株式会社山西牧場 倉持 信宏

肉
- 倉持 信宏さん
- 株式会社山西牧場

- 栽培品目
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- 豚肉
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- エリア
- 茨城県坂東市
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- 設立
- 2018年
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- 従業員数
- 9名
自己紹介動画
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私は実家が農家で、大学卒業後、家業に就きました。もともと実家で生産していた豚肉は味に定評があって、このおいしい豚肉をもっと世の中に広められる方法があるんじゃないか、より良いものにする方法があるんじゃないかという思いがあったんです。これまで両親から「継いでほしい」と言われたことはありませんでしたが、せっかく実家が農家なのだから、戻って自分にできることをやろうと考えて就農しました。
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うちは小さい会社なので、フットワーク軽く動けることが良さだと思っています。その良さを発揮するためにも、作業を分担してそれぞれの従業員に裁量を与えています。私はほとんど口出しはしません。ほかにも、やってみたいことや意見があれば相談してもらい、なるべくチャレンジできるように心がけています。せっかくうちに来てくれたので、社員がバッターボックスに立てる機会を多くしてあげられたらと思います。
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流行に左右されることなく、基本に忠実であることです。これまでたくさんの方に「おいしい」と言っていただきましたが、私たちが飼育しているのは日本で広く普及している三元豚。餌は自社指定の配合飼料ですが、特別なものを入れているわけではありません。やっているのはふつうのことです。でも飼料が高騰したり、豚が育つ環境が変化したり、時代や環境が変化する中で基本をやり続けるのって意外と難しいんです。
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農業って、そもそも持続可能だと思うんです。生きていく上で必要不可欠な食にかかわる産業だからこそ、過去何十年、何百年と長く続いてきました。当然、無駄は出さないように工夫してきましたし、今まで廃棄していた物の中で「何かに使えそうだな」と思ったら積極的に使おうと常に考えてきました。例えばうちでは、ピッグレザーを使った商品や豚のプラセンタを使用した化粧品などを製造しています。
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何よりも餌の品質を重視して、おいしい脂、そして肉質のやわらかな豚肉を生産することに努めています。召し上がっていただくと、くさみがなく、うまみを楽しんでいただけると思います。「もたれない」「残らない」という声をいただくことも多く、また「鍋物に使っても灰汁(あく)が出ない」「他の具材もおいしくなる」と料理にも使いやすいと好評です。みなさんもぜひ召し上がってみてください。
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