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NUFFIELD NOTES 平野耕志さん

スカラー

平野 耕志さん 7期生(2026)
キウイフルーツカントリーJapan 代表

ナフィールドとは「世界を知り、地域農業を変えるための起点」

なぜ若者は農業に来ないのか?世界を見て、解決のヒントを得たい

  • ナフィールドに応募した理由は?

    20代の頃にJICA海外協力隊としてとしてアフリカ・ザンビアの農業に触れたことを機に、世界の農業への関心は持ち続けており、応募しました。
    私の地元である静岡県掛川市では、跡取り不足や耕作放棄地の増加が課題となっています。もっと若い人が農業に興味を持ち、地域に足を運ぶきっかけをつくりたい。そのために、海外の農業教育の仕組みや、農家の皆さんがどんな考え方で食や農業に向き合っているのかを現場で学びたいと思っています。

  • 旅で学びたいことは?

    まずはヨーロッパの農業教育を見てみたいと思っています。日本では農業系の学校を卒業しても農業に就く人は少ないですが、ヨーロッパでは多くの若い人が農業関連の仕事に就いていると聞きます。
    若い人がどう農業に興味を持ち、その後どうキャリアを築いていくのか、その仕組みを学びたいです。また、私はキウイも栽培しているので、世界の果樹農家がどのような農業経営をしているのか、儲かる農業をどう実現しているのかという点にも興味があります。

  • 3月に日本で開催されたCSCで印象に残っていることは?

    世界中から、本気で農業をやって世界を変えていこうという気概を持った仲間が集まり、ほぼすべて英語で議論した、とても濃密な時間でした。
    農業だけでなく、生物多様性や消費者意識など幅広いテーマについて深く意見交換できたことが印象に残っています。

    特に印象的だったのは、日本の小規模農業が海外の大規模農家から高く評価されたことです。
    日本のような限られた面積でも高い売り上げを上げ、ブランド化や品質管理を工夫している農業に興味を持ってもらい、「日本の農業はすごい」と言ってもらえたことで、日本の農業の強みを改めて実感しました。

    一方で、自然との向き合い方や生物多様性、消費者意識の変え方など、日本がまだ学べることもたくさんあると感じました。CSCで議論したことを、これからのGFPで実際の現場を見ながら学び、自分の農業や地域に持ち帰りたいと思っています。