深瀬 貴範さん

農業キャリアコンサルタント
AKUSYU（アクシュ）代表

1985年株式会社リクルートフロムエー（現(株)リクルート）に入社。人事マネージャーとして主に自社の新卒・中途採用を担当、また営業として東日本営業部の部長などを経験。
2011年より農林水産省に向けて農業人材の確保について提案。その後地方創生や地方の農業人材確保に取り組み2013年から農林水産省補助事業「新・農業人フェア」の責任者を担当。2020年に株式会社リクルートを定年退職後、現在は「新・農業人フェア」のセミナー、地方行政の農業活性化事業に関わる。2024年4月に「難しいことはわかりませんが、50歳でも農業を始められますか？」を淡交社より出版。

丹野 朝香さん

朝の香ファーム

新しく女子ソフトボール部が創設されるということで、2004年山形を飛び出し千葉県の清和大学に入学しました。大学卒業後NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブに入団し、1年で湘南ベルマーレを引退し、群馬県のまるか食品（株）入社（ペヤング女子ソフトボールチーム）。３年で戦力外通告をうけ地元山形県に戻り、農業を始めました。縁があり山形県北部に位置する北村山郡大石田町の米農家さんのところで研修をしましたが、研修後独立して大石田町が属する北村山郡特産の尾花沢スイカをメインに作っております！！

小葉 松真里さん

フリーランス農家

北海道帯広市出身。2019年から土地と家を所有しないフリーランス農家としてオリジナルの農業スタイルを実践。主に夏は北海道、冬は沖縄を拠点に農作業、商品開発、農業ライター、地域のコーディネーターなど農業とさまざまな仕事を掛け合わせ、労働力不足など農業の課題解決につながることを生業にしている。全国38都道府県を渡り歩き、300軒以上の生産者と出会う。年間300日近くホテルやゲストハウスを住まいとしている。マイナビ農業で「フリーランス農家の全国放浪記」を連載中。11月中旬に書籍を出版予定。

青木 真矢さん

アオニサイファーム代表
株式会社ファストユニオン代表取締役
合同会社ワニナルプロジェクト代表

京都芸術大学卒業後、18年間広告デザインの世界で過ごし、40歳にして異業種から新規就農。
京都のブルーベリー観光農園の立ち上げから携わったノウハウを活かし、ブルーベリーの日本三大産地である茨城県つくば市にてブルーベリー観光農園や通年営業のカフェを併設するアオニサイファームを立ち上げ、2023年6月にグランドオープン。
行政や企業と連携を取りながらつくば市をはじめとした地域社会への貢献活動と、デザイナーとしての経験・スキルを活かした新しい農業のカタチづくりを追求し続け、その一環として講演活動やイベント運営等を行っている。

青沼 光さん

株式会社clover farm

広島の非農家出身ながら、夢だった酪農家になるために右往左往しながらも2015年に富山県高岡市で第三者継承により7頭の乳牛と牛舎を引き継ぎclover farmを開業。
HAPPY DAIRY COWSを理念に100年先も日本や世界の酪農が継続する事を目指し、R5年に牛舎を新築し165頭へ規模拡大をすると共にR6年に株式会社clover farmへ法人化。現在は地域ぐるみで農地活用方法を見直し飼料生産に挑戦している。今後は人材育成を始め第二牧場や飼料生産基盤の強化と飼料の二次加工や流通拠点の整備だけでなく、社会全体の資源循環に酪農を用いるために、農村だけでなく市街地との連携を模索している。

久松 達央さん

株式会社久松農園 代表取締役

慶応義塾大学経済学部卒業後、帝人㈱を経て、1998年に農業に転身。年間100種類以上の野菜を自社で有機栽培し、個人消費者や飲食店に直接販売するDtoC型農業を実践。生産・販売プロセスの合理化と独自のブランディングで、経営資源に恵まれなくとも、補助金や大組織に頼らずに少数精鋭のチームが自分の足で立つ「小さくて強い農業」を標榜する。他農場の経営サポートや自治体と連携した人材育成も行っている。著書に『キレイゴトぬきの農業論』(新潮新書)、『小さくて強い農業をつくる』（晶文社）『農家はもっと減っていい～農業の「常識」はウソだらけ』（光文社新書）