マイナビ農業3周年記念特集

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マイナビ農業3周年記念特集

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SPECIAL EDITION

農家と就農希望者に農業のホンネを聞きました

新型コロナウイルスのグローバル・パンデミックにより、農業現場は大打撃を受けました。
一方で農家がエッセンシャル(生活に欠かせない)ワーカーとして再認識され、
都市住民の中には、栽培や農業に関心を持つ人が増えています。
今、農家が意識していることは何でしょうか?そして農業に興味を持っている方はどんな志向を持っているのでしょうか。

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N=560(日本4Hクラブ調査 2020年6月実施)

新型コロナで農業取引も“新しい様式”に変化?

農家560人によるアンケート調査によると、新型コロナで今後もっとも影響が出ると懸念されているのは「取引形態」でした。緊急事態宣言で直売所やレストランの休業が余儀なくされ、突如販路が絶たれた方も多かったようです。緊急事態宣言があけても、コロナ前の流通に戻るには時間がかかりそうです。また、輸出に力を入れてきた方は、輸出制限によって在庫を抱えるリスクを実感しているようです。
一方、SNSを活用しながら通販を始める方や、地域ネットワークを生かして地産地消に励む方など新しい取り組みもみられました。外出できないことで、商談や打ち合わせをWEB会議ツールでおこなっている方も増えたようです。農業界にも「新しい生活様式」が根付いていきそうです。

農業者グループに求めること
N=560(日本4Hクラブ調査 2020年6月実施)

ネットワークを生かして助け合いを求める声

全国で約1万3千人の若手農家が参加する「日本4Hクラブ」所属の農家に、コロナ禍で農業グループに求めることを聞きました。46%が回答した「対応策」に続く要望は、補助金やマニュアル、取り組み事例などの「情報共有」。取り組み事例や販売方法を共有したいという回答もありました。前例のない事態だからこそ、グループの強みを生かして情報共有をおこない、助け合いたいという意見が多く見られました。
ちなみに票数は少ないですが、マイナビ農業編集部が気になった回答が「元気の出るアナウンスが欲しい」!暗いニュースが続くと気持ちも沈みがち……。明るい気持ちになれる前向きな情報もお届けしていきます!!

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N=352(マイナビ農業ユーザー調査 2020年7月実施) 

農業に求めるのは「産業」よりも「ライフスタイル」

現役農家を除くマイナビ農業ユーザーアンケートで、「農業に興味がある」と回答された方352名に調査したところ、40%が独立就農、24%が週末農業を希望していることが分かりました。
農業に興味をもったきっかけについては、「自然のなかで生活がしたいと思ったから」「安全な野菜を自分の手で作りたいから」「都会から移住して農家暮らしをしている方をテレビで観て、素敵だと思ったから」という声が見られました。農業で儲けたいという考えより、“農的な暮らし”を求めて農業に興味を持つ方が多いようです。

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N=352(マイナビ農業ユーザー調査 2020年7月実施) 

就農希望者が最も気になる「お金事情」

農的な暮らしを求めているとはいえ、就農するとなれば気になるのがお金事情です。就農に際して知りたいこと・気になることを聞いたところ、「貯金はいくら必要か」「収益が安定するまでどのくらいの期間がかかるのか」「農機や資材を購入する際の補助制度を知りたい」など、多数の声がありました。こうした情報収集をするなかで、一定の給与が保障される雇用就農に切り替えて探す方もいるようです。

【その他の声】
・農業をしたことがないので、自分の体力で通用するか心配(30代・女性)
・綺麗な話が多すぎる。素人から農家になった人の苦労話を聞きたい(30代・男性)
・IT農業に興味があるのでもっと知りたい(50代・女性)
・これからの時代にあった農業の法律や制度の改革・改正を知りたい(60代・男性)
・移住先を検討するうえで、資金面のサポートが手厚い地域を知りたい(30代・女性)
・珍しい作物の栽培方法を勉強できる場所を知りたい(30代・女性)
・サラリーマンから脱サラした農家の実体験を聞きたい(40代・男性)

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N=352(マイナビ農業ユーザー調査 2020年7月実施)

職場の魅力ポイントは「高い技術」と「育成制度」

雇用就農に興味があると回答した78名に、就職先を決める際に重要視するポイントを聞きました。1位の給料に次いで、2位は「高い栽培技術」。4位の「人材育成・独立支援」をみても、農家として、技術や経験を積むことができる場所に魅力を感じるようです。

農業に興味を持ったら、まず何をしたらいい?

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マイナビ就農FEST


先のアンケート項目「就農に際して知りたい・気になること」で、その他の意見として目立ったのが「どこから手をつけていいのか分からない」というものでした。

【回答者の声】
・どういう流れで就農に至るか分からない(30代・女性)
・これからどう進めていいか分からない(10代・男性)
・どこから情報を得ていいか分からない(30代・男性)
・移住先の地域や求人情報の前に、もっと全体的なことを知りたい(20代・男性)


そこで、農業に興味を持った方がまず何をしているか聞いてみました!

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N=352(マイナビ農業ユーザー調査 2020年7月実施)

【回答者の声】
・JAに指導してもらえる週末農業を始めた(30代・男性)
・定期的に農家さんにボランティアに行っている(50代・男性)
・農業セミナーで農家さんと知り合いになり、後日農地を見学に行きました(属性未回答)
・嫁ぎ先として農家を探している(40代・女性)
・技術を習得するために農業スクールに通っている(40代・男性)
・指導付きの農地を借りて、作付け計画を作成して栽培を始めた(属性未回答)

移住したい場所がある方、作りたい作物がある方、まだ何を決まっていない方……それぞれアプロ―チは異なりますが、「何から始めたらいいか分からない!」と言う方は、農業セミナーや自治体で開催されている相談会に参加して、今後の足がかりにしても良いかもしれません。

3周年のメッセージ動画をアップしました

2020年8月でマイナビ農業は3周年を迎えました。責任者の池本博則からのご挨拶動画をアップしました。本特集の動画解説もしておりますので、ぜひご覧ください。