雨にも負けない、病気にも負けない ジマンダイセン水和剤
雨に強いレインシールドⓇテクノロジーで
差がつく病害対策
柑橘の主要病害をしっかり予防。
ジマンダイセン水和剤
果樹、例えば柑橘の生育シーズンが近づくと、天候の変化や防除の段取りが気になる一方で、
思うように管理が進まない場面も増えてきますよね。
雨が続いたり作業が重なったりすると、柑橘では毎年どうしても心配になるのが黒点病です。
「今年はうまく抑えられるだろうか」と不安を抱えながら作業されている方も多いと思います。
近年は気象変動が激しさを増し、また猛暑による作業負荷も大きく、計画的防除が以前にも増して難しくなっているのではと思われます。
この記事では、黒点病がなぜ防ぎにくいのかを解説し、
そのうえで黒点病の予防に効果的なジマンダイセン水和剤の特長について紹介していきます。
かんきつ黒点病の
発生要因と防除の難しさ
一気に広がる病害
黒点病は、園地に残った枯枝に潜んでいた病原菌が、降雨により飛散し感染が拡大して行く病害です(雨媒伝染性)。その感染が可能な期間は長期に及び、感染に適した条件下(感染源の多さ、作物の濡れ時間および気温)での適切な対処がなければ感染と発病のサイクルが続くこととなります。
黒点病の見た目の症状としては、時期によって果面に緑色~黒色の斑点が多数現れ、ひどい場合には外観品質が大きく落ちて商品価値を著しく損なうことは深刻な問題となります。
また、症状が目に見えて現れるまでに時間がかかるため、発病に気づいたときにはすで感染が進んでおり、後追いの対策が困難となる病害だと言えます。
発病してからでは遅い
黒点病は、一度果実に病斑が出てしまうと元のきれいな外観には戻らず、感染を拡大させない発想で向き合うしかありません。そのため、感染の入り口をふさぐ役割を担う薬剤を保護的に散布することにより、感染リスクに備えてきちんと予防対策を実施しておくことが重要になります。しかしながら実際の現場では、不測の天候や、多く作業が重なったりすることで毎回ベストなタイミングで散布するのは簡単ではありません。また、特に傾斜地園や大木園では、樹冠の外側や高い位置まで薬液を均一にかけること自体も容易でなくどうしても散布むらが生じやすいのも現場の悩みどころです。こうした事情から、黒点病は予防を最優先に、シーズンを通じて計画的に防除して行く病害としての対応が求められます。
異常気象で管理が難しい
近年は、かつてのように梅雨時期に雨が多いといったわかりやすいパターンだけでなく、春先から局地的な強い雨が降ったり、短時間に激しい雨が繰り返しやってきたりと、降雨のリズム自体が不安定になっています。降雨のたびに病原菌が飛散し拡大する黒点病にとっては、こうしたゲリラ豪雨や長雨による防除機会を逸することにより感染機会の増加そのものにつながります。一方で、農家側では作業者の高齢化や人手不足が進み、猛暑日の散布作業を何度も繰り返すことが身体的な負担になりやすくなっています。このように、雨で広がる病害と変わりつつある気象・作業負担の増大が重なり、黒点病防除はこれまで以上に、計画性と薬剤選びが問われる場面が増えてきています。
ジマンダイセン水和剤の特長
レインシールド®
テクノロジーによる
高い耐雨性と再分散性
ジマンダイセン水和剤の大きな特長のひとつが、独自の製剤技術 レインシールドテクノロジーです。散布後、葉面に付着した有効成分が細かく均一に広がり、雨や朝露に接しても簡単に流れ落ちにくい製剤技術を使用しています。さらに、適度な雨滴や朝露により有効成分が葉面や作物上で再分散し、再び薄い膜のように広がる性質があります。この再分散が、雨が降りやすい地域や不安定な気象条件の年でも効果を維持しやすい理由です。特に、降雨によって病原菌が飛散するかんきつの黒点病では、雨のたびに感染リスクが高まるという特性に対し、この耐雨性が非常に相性の良いポイントとなります。特に雨媒伝染性の病害防除には降雨前の予防散布が最も重要ですが、防除タイミングが限られたり大規模面積を管理する農家にとっては、不測の降雨でも薬剤効果が失われにくいことが、安定した防除効果につながります。
保護殺菌剤としての
安定した予防効果と
散布ムラへの強さ
ジマンダイセン水和剤は、病気が発生してから治療するタイプではなく、感染前から葉や果実を守る保護殺菌剤として高い評価を受けてきました。
特に、各種作物において感染リスクが高いタイミングでの予防的な散布が効果を最大限に発揮します。
有効成分が作物の葉、枝、果実にしっかり付着し、さらに降雨や朝露により再分散する性質があるため、雨の多い時期や不安定な天候が続く年ほど、残効が求められる黒点病対策には特に効果的です。また、累積降雨量を確認しながらの計画的な防除に適しています。
