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株式会社マルタ 鶴田 諭一郎

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野菜

鶴田 諭一郎さん
株式会社マルタ
鶴田 諭一郎 イメージ
栽培品目
  • 多品目

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  • 鶴田さんの就農のきっかけを教えてください。

    私たちマルタは全国北海道から沖縄まで2,000名を超える農家の方々が集まって作った生産者の組織です。私はそこで事業本部の代表をしております。
    私自身も熊本県南部の旧田浦町(現芦北町)というところで柑橘農家の15代目として生まれましたが、祖父と父親が作ったこのマルタという組織の魅力にひかれて大学卒業後入社しました(現在果樹園は弟が継いでくれています)。全国各地の産地に出かけて行って、生産者の思いを聴き、作り手のこだわりを付加価値に変え、生産者の収入を増やすお手伝いをすることによって持続可能な経営を支える、マルタ事業本部の仕事は私には天職だと思っております。

    鶴田さんの就農のきっかけを教えてください。 イメージ
  • 今まで苦労されたことや工夫されてきたこと、困難をどう乗り越えられたかなどを教えてください。

    創業当時(48年前)、「有機農業を農業の主流に」というスローガンを掲げて設立されましたがなかなか周囲に理解してもらえなかったです。化学肥料や農薬主体の栽培である地元の農協とも袂を分かち、マルタは「変わり者の集団」として全国に広がっていきました。
    全国の農家さんと取引するには天候の影響などで出荷量や品質が安定せず常に調整が必要です。現在はリレーしながら補完し合う全国産地の重層的なネットワークを構築したことと参画する生産者が学び合う場を作り相互に生産技術を高め合うことでなるべく品質の差がなく、安定供給をはかれる組織を作ることができました。

  • マルタの強みを教えてください。

    まず生産者の組織であることと参画する生産者がとても勉強熱心で学び合う組織風土があること。次に全国ネットワークをもって周年供給や天候災害リスクにも補完産地を準備することにより安定供給を実現できること。有機・オーガニックの取り扱い規模の大きさ(年間10億円以上)。きめ細かい生産管理と国際的な生産管理工程の認証(グローバルGAP)取得のサポート実績。全国に物流拠点・加工拠点の整備を拡大していることなどです。

  • 「持続可能な農業」という視点で、貢献されている点、またはこれから貢献していこうとされている点を教えてください。

    静岡にある自前の堆肥工場を活かした有機資材の研究開発のほか農業経営者の育成サポート、農業外企業との接点構築など、農業の可能性を広げ、将来にわたって農産物の安定供給体制を確立するために地道な準備を進めています。

  • 商品を検討いただいている方へメッセージをお願いします

    私たちマルタは北海道から沖縄西表島まで全国2000名を超える元気な生産者の集まりです。土づくりと味にこだわり、「有機農業を農業の主流に」という旗印を掲げて48年間頑張ってきました。今農業も気候変動や資材のコストアップや人手不足など様々な環境の変化に直面していますが、私たちはこれからも持続可能な農業で経営を確立し、将来にわたって安全で美味しい健康に役立つ農産物の安定供給を実現するために努力し続けます。どうか応援よろしくお願いいたします。

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