宮崎県北エリア

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宮崎県北エリア

県北エリア

【県北エリアについて】農業、水産業、商工業など
多彩な表情、
高千穂郷・椎葉山地域は
世界農業遺産に認定

県北エリアは東側に日向灘を望み、北は大分県、西は熊本県に接する地域です。高千穂町など西側の西臼杵地域は山間部で、夏は冷涼、冬は寒冷な気候で、積雪することもあります。一方延岡市、日向市など大消費地かつ商工業都市がある東側は、平野があり比較的温暖な気候となっています。このように同じ県北エリアでも気候や地形が多様なため、その条件を利用してさまざまな農産物が生産されています。農業以外には、日向市の海岸ではサーフィン大会なども開かれ、海の駅では新鮮な海の幸が味わえるほか、柱状節理の断崖絶壁で有名な馬ケ背などの観光スポットも人気です。高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村からなる高千穂郷・椎葉山地域は、伝統的な山間地農業や美しい景観、さらには伝統文化等が評価され、2015年12月に世界農業遺産に認定されています。

【県北エリアの農業について】美しい棚田など
山間部の地形や
夏季冷涼な気候を
生かした多様な農業

東側の延岡市や日向市などは、商工業都市に近接する優位性や高速道を生かした収益性の高い農業を目指しており、肉用牛や水稲のほか日向夏、へべす、きんかんなどの柑橘類やミニトマトなどの施設園芸が盛んです。また、門川町には農商工連携による野菜工場のように新たなビジネスモデルの創出なども進んでいます。一方、西側の西臼杵地域は水稲と肉用牛を中心に、野菜や花き、果樹を組み合わせた多様な農業経営が展開されています。世界農業遺産に認定された高千穂町などでは集落による共同管理により、先人の築いた用水路や棚田等の美しい景観を維持するなど地域の担い手が守り育てる魅力ある農業・農村づくりが進められています。

【就農者の横顔】半導体製造
オペレーターから
ミニトマト農家へ
兄弟で協力し合って
収量アップを目指す。

前職では半導体製造会社で12年間、生産ラインのオペレーターをしていたという黒木さん。リーマンショックを機に先行きに不安を感じて転職を決断しました。同じころに兄の直人さんがミニトマト栽培を始めており、4年間はその手伝いをしていました。やがて自分のやり方次第で味や収量が変わり、手腕によって収入の増減が決まる農業の魅力にひかれるようになり、独立就農を決断。貯金はほとんどなかったため、就農時に日本政策金融公庫の「青年等就農資金」などを活用して事業をスタートしました。“兄と比べて自分は器用なほう”と感じていた黒木さんですが、ピーク時の11月や4〜6月は休み返上で作業をしてもなかなか収穫が追いつかない豊作で、「想像以上に大変というのが実感です」と語ります。

黒木靖男さん

39歳。ミニトマトを生産。半導体製造業を離職してのUターン就農。
兄の施設で雇用研修実施後、独立。ゴルフと磯釣りが趣味。

黒木さんはこれまでにミニトマトの収穫を3旬経験。自己の目標となる収量に達するよう努力中です。ミニトマトは色や形が揃わないと商品にならないため、日頃の観察を欠かさず、病害虫対策などを地道に続けています。現在のハウスの作付面積は21aで、室内の温度管理や水と肥料の供給をすべて自動で行うシステムも設置しています。まずはこの広さでいかに収量をアップしていくかが課題。地元のJA日向では、巡回指導やいろいろな品種を試しながら、収量アップや品質向上のための支援をしています。また、研修会や定期的なイベントの機会に品種や、技術の情報提供などを行うほか、トレーニングセンターを整備して就農希望者がさまざまなサポートを受けられる体制を整えています。

  • オフタイムについて①

    海岸までは車で5分。
    釣ったイカはその日のおつまみに

    自宅から近くの海までは車で5分。磯釣りのポイントが多いため、仕事の合間などにはしばしばイカ釣りを楽しむ。持ち帰ったイカはさばいて晩酌のお供にし、夕飯は奥様、4歳、2歳、0歳の子供たちとにぎやかに。

  • オフタイムについて②

    仲間との平日ゴルフを
    リーズナブルな価格で楽しむ

    昔からの仲間や同級生との平日ゴルフも楽しみのひとつ。首都圏などに比べて安くラウンドできるのが宮崎ひなた暮らしのいいところ。