ブロードスペクトラムで多くの病害に対応し、
耐性菌リスクも低い
ジマンダイセン水和剤は、柑橘・りんごを中心にさまざまな病害に利用されてきたブロードスペクトラムの殺菌剤です。
柑橘では黒点病をはじめ、褐色腐敗病やそうか病など主要病害を広くカバーし、りんごでは黒星病や近年発生が増加している褐斑病、炭疽病など多くの病害に対応でき、ひとつの薬剤で広範囲の病害を予防できることが防除の効率化につながります。また、多作用点をもつタイプの殺菌剤であるため、耐性菌の発生リスクが非常に低いとされており、60年以上の長い使用歴の中でも常に安定した防除効果を示してきていることは大きな安心材料です。近年の気象変動が続く状況下での果樹栽培において、幅広い病害を防除でき、長期的に信頼できる薬剤である点は、生産者にとって大きなメリットです。
| 分類 | 属名 | 病名 |
|---|---|---|
| 子のう菌 | Alternaria | 夏疫病(ばれいしょ)、斑点落葉病(りんご)、黒斑病(なし)、輪紋病(トマト)、黒斑病(たまねぎ)、黒斑病(ねぎ) |
| Cercospora | 褐斑病(てんさい)、紫斑病(だいず)、輪紋病(そらまめ)、褐斑病(アスパラガス)、かき(角斑落葉病) | |
| Cladosporium | 黒星病(もも)、黒星病(きゅうり) | |
| Corynespora | 褐斑病(きゅうり) | |
| Colletotrichum | 炭疽病/さび果(みかん・かんきつ)、炭疽病(りんご)、炭疽病(きゅうり)、炭疽病(マンゴー)、炭疽病(いんげんまめ)、炭疽病(いちご)、晩腐病(ぶどう) | |
| Diaporthe | 黒点病(みかん・かんきつ)、小黒点病(みかん・かんきつ) | |
| Didymella | つる枯病(きゅうり)、つる枯病(すいか) | |
| Diplocarpon | 褐斑病(りんご) | |
| Elsinoë | そうか病(みかん)、黒とう病(ぶどう) | |
| Ellisembia | 果実赤点病(もも) | |
| Gloeodes | すす斑病(りんご) | |
| Glomerella | 炭疽病(りんご)、晩腐病(ぶどう) | |
| Monilinia | モニリア病(りんご)、灰星病(おうとう) | |
| Mycosphaerella | 黄斑病(みかん・かんきつ)、そばかす病(みかん・かんきつ)、黒点病(りんご)、円星落葉病(かき)、褐斑病(らっかせい)、じゃのめ病(いちご) | |
| Passalora | 葉かび病(トマト) | |
| Pseudocercospora | 褐斑病(ぶどう) | |
| Venturia | 黒星病(りんご)、黒星病(なし) | |
| Zygophiala | すす点病(りんご) | |
| 担子菌 | Gymnosporangium | 赤星病(なし)、赤星病(りんご) |
| Puccinia | さび病(ねぎ)、さび病(たまねぎ) | |
| Uromyces | さび病(あずき)、さび病(そらまめ)、さび病(カーネーション) | |
| 卵菌 | Paraperonospora | べと病(きく) |
| Peronospora | べと病(ねぎ)、べと病(たまねぎ)、べと病(キャベツ)、べと病(はくさい)、べと病(だいず)、べと病(ばら)、べと病(カーネーション) | |
| Plasmopara | べと病(ぶどう) | |
| Pseudoperonospora | べと病(きゅうり)、べと病(メロン)、べと病(かぼちゃ)、べと病(すいか) | |
| Phytophthora | 疫病(ばれいしょ)、疫病(トマト)、褐色腐敗病(みかん・かんきつ)、白色疫病(たまねぎ)、疫病(きゅうり)、疫病(メロン)、疫病(すいか) | |
| 細菌 | ― | 褐斑細菌病(すいか)、斑点細菌病(メロン、きゅうり)、穿孔細菌病(もも) |
ドローン散布対応で、
省力化と防除効果の
両立をサポート
柑橘栽培では、樹高が高い園地や傾斜地園地が多く、動力噴霧機やスピードスプレーヤーだけで隅々まで均一に散布するのは、どうしても負担が大きくなりがちです。特に夏場の防除作業は過酷であり作業者の健康面へのケアが最優先の課題となります。ジマンダイセン水和剤は、柑橘での無人航空機防除(ドローンを含む)散布に対応しているため、上空から園地全体に効率的に散布を実施することができ、省力化と作業時間の短縮が可能です。傾斜地や機械が入りにくい場所でも、ドローンによる散布が実施でき、限られた人数で多くの園地を管理している大規模農家にとっては、防除スケジュールを圧縮できることが経営上のメリットとなり、猛暑の時期でも無理のない作業計画を立てやすくなります。
