝は早い。
    少しの変化も見逃さないことが大切

    11月の場合、朝は6時半から作業を開始。まずピーマンの木の状態や土壌の水分状態などを注意深く観察して回る。葉っぱや土を目で見て、手で触って状況を判断し、必要に応じて水や肥料を与える。