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菜園生活 風来 西田 栄喜

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加工食品

西田 栄喜さん
菜園生活 風来
西田 栄喜 イメージ
栽培品目
  • キムチ
  • 漬物

自己紹介動画

  • 商品の特長を教えてください。

    「最近の漬物は元の野菜が何か分からないくらい調味液の味が濃いけど、あなたのところのは野菜が主役」と言われたことが原点です。「本物の野菜の味が感じられる」ものをコンセプトに、毎日食べられる味と価格を目指しています。化学調味料は入れておりませんので、野菜の味がしみじみと感じられ、すっとした後味が楽しめるのが特長です。また漬物ごとに合った野菜の品種を選んでいて、種から語れるのが1つの売りです。漬物やピクルスを通じて畑の雰囲気ごと届けられたらと思っています。

    商品の特長を教えてください。 イメージ
  • 西田さんご自身が大切にしていることを教えてください。

    戦後、食料に求められてきたものは量でした。今は味や機能性も求められていますが、最後は心で食べてもらうのが1番じゃないかなと思っています。例えば、うちのキムチを食べた時に「これは風来さんが、●月●日に種をまいてできた白菜を使っているんだな」と思ってもらえるような。今は生産者も消費者もお互い発信できる時代です。私はバーテンダー、ホテルマン出身のこともあり、お客さんからの声が1番励みになるんです。お客さんとのやりとりがエネルギーになって「毎日食べ続けられる味」を追求できています。

  • 風来の特徴を教えてください。

    私は風来を「日本一小さい農家」と言っています。畑の面積はふつうの農家さんの10分の1ほど。私は人を雇って拡大するよりも自分の目が届く範囲でやっていきたいんです。農業は生活と仕事を一致させることができる豊かな仕事だと思っていて、その実践の場が畑です。それから、かかりつけ医ならぬ「かかりつけ農家」という言葉を作りました。ふだんからうちで買ってもらうことで、災害時などにうちから食料を送ったり、逆にうちが自然災害の被害を受けたら支援してもらったり。この良い関係のおかげで20年以上風来を続けることができました。

    風来の特徴を教えてください。 イメージ
  • 農業を通じて叶えたいことはありますか。

    農業の可能性はいくらでもあると思うんです。うちでは畑でヨガをやっていますし、例えば一緒に畑作業して、心理的安全性を高めてからカウンセリングしても面白いだろうと考えたこともあります。ほかにもビジネスマンとして働きながら農的生活をするなど、業界や業種で区切らずに百姓的に仕事をしてみると「稼ぐ方法は一つじゃない」という心強さが生まれるはずです。そのためにも、まずは畑に来て土に触れてもらうのが1番いいんじゃないかなと思っています。そのために畑MAPを用意していつでも自由に畑を見れるようにしています。

  • 「持続可能な農業」という視点での取り組みを教えてください。

    私の今の暮らしや仕事の仕方を全国に広めていきたいです。将来的には農業の学校をやって、若い世代に「こんな暮らしができるんだ」「こうやって農業を始められるんだ」と知ってもらいたい。それが持続可能な農業につながっていくと思います。また65歳以上の人が生活に農業を取り入れて、月10万円稼げるような農業システムができないかも考えています。「ここに来れば何かできそう」そう思ってもらえる場を作っていきたいですね。

    「持続可能な農業」という視点での取り組みを教えてください。 イメージ



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