新・農業人フェア

独立就農

一度は諦めた移住就農。運命の出会いで念願の農業デビュー!

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中里 早紀子(なかざと・さきこ)さん 
プロフィール

中里 早紀子(なかざと・さきこ)さん プロフィール

兵庫県出身。出版社や広告代理店で13年間忙しい日々を過ごすなか、長期的な働き方や生活を考えるように。以前から好きだった高知県へ移住することを決意し、農業を営んでいたご主人との結婚を機に2018年に就農。夫婦で無農薬・有機肥料栽培をしながら、養蜂や地鶏の土佐ジローも飼育しています。

作っているもの
野菜(多品目)

働いている場所
中里自然農園

Q1.農業を始めたきっかけは何ですか?

高知県出身の友人のおかげで高知の魅力を知り、実家まで車で3時間という立地にも安心感があって移住を考えていました。
当時農業で生計を立てることにも興味はあったのですが、ゼロから始める勇気がなく、たまたま見つけた観光業の求人に応募してみることに。翌週末に面接をすることになり、即内定をいただいて週明けには会社に退職の意向を伝えました。「このタイミングを逃しちゃいけない」という直感が働いたんですね。求人を見つけた2カ月後には移住しました。
移住生活を満喫していると、移住者を紹介する番組からオファーを頂き出演することになりました。番組の中で農業にも興味があったと話したのですが、たまたまそれを観ていた農家の主人が、後日私宛に問合せをしてくれたんです。それが出会いで結婚することになり、主人と一緒に農業をすることになりました。

農業を始めたきっかけは何ですか?

Q2.作物はどうやって決めましたか?

主人は7年程前から就農して多品目栽培をしていたのですが、その中でも野菜は自分たちの作りたいものや食べたいものです(笑)。また、売れる野菜や、契約しているシェフから依頼があったものをトライしています。

Q2.作物はどうやって決めましたか?

Q3.土地はどうやって決めましたか?

主人の祖母の田舎で農業をしています。受け継いだものや、近所の放棄地を借りたりしています。

Q3.土地はどうやって決めましたか?

Q4.師匠は誰ですか? どうやって修業しましたか?

主人です。最初はトマトの接ぎ木など出来ることから教えてもらって、少しずつ覚えました。今は主人が栽培メインで、私は出荷・発送作業や販売窓口をメインにしながら空いた時間に畑作業を手伝っています。

Q4.師匠は誰ですか? どうやって修業しましたか?

Q5.助けになっている存在は?

お客様です。私たちはオンラインサイトやSNSを通じて個別に出荷をしているので、お客様からお礼のお葉書などを頂くと「お野菜作ってて良かったな」と涙が出そうになります。あとは近所の高知の人々! シャイな人でも一緒にお酒を呑むと急に仲良くなる(笑)。温かく接して下さるので助かっています。

Q5.助けになっている存在は?

Q6.農業をやっていて良かったことは? 逆に良くなかったこととは?

良かった点は健康的になったこと!自然相手で大変ですが、東京で終電後も働いたり休日出勤していた頃に比べると、自然の中で仕事をするというのは良いことだと感じます。また、毎日美味しいお野菜が食べられること(これ大事!)。お野菜を通じて、たくさんの方に「美味しい!」をお届けできること。
良くなかったことは、腰が痛いとか傷が絶えないとか……慣れない時に張り切り過ぎない方がいいです。

Q6.農業をやっていて良かったことは? 逆に良くなかったこととは?

Q7.「農業女子あるある」といえることは?

スーパーに行くとひと通り野菜の産地を見てしまう。

Q7.「農業女子あるある」といえることは?

Q8.おすすめアイテムを教えてください。

冬場は登山用靴下です。吸汗速乾性がよく保温力もあってオススメです。

Q8.おすすめアイテムを教えてください。

ストレスについて

人に振り回されたり理不尽なことがなくなりました。満員電車に乗って通勤するストレスも無くなりました(笑)

これから農業を始める人へのメッセージ

正直、憧れだけでは、厳しい生業だと思います。ただ「食べる」ということは人間なくてはならないもので、そこに関われることはすごくやりがいがありますし、誇りもあります。食を支えていく「農業」めっちゃかっこよくないですか!?!?

これから農業を始める人へのメッセージ
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