今の経営を立て直すには、両親だけでは手が足りません。家族の結論を実現するため、木村さんは会社を退職して家業を手伝うと決断しました。
木村さんが参入し、3年経った今では搾乳を任されるように。経営は徐々に回復。牧場は、栄養価の高いデントコーンの作付面積拡大に挑戦。現在は飼料の大半を自家生産でまかなっています。「酪農は自分たちだけでは成り立たない。たくさんの人のおかげ。感謝を忘れないように。母はいつも言うんです。本当にそのとおり。今日、私が笑顔でいられるのは、たくさんの人に支えてもらえているから。」
木村さんは酪農協の青年部に加入し、たくさんの先輩たちから歓迎され、相談に乗ってもらっています。牛の健康や安全な出産は、獣医師の方のおかげ。家族で一緒に過ごせる日があるのは、酪農ヘルパーの方のおかげ。多くの人が木村さんの決断を後押しし、それが経営の回復にもつながっていったのです。「おかげで牛たちの健康を維持でき、自分たちが飲みたい、みんなに飲んでもらいたい牛乳を生産できています。」昨年は、質の良い生乳の継続生産を達成し、表彰も受けました。いつかは自分も誰かの力になりたいと、木村さんはより多くの仕事を覚え、日々成長しています。「機械の運転を覚え、経理や経営も学んでいます。まずは両親を安心させたいですね。大切な家族と牛たちと、ずっと笑顔で過ごせるよう、頑張りたいと思っています。」