宮崎県西エリア

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宮崎県西エリア

県西エリア

【県西エリアについて】高原のふもとに展開する
広大な田園風景
満天の星や
癒しの温泉宿に感動

宮崎県の南西部に位置する県西エリアには都城市、小林市、えびの市、三股町、高原町があります。北部が九州山脈、西部が霧島連山、東部が鰐塚山系に囲まれた広大な山間盆地を形成しており、大淀川水系の大小の河川が流れ、流域の平坦部一帯が水田地帯となっています。こうした地理的要因が、おいしいお米を生み出し、霧島地区の「ヒノヒカリ」は宮崎県で初めて米食味ランキングで「特A」ランクを獲得しています。また、生駒高原、えびの高原には夜、美しい星空が広がり、京町温泉など癒しの観光スポットもあって、豊かな田舎ぐらしを満喫できます。

【県西エリアの農業について】湧水など豊富な
農業資源を活用し、
儲かる農業へ向けて
新規就農者の
経営定着を支援

西諸県地域の小林市、えびの市、高原町は農業産出額の7割が畜産で、冷涼な気候を生かした野菜や花きの生産、稲作や果樹など多彩な農業が展開されています。北諸県地域の都城市、三股町は農業産出額の約8割が畜産で、このほか野菜やいも類、水稲などの生産が盛んです。特に都城市は市町村単位での農業産出額が全国3位、そのうち牛・豚・鶏などを合わせた畜産の農業産出額は全国1位を誇ります。現在、「儲かる農業」の実現に向け、加工・業務用野菜やマンゴーなど高付加価値品目への転換、それを実現する畑地かんがい施設の整備などが進められています。さらに地域の農業を牽引する新規就農者・農業後継者などの就農準備や早期の経営定着を総合的に支援する活動を強化しています。

※農林水産省「平成28年市町村別農業産出額(推計)」より引用

【就農者の横顔】おいしい野菜づくりを
目指して就農決意。
「みやざき農業実践塾」で
ゼロから農業を学ぶ。

以前は重量物の輸送を手掛ける会社で事務関係の仕事に就いていた齊藤さん。ある時、宮崎市内の和食のお店に行ってミニトマトを口に入れた瞬間、「こんなにおいしい野菜があるんだ」と驚いたそうです。独自の農園を所有しているお店で「自分もこんな野菜を作ってみたいな」と思ったのが就農のきっかけになりました。兼業で果樹園を営む父親に相談すると、県の「みやざき農業実践塾」を勧められ、その内容を確認したところ、実技指導中心で実践的なところが自分向きだと感じて入塾。何もない真っ白な状態からのスタートだったため、「ゼロから栽培技術や経営のイロハまで1年間、実践を通じて徹底的に鍛えていただきました」と語ります。

齊藤眞直さん

34歳。きゅうりを生産。みやざき農業実践塾卒業。両親が兼業で果樹を栽培。
2017年度に自宅近くにハウスを建て就農。

2017年にそれまで学んできたきゅうりで就農しましたが、運悪くいきなり台風に遭遇してしまいます。ビニールやパイプなどの資材が破損したため、定植が約1カ月遅れてのスタートに。その後は順調に育ち、初年度に計画していた目標の7割程度の収量を確保できました。「まずは無事に出荷できたこと自体がうれしかったですね。食べてみるともう少し水分が必要かなとか課題はたくさんありますが、一つひとつクリアしていきたい」と齊藤さん。「年々、栽培管理の技術を高めていき、早めに目標を達成したい」と意欲的です。2年目の今年、温度や湿度を測るモニター装置や炭酸ガス発生装置を導入するなど、理想的な環境制御技術に挑戦し、増収を目指します。

  • 家族について

    両親が果樹園を経営。
    きゅうりづくりも側面支援

    実家は祖父の代から果樹園を営む。ブドウと梨を育てる両親も手が空いている時期には、喜んで作業を手伝ってくれる。子供がまだ小さいため奥様は主に家事、子育てに集中。

  • 栽培技術について

    目指すは収量アップ。
    温度管理、湿度管理を徹底

    収量アップに向けて温度管理、湿度管理、水分管理、病害虫対策など一つずつクリアしていく。近々、プロファインダーという温度・湿度のモニタリングができる装置を導入予定。