【除草剤の雨天前後の撒き方】効果やベストタイミングについて|BASFジャパン
【除草剤の雨天前後の撒き方】
効果やベストタイミングについて
除草剤を雨の「前」に使ってもいい?
雨降り前の除草剤の使用は基本的にお控えください。除草剤の種類や雨量によっても、細かく条件が異なる場合がありますが、雨降り前に使用することで、次のような問題が発生します
効果が得られない
雨降り前に使用することで、除草剤が流れ出て十分な効果が得られない可能性があります。特に茎葉処理型の場合、雨で流されることで顕著に効果が軽減します。土壌処理型の場合も処理層が形成される前の雨では、薬剤が流亡して想定する効果が得られなくなります。
薬害のリスクがある
除草剤は散布直後の多量の雨で作物に薬害を与えるリスクがあります。天気をよく確認して散布することが必要です。
除草剤を撒くベストタイミングはいつ?
除草剤を使用する際はまず、想定日の前後1日の天気をチェックしてください。図の通り、雨量が極端に多くない雨の後、晴れ間が続くのがベストタイミングです。
ただ、真夏の日中など気温が高い時間帯の使用はおすすめできません。特に土壌処理型の場合、気温で揮発してしまう可能性もあるため、涼しい時間帯に作業を終えましょう。
また、強風時は天候問わず、使用はお控えください。風により除草剤が想像以上に遠方まで飛ばされる危険性があります。
雨天前後の除草剤作業に注意して、効果を最大限発揮させましょう
液状・粒状ともに、雨が降りそうなお天気下は避けて散布しましょう。一方で雨天後はベストタイミング。少し時間をおいて地面が湿った状態での作業が効果的です。
最適なタイミングで散布することで、除草剤を最大限活用することができます。農作業やガーデニングにとって何かと煩わしい雨とうまく付き合うことで、より快適に草花を育てられるはずです。