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植松商店株式会社 植松裕章

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野菜

植松 裕章さん
植松商店株式会社
鶴田 諭一郎 イメージ
栽培品目
  • 落花生

自己紹介動画

  • 就農のきっかけを教えてください。

    祖父の代から創業65年、落花生の加工・販売をしています。ただ栽培をしていたわけではなく、千葉県多古町周辺の信頼している契約農家から、千葉で生産される落花生の最高品種とされる「千葉半立(はんだち)」を仕入れていました。ただ、農家の減少に伴って必要量の仕入れができなくってきて。そこで、自分たちで栽培をする必要もあり、約20年前に親の後を継ぐタイミングで植松商店株式会社を設立し、就農することにしました。

  • 栽培の特長を教えてください。

    畑には有機質の肥料を入れて土づくりに力を入れると同時に減農薬で栽培しています。畑には、福島県にある貝化石をまくことで大昔の海底のミネラルを土に含ませています。これによって落花生の食味を高めています。また、私たちが作る分だけでは栽培量が足りませんし、契約農家からの仕入れも続けていますね。「この落花生は誰が作ったの?」と聞かれれば「〇〇さんが作ったものです」とすぐに答えられます。生産者の顔が見える、安心安全な原料を使っていることが私たちの特長です。

  • 苦労や困難をどのように乗り越えましたか?

    やはり良いと思うものを作っても、食べてもらえなければ意味がありません。お客様に知ってもらうことには苦労があります。さらに知ってもらっても「他の商品で十分」だと捉えられてしまったら、食べてもらえません。一度食べてもらうと「やっぱり落花生の味が違うね」と言ってもらえますので、まずは食べていただけるようにネット販売にも取り組んでいます。

  • 植松商店が大切にしていることを教えてください。

    私で3代目になりますが、祖父や父の代にあった良いものはもちろん守りたいと思っています。ですが、それだけではおそらくダメだと思いますし、新しいことにもチャレンジしていきたいです。特に、おいしい落花生や、私たちのいる多古町の魅力も伝えていきたいと思っています。「お客様に足を運んでもらう」というのは地理的に難しい方もいらっしゃると思いますし、まずはこちらから魅力を発信していきたいですね。

  • 「持続可能な農業」という視点での取り組みを教えてください。

    3⼈の⼦を持つ親として、⼦供たちが安⼼して暮らせる未来を築くためにも、畑には環境に配慮した⽣分解性マルチフィルムを一部使用しています。これは微生物によって土に返るもの。これにより産業廃棄物を大幅に減らしています。また、落花生の在庫は最小限にして、できる限り注文が来てから煎り加工をして袋詰めしています。これにより煎り立てのおいしさを届けると同時に、在庫品から生まれる食品ロスの軽減に取り組んでいます。

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