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【除草剤の種類一覧】種類ごとの特徴や効果・選び方などをまとめて解説|BASFジャパン

種類ごとの特徴や効果・選び方などを
まとめて解説

除草剤とは?植物を枯らす仕組み

除草剤とは、主に作物の栽培や、人間の生活に悪影響をもたらす雑草などの植物を枯らす農薬です。正しい方法で除草剤を使えば害虫対策にもつながるため、農家や作物の栽培の強い味方です。

作物を枯らす仕組みは、除草剤の種類によって異なりますが、ほとんどの除草剤が下記のいずれかを行うことで効果を発揮しています。いずれも内部の栄養生成を妨害したり、ホルモンや酵素を過剰に生み出したりすることで成長を妨げ、植物を枯らします。

  • 植物の光合成を阻害する
  • アミノ酸・脂肪酸の生成を防ぐ
  • 植物ホルモンの量をコントロールする
  • 活性酸素の量をコントロールする
  • 細胞分裂をコントロール・妨害する

除草剤の種類における2つの概念

除草剤は、雑草に対する作用の違いによって「土壌処理型」と「茎葉処理型」の2種類に分けられます。それぞれ、適した場面が異なるため望む効果によって使い分けます。

また、除草剤の種類という概念には撒かれる場所によって「農耕地用除草剤」と「非農耕地用除草剤」にも分けることができます。こちらについても後述します。

「土壌処理型」と「茎葉処理型」の効果・特徴一覧

おすすめのタイプ メリット デメリット
土壌処理型土壌処理型
除草剤
これから雑草を生えてこないようにしたい
  • これから生えてくる雑草を防ぐことができる
  • 1度撒けば効果が1か月~2か月程度持続する
  • 生えてる雑草に効かない
茎葉処理型茎葉処理型
除草剤
今生えている雑草をすぐに枯らしたい
  • 効果がすぐに出て、今生えている雑草を殆ど枯らすことができる
  • これから生えてくる雑草は防げない(撒いた箇所にしか効果を及ぼさない)

土壌処理型除草剤と茎葉処理型除草剤の最も大きな違いは、「雑草を生えてこないようにしたいか」と「現在生えている雑草を枯らすか」という点です。

土壌処理型除草剤とは

土壌処理型の除草剤は土壌表面に有効成分の処理層を形成し、それが雑草の根や芽から吸収され、効果を発揮します。処理層が形成されている間、効果のある対象雑草が生えてこない仕組みです。また効果の選択性があり、登録のある作物に対して、登録内容の通り使用することで雑草のみを防除することができます。

茎葉処理型除草剤とは

茎葉処理型の除草剤は、既に生えている雑草を枯らすことができます。土壌処理剤を使用した後に効果が切れて発生した雑草、土壌処理剤を使用できず発生してきた雑草を枯らすことができます。ただし製品によって使用できる対象や、使用時期、散布の仕方が異なるため登録ラベルを良く確認して使用しましょう。 散布直後に雨が降ってしまうと、除草剤が流れて効果を発揮しないので注意しましょう。

「農耕地用除草剤」・「非農耕地用除草剤」とは?

農耕地用除草剤 非農耕地用除草剤
どんな場所に撒くか ・農地やその隣地
・水田、畑
・家庭菜園 など
・周辺に植物を植えない非農耕地
・駐車場
・道路、線路 など
特徴 ・農作物を栽培する際に使用でき、雑草を枯らす ・散布した場所に生えている雑草を枯らす

農耕地用除草剤

農耕地用除草剤とは、その名の通り農作物や畑などの農作地に使える除草剤です。除草剤は薬なので、農薬取締法という法律に基づいて農薬登録をされています。これは、作物や動植物への薬効・薬害・安全性などを審査し、見極めるためです。

農耕地用の除草剤は上記の審査をクリアし、問題が無いと判断されたものです。つまり、田んぼや畑、その周辺で、雑草を枯らす目的などで使用しても作物への薬害や悪影響が無いか著しく少ないものが、農耕地用の除草剤となります。

非農耕地用除草剤を不用意に撒くとどうなる?

農作物の栽培や付随する用途で非農耕地用除草剤を使用することは、農薬取締法改正法第11条で禁止されています。違反者には、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、または、両方が科せられることになります。

家庭菜園や自宅の庭で使用した場合も、法律違反となるので注意しましょう。

種類と特徴から見る除草剤の選び方

畑・水田・家庭菜園の付近 駐車場など
対策したい雑草は
今生えている
農耕地用
茎葉処理型
非農耕地用
茎葉処理型
対策したい雑草は
これから生える
農耕地用
土壌処理型
非農耕地用
土壌処理型

昨今の農業や家庭菜園ブームの影響もあり、除草剤は多くのメーカーから販売されています。畑用や家庭菜園に向いているものなど、バリエーションも豊富です。その中から適した除草剤を選ぶためには、現在育てている作物の状況と照らし合わせることが重要です。除草剤を選ぶ際は、下記の点に注意すると良いでしょう。

除草剤を使用する場所

前章でも解説しましたが、場所ごとの除草剤の使用可否は法律によって定められています。散布場所が農耕地用であれば、農耕地用。非農耕地に散布するのなら、非農耕地用の除草剤を選びましょう。

どのような対策をしたいか

除草剤は、雑草に対してどのような対策を行いたいかで選ぶと良いでしょう。農耕地で現在生えている雑草をすぐに枯らしたいのなら農耕地用の茎葉処理型。今後生えてくる雑草を防ぎたいのであれば、農耕地用の土壌処理型を選びましょう。

購入前に製品のラベルを読む

実際に除草剤を購入する際はラベルを必ず読みましょう。同じ種類の除草剤でも、細かい用途や使い方は製品によって異なります。購入前にラベルを読み、自分に合った除草剤なのかを見定めることが重要です。

除草剤の種類や特徴を把握して自分に合ったものを選びましょう

栽培している作物に合った除草剤を見つけるためには、除草剤の種類や特徴を把握しておくことが重要です。また、除草剤によっては、使用範囲が法律で定められているものもあるので、使用前に説明書やラベルの確認を欠かさないようにしましょう。