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株式会社クリップス

これからの100年持続可能な漁業のために。離島の海産物『百皿 -HYAKUSARA-』に込めた思い

公開日:2023年04月03日

株式会社クリップスは株式会社島のごちそう(鹿児島県長島町)とともに、観光庁の『地域の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品創出事業』にて、長島町の離島・獅子島産の海産物を使用した冷凍食品シリーズブランド『百皿-HYAKUSARA-』を開発いたしました。このストーリーでは『百皿-HYAKUSARA-』の開発の経緯と、商品に込められた想いについて語ります。

島民の多くが漁業に携わっている島・鹿児島県獅子島について

鹿児島県獅子島では、長年海の幸に育まれ、また海の幸を養殖などのかたちで育んでおり、そのようなサイクルの中で漁業が成長を遂げてきました。

獅子島が属する出水郡長島町は、養殖鰤の水揚げ量が日本一の町です。通常の出漁に加え鰤や真鯛、あおさのりの養殖がさかんな島であり、長島町の特産品は鰤、真鯛、あおさのりなど。

しかしながら、かつては高値で取引されて栄えた漁業も近年は浜値の下落、船の燃料費高騰等により漁業だけで生計を立てることが難しくなってきている現状があります。

そこで、島の漁業活性化を目指した取り組みの一環として観光庁の『地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業』を活用し、プロの料理人とコラボレーションした高級冷凍食品シリーズ『百皿-HYAKUSARA-』を株式会社クリップスと株式会社島のごちそうが共同で開発しました。

獅子島は鹿児島県最北端に位置する、人口約640人ほど(※令和2年度国勢調査)の小さな島です。漁業と農業が中心となり島を支えており、農業では年間を通してさまざまな柑橘類が栽培されていることでも知られています。島を囲む海は透明度が高く潮の流れが速い豊かな漁場が拡がり、かつては漁業で栄えてきました。しかし、近年は浜値の下落、燃料の高騰等によりかつての活気が失われつつあります。

プロジェクト発起人の1人、山下城さん。獅子島には高校がないため、多くの若者が中学卒業と同時に島を離れていきます。山下さんもそのような中の1人でした。島外で進学、就職して過ごしてきましたが、過疎化が著しい故郷の島を見て、かつての活気を取り戻したいという想いでUターン。島の漁業を盛り上げていくことを目指して、今回のプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトをきっかけに、島の魚を高付加価値化して魚価を高めたい。そして島の経済を活性化させたい。そんな想いでこのプロジェクトに取り組んでいます。

私たちは、「見つけよう第2の故郷~地方の良いものを発掘・応援・共有」というコンセプトのもと、獅子島の漁師や中華の「匠」と企画立案からレシピ開発、そして、お客様の手元に届くところまで一貫して取り組んでいます。

今後は、第1弾の中華料理の他にも様々なジャンルの料理も予定しています。

島の匠と料理の匠の出会いによって生まれた商品です

獅子島で生産される鰤と真鯛は、とにかく脂がのっていることが最大の特徴。

生で食べるとトロっととろけるような舌ざわりが絶品です。また、養殖から水揚げ、一次加工、出荷まですべての工程を漁師が自ら責任を持って行っているため、臭みなく、ベストな状態の魚をご提供しています。

そのような魚の匠である漁師が手塩にかけて育てた真鯛と鰤はまさに島の宝。そんな島の「匠」と料理の「匠」によって生まれた「匠の百皿」です。

レシピ開発者について

小薇( シャウ・ウェイ) 中国料理研究家・フードコーディネーター

第3回若手料理業界人フードバトルのグランドチャンピオンや中国大連で開かれた中国料理世界大会に日本チームを率いて参戦し、団体銀賞、魚料理部門金賞受賞。「幸せ中国家庭料理 シャウ・ウェイの美食サロン」を主宰し予約の取れない人気料理教室となる。また、都内にモダンチャイニーズレストラン「幸せ中国料理 ローズ上海」を開業しオーナーシェフとして腕を振るう。現在は、古典的なレシピをベースに、最先端の調理技術を取り入れたオリジナルなイノベーション中国料理やレシピ本の出版、TV番組、商品プロデュース、商品開発など多方面にて活躍中。

<メディア出演>

2013年 フジテレビ「アイアンシェフ」日米料理Wカップ審査委員

2014年 テレビ通販QVCで"小薇のモダンチャイニーズシリーズ"グルメ商品をプロデュース、 「小薇の魔法の海鮮ジャン」は大好評で完売。

2015年 テレビ通販QVCで"小薇の魔法シリーズ第二弾"として、"魔法の火鍋"を発売。その他 「はなまるマーケット」、「ヒルナンデス」「食彩の王国」、NHK「妄想ニホン料理」など多数テレビ番組に出演。「エル・ア・ターブル」や「Dancyu」「女性自身」などの雑誌でのレシピも好評。

<出版/共同著書>

―出版―

・ 「小薇流ひと手間で本格中華おかず」(朝日新聞出版)

・ 「小薇の愛しい上海料理」 (朝日新聞出版)など

―共同著書―

・ 「プロ式中華料理の作り方」(エイ出版社)

・ 「餃子の教科書」(エイ出版社)など

上海熏魚(揚げ鰤の上海風香味醤油タレ漬け)

身の締まりがよく、他にはないほど脂が乗った最高品質の鰤をカラっと素揚げし、特製の醤油タレに漬けこみました。上海人のソウルフードとも言える料理です。そのままお酒のアテとしてはもちろん、あたたかいごはんとの相性は抜群です。

お刺身を楽しむ中華風ソース2種~水口魚片&椒麻魚片(よだれ魚ソース&大葉と山椒のさわやかソース)

島の魚をぜひお刺身でもお召し上がりいただきたい!ピリッと辛い赤いソースと、大葉をベースにさまざまな薬味を加えたさわやかな緑のソースをかけてお召し上がりください。赤と緑のコントラストが鮮やかで美しく、お刺身の新しい境地をお楽しみいただけます。

紅油魚片(湯引き真鯛の辣油ソース和え)

お刺身でも食べられる新鮮な真鯛を湯引きしました。香り豊かなアツアツの辣油に魚のアラの旨みが凝縮されたスープをかけてお召し上がりください。お好みで野菜や薬味を薬味を入れていただきますと、より一層おいしくお召し上がりいただけます。

百皿の公式アカウント

Instagram:https://www.instagram.com/hyakusara/

Facebook:https://www.facebook.com/hyakusara

Line:https://lin.ee/rpKPf6c

公式サイト:https://www.hyakusara.jp/

クラウドファンディングで島の取組を全国へ。

今回、獅子島の海産物を使用した新商品『百皿-HYAKUSARA-』の一般販売に先駆けて、Makuakeにてクラウドファンディングを開始することにいたしました。利用者数170万人を誇るMakuakeに掲載することで、より多くの方に、今回の商品のことを通して島のことを知っていただきたい。そのような思いで、プロジェクトを立ち上げることといたしました。クラウドファンディングのリターン品は、Makuake限定価格で今回の商品のほか、原料である獅子島産の真鯛の刺身もご用意しています。

■Makuakeプロジェクトページ

https://www.hyakusara.jp/post-url/?link=prtimestory

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