60年以上使われ続けてきた実績と信頼感
ジマンダイセン水和剤は、発売以来60年以上にわたって果樹・野菜をはじめとする多くの作物で使われてきた歴史ある殺菌剤です。また、各産地の防除暦や指導要項にも広く採用されており、まずはジマンダイセンで基礎的な防除を行うという形で、防除体系の土台として活用されてきました。多くの地域・品目で基幹防除薬剤として選ばれてきた理由は、かんきつ黒点病をはじめとする重要病害に対する安定した効果に加え、耐性菌の発生リスクが低いとされる作用性、そして幅広い作物と病害に有効であることと考えております。
使用シーンや使用方法
黒点病の予防散布タイミングの考え方
黒点病は、落弁直後の幼果期から梅雨時期にかけて感染リスクが高まる病害です。ジマンダイセン水和剤は保護殺菌剤であり、病原菌の侵入を防ぐことで効果を発揮するため、症状が出てから使うのではなく、リスクが高まる少し前に散布しておくことが重要です。
梅雨入り前後からは連続もしくは断続的な降雨により病原菌が常に飛散しやすい状態にあるため、この時期をいかに上手く乗り切れるか、特に計画的な予防散布が求められます。また、地域によっては累積降雨量や散布後の日数を目安に次回散布が判断されており、黒点病の発生しやすい園地では、降雨に備え早め早めの散布が推奨されています。
使用する回数や収穫前日数(収穫開始日から遡って使用できる日数)などはラベルで細かく定められているため、地域の防除暦とあわせて確認し、自園に最適な散布計画を立てることが大切です。
柑橘での
基本的な活用法
ジマンダイセン水和剤は、みかん、柑橘(みかんを除く)で多くの病害に登録があり、基幹防除剤として長く利用されてきました。黒点病・小黒点病・そうか病・褐色腐敗病・炭疽病などの病害に幅広く対応しており、梅雨前〜夏期にかけての防除体系で重要な役割を担っています。
いずれの作物でも、収穫前日数、使用回数(1作型で使用できる回数)など、ラベルで定められた制限を守ることが原則となります。また、耐性リスクの低減や効果の安定性のために、他剤とのローテーション防除をお薦めします。園地の気象条件や品種、樹勢などに合わせて、地域の最新の防除指針と併せて散布計画を組み立てると、より効果的な管理が可能です。
無人航空機(ドローンを含む)
散布時のポイントと
予防中心で使うコツ
ジマンダイセン水和剤は、かんきつでの無人ヘリコプターやドローンによる散布に対応しており、傾斜地や大規模園地での省力防除に適した薬剤です。ドローンによる散布は、樹冠上部や外側まで薬液が届きやすい特長がある一方で、樹形、植栽間隔、防除機種、飛行経路や散布時の風速が効果に影響を与えることがありますので、実施にあたっては地域の有識者(営農アドバイザーや防除業者)の指導を得ることをお薦めします。
ジマンダイセン水和剤は保護殺菌剤のため、ドローンでも「定期的な予防散布」が前提です。手散布、SS散布の併用も含めてご検討ください。
※ジマンダイセン水和剤は耐雨性に優れ、雨にあっても効果が落ちづらい特長がありますが、降雨量や環境条件によって効果の持続期間は変わってきます。各地の防除指針や営農アドバイザーの指導に沿ってご使用ください。
ジマンダイセン水和剤の
使用者の声
ジマンダイセン水和剤を使用している方に話を聞くと、「黒点病防除では結局これに戻ってくる」「基幹剤として外せない」といった声が聞かれます。ほかの薬剤を試した経験はあっても、防除の中心として最終的に選ばれているのがジマンダイセン水和剤だということです。毎年の防除で使い続けてきた中で、効き方に大きなブレが出にくい点が、継続して使用されている理由のひとつとして挙げられています。散布後に雨が降った場合でも、「効きが急に落ちたと感じにくい」という実感があり、天候が不安定になりやすい時期でも、防除の軸として組み込みやすい薬剤だと受け止められているようです。
ジマンダイセン水和剤のまとめ
ジマンダイセン水和剤は、レインシールドテクノロジーによる高い付着性と耐雨性、幅広い病害への対応、安定した保護効果、ドローン散布対応など、黒点病防除の課題に寄り添った特徴を備えています。長年多くの産地で使われてきた実績もあり、黒点病対策の土台づくりに適した薬剤です。
- 今年こそ黒点病をしっかり抑えたい
- 作業負担を減らしながら安定した防除を実現したい
そんな方は、防除体系にジマンダイセン水和剤を組み込むことを検討してみてください。
事前の備えを強化することで、収穫期をより安心して迎えられるはずです。
お問い合わせ
日産化学株式会社
〒103-6119 東京都中央区日本橋二丁目5番1号
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