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作物別効果・使用方法【トマト・ミニトマト】│新規殺虫剤「エフィコン®SL」

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新規殺虫剤 エフィコンS Powerd by Axalion Active

作物別効果・使用方法
【トマト・ミニトマト】

適用表(トマト・ミニトマトのみ抜粋)

作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 ジンプロピリダズを含む農薬の総使用回数
トマト
ミニトマト
アブラムシ類
コナジラミ類
500倍 50mL/株 定植当日 1回 育苗ポット
灌注
3回以内(但し、定植時までの灌注処理は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 1000〜2000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布
コナジラミ類
アザミウマ類
トマトサビダニ
1000倍

・軟弱な苗、または高温条件下で灌注すると薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
・野菜類への灌注処理後、ポット又はトレイのまま放置すると、葉縁部の壊死やそれに伴う葉の変形を生じるおそれがあるため、灌注処理後はできるだけ速やかに定植してください。
・他作物の登録内容、注意事項はこちら

アブラムシ、コナジラミの被害

トマトへの主な被害として、葉裏に寄生し吸汁することで退色や株の萎凋が見られます。
また、害虫の排泄物に黒いカビ(すす病)が発生することにより、光合成が阻害され生長が抑制されたり、果実が黒く汚れて商品価値が低下したりします。
さらに、トマト退緑ウイルス(ToCV)やトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)などを媒介するおそれがあります。

コナジラミ等によるトマト黄化葉巻病の被害

エフィコンSLの効果

散布での防除

使い方のポイント
  • 速効的に吸汁を阻害しますが、致死させるには時間がかかるため、害虫の発生初期での使用がおススメです。
  • 高い移行性により新葉も保護するため、長期の残効性が期待できます。
コナジラミ
【幼虫への効果(合計幼虫数)】
【成虫への効果(合計成虫数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2019年 静岡県農林技術研究所
  • 作物(品種):トマト (桃太郎ヨーク)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:コナジラミ類(タバココナジラミ)バイオタイプQ優先
  • 薬剤散布:2020年7月26日
  • 調査:各区10株の上下2複葉について、成・幼虫数を調査

結果

エフィコンSLは他剤と比較して、コナジラミの幼虫および成虫の数を低く抑え、かつ処理15日後まで持続して防除効果を発揮した。

アブラムシ
【アブラムシへの効果(合計無翅数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2019年 奈良県植物防疫協会
  • 作物(品種):トマト (サターン)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:チューリップヒゲナガアブラムシ(放虫)
  • 薬剤散布:2019年6月21日
  • 調査:各区10株・株あたり3複葉について虫数を調査
  • 放虫:6月20日に各区中央の6株にアブラムシを接種

結果

エフィコンSLは処理15日後まで持続して防除効果を発揮した。

ミカンキイロアザミウマ
【アザミウマへの効果(平均成幼虫数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2020年 神奈川県農業技術センター
  • 作物(品種):トマト (CF桃太郎J)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:ミカンキイロアザミウマ
  • 薬剤散布:2020年5月15日
  • 調査:各区8株について、成・幼虫数を調査

結果

エフィコンSLは他剤と比較して、アザミウマの幼虫および成虫の数を低く抑え、かつ処理11日後まで持続して防除効果を発揮した。

トマトサビダニ
【トマトサビダニに対する効果(合計成幼虫数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2019年 日本植物防疫協会宮崎試験場
  • 作物(品種):トマト (桃太郎ピース)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:トマトサビダニ
  • 薬剤散布:2019年12月26日
  • 調査:各区10株について株あたり1小葉の成・幼虫数を調査

結果

エフィコンSLは他剤と比較して、トマトサビダニの幼虫および成虫に対し、処理後~13日後まで持続して防除効果を発揮した。

灌注での防除

使い方のポイント
  • 定植直前に使用してください。
コナジラミ
【灌注処理での幼虫への効果(平均幼虫数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2019年 福島県農業総合センター
  • 作物(品種):トマト (桃太郎セレクト)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:オンシツコナジラミ(放虫)
  • 薬剤灌注:2019年6月26日(植付前日)
  • 調査:各区10株・株あたり5複葉について、幼虫数を調査
  • 放虫:コナジラミ成虫を7月1日に区当たり50頭放虫

結果

エフィコンSLの500倍は他剤と比較して、定植42日後においても平均幼虫数を低く維持し続けた。

アブラムシ
【灌注処理での無翅虫への効果(平均幼虫数)】
【試験概要】
  • 試験機関:2021年 株式会社Field Styled Lab,
  • 作物(品種):トマト (ホーム桃太郎)
  • 区制:3連制(施設栽培)
  • 対象害虫:チューリップヒゲナガアブラムシ(放虫)
  • 薬剤灌注:2021年5月17日(植付直前)
  • 調査:各区16株の全複葉について、幼虫数を調査
  • 放虫:5月18日に10頭/株を放虫

結果

エフィコンSLの500倍は定植23日後においても平均幼虫数を低く維持し続けた。

ウイルス媒介抑制

使い方のポイント
  • 最初が肝心!ウイルス媒介抑制効果の高いエフィコンSLは、コナジラミ等の発生密度が低いタイミングで予防的に散布するのがおススメです。
タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病の抑制効果
【タバココナジラミ成虫数】
【タバココナジラミ中・老齢幼虫数】
【トマト黄化葉巻病発病株率(%)】
【試験概要】
  • 試験実施機関:2020年 熊本県農業研究センター
  • 供試害虫:タバココナジラミ(タイプQ)
  • 供試作物:トマト(施設栽培)
  • 散布:2020年8月31日、9月8日、9月14日の計3回
  • 試験方法および調査方法:散布前後の成虫数、中・老齢幼虫数およびトマト黄化葉巻ウイルス病発症株数を調査した。

結果

エフィコンSL区はA剤区に比べ、コナジラミの成虫数、幼虫数だけでなくトマト黄化葉巻病を抑えることが確認できた。

天敵との併用

使い方のポイント
  • 天敵への影響が少ないことからIPMにも適し、併用することで防除効果がより安定します。
【試験概要】
  • 試験実施機関:2024年 Field Styled Lab.
  • 対象害虫:タバココナジラミ タイプQ
  • 作物:トマト(麗夏)
  • 使用天敵:タバコカスミカメ 土着天敵個体群;クレオメにより増殖した成虫
  • 試験方法および調査方法:タバコカスミカメ成虫(3頭/株)放飼15日後に薬剤を散布。散布前から散布20日後までトマトの上位,中位,下位葉を各5複葉(計15複葉/株)上のタバココナジラミ幼虫(若齢,中齢,老齢)およびタバコカスミカメ(成虫、幼虫)の個体数を調査。尚、タバコカスミカメは上記複葉と併せて5本の生長点も調査

結果

タバコカスミカメ導入後のエフィコンSLの散布は、タバココナジラミに対してタバコカスミカメ単独の効果よりも早進化され、効果が向上する傾向がみられた。

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