遠藤ファーム 遠藤 友章

はちみつ
- 遠藤 友章さん
- 遠藤ファーム

- 栽培品目
-
- ハチミツ
-
- エリア
- 埼玉県熊谷市
-
- 設立
- 2019年
-
- 栽培面積
- 約6ヘクタール
自己紹介動画
-
-
父が兼業農家から専業農家になり、その頃から昼間は農業、夜は塾講師をして家業を手伝っていました。就農したのは15年前。「何かで成功したい」と思った時に、農業という仕事に可能性と希望が持てたというのが大きいです。父から経営を受け継ぎ、2019年に法人化しました。
-
-
-
就農してから取り組んでいる、「SDGs」を意識した循環型農業です。
収穫が終わった畑に花の種をまき、同時に養蜂をやってハチミツを採取します。ハチミツの採取が終わったら花草を緑肥化させて、野菜を植える際に畑へ戻す、という自然循環をおこなっています。
-
-
-
化学肥料を使わず、有機100%の肥料と家畜肥料で野菜を栽培しています。
また、土づくり(緑肥化)を前提に花を育て、その蜜を吸って出来たハチミツの質にも自信があります。養蜂は、花のあるところにミツバチを持っていくのが通常で、花から栽培している養蜂家は非常に少ないと思います。環境に配慮した畑なので、ミツバチもとても元気ですよ。
-
-
-
循環型農業を始めた当時、うまく回らなくて苦労しました。ハチミツを採取するまで緑肥として花を育てようとすると、花の種がこぼれて雑草化してしまったり、野菜の作付けタイミングが崩れたり。今のかたちを実現するまで、随分と試行錯誤を繰り返しました。
苦労した分、簡単に真似できない技術が蓄積できたと思っています。
-
-
-
独自の循環型農業です。平成30に「未来に繋がる持続可能な農業推進コンクール」で関東農政局長賞をいただきましたが、就農当時からずっとやってきたことなので、こうしてコンクールのテーマになって、やっと持続可能な農業やSDGsが世間に浸透してきたな、という印象です。
また、コロナ禍で子どもが遊ぶ場所が制限された時に、畑で楽しんでもらえないかとヒマワリ畑を迷路にして開放しました。「遠足に行かれない」「思い出の写真が少ない」と困っていた近隣の保育園や幼稚園の皆さんに喜んでもらえ、今では観光スポットにもなっています。土づくりのために育てたヒマワリが、人を楽しませる遠藤ファームの新しい魅力にもなっています。
-