イチゴ農家 渡邉泰典さん

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イチゴ農家 渡邉泰典さん

農業で生きていく

PEOPLE

先輩就農者の暮らしは?

(株)CdeF代表取締役
日南ベリーパーク代表(宮崎県 日南市)

渡邉泰典さん

(株)CdeF 代表取締役
日南ベリーパーク代表。
イチゴとキクラゲを生産。東京都東村山市よりIターン就農。マイナビ農業でも紹介中。

大学を中退して
宮崎にIターン就農。
将来は規模を拡大し、
観光農園を目指す。

就農のきっかけ
素敵な人々と農業体験で
運命的な出会い

学生時代に「eat happy」という農業に関わるサークルに入ったのがきっかけで農業の魅力に気づきました。夏休みや春休みには長期で地方の農家を回ったりしていたのですが、自転車で九州一周した時に、日南市北郷町に立ち寄りました。農業体験を通じてすっかり町の人々の虜になり、4年生の夏には大学を中退して東京からこちらに移住しました。持参金は20万円。師匠だった先輩農家の下で働いて資金を貯め、足りない分はクラウドファンディング方式でお客様に事前に予約購入いただく形で補完しました。イチゴ農家を選んだのはイチゴの場合、そのまま口にするため差別化しやすいことと将来観光農園を始めたいと考えたからです。10年間放置されていたハウスを格安で購入し、トラック3 台分くらいのゴミを一人で片づけて、イチゴ作りを開始しました。

私の目指す農業経営
販路は100%直売。
自分の足で開拓

今年で3作目ですが、1年目にうどんこ病で葉っぱが真っ白になっていた時は相当落ち込みました。自社ブランドは「クラウンベリー」で販売方法はすべて直売。5割が近隣のスーパー、3割が畑で直売、2割がネット販売による県外発送です。妻のサポートもあってこれまでのところ無借金経営を続けています。現在はすべて一人で作業を完結する形ですが、将来はITでデータを蓄積して再現性のある農業を目指し、現場を他の人に任せ、自分は経営にシフトしていきたいと考えています。2018年からは比較的手のすく夏場にキクラゲ栽培も始めました。イチゴも観光農園もしょせん師匠の二番煎じ。キクラゲならまだ県内で周年栽培に誰も取り組んでいないから一番を取れると思いました。スーパーの空き店舗を借りて栽培棟を作り、これから本格的に生産を開始する予定で、中華系外食などの販路も開拓中です。今後、土地を買い足して、品目もブルーベリーやラズベリーと増やしていき、将来は観光農園で回せる仕組みを作ろうと計画しています。

就農希望者へのメッセージ
就農を飛躍のチャンスに

人があたたかく「ようこそ」感いっぱいなのが北郷町の魅力。最近は脱都会というより、ビジネスチャンスを求めてくる人が多いと思いますが、実際、そういう人のほうが長続きします。ぜひ、ネガティブではなくポジティブな姿勢で農業に取り組んでいただきたいですね。自分は大道芸が特技ですが、何か自分の得意技があると町に溶け込みやすいと思います。

  • 私生活について

    待望の第一子誕生。
    無言のプレッシャーも

    マンガやチョークアートを手掛ける奥様(マイナビ農業「宮崎に移住した農家の嫁日記」参照)との間に最近第一子が誕生したばかり。「もっと頑張れという嫁の無言のプレッシャーを感じます」と渡邉さん。

  • 地域との交流について

    芸は身を助く。
    バルーンをきっかけに仲間入り

    特技がバルーンアートと皿回しの大道芸。地域の敬老会や子供会で披露するとお年寄りや子供たちに大うけ。お祭りなどにも呼ばれるようになり地域に溶け込むきっかけづくりにもなっている。

みやざき就農希望者発掘事業
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