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有限会社たけもと農場 竹本 彰吾

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米・穀類

竹本 彰吾さん
有限会社たけもと農場
竹本 彰吾 イメージ
栽培品目

自己紹介動画

  • 就農のきっかけを教えてください。

    代々続くコメ農家の長男で、継ぐと思っていましたが決意したのは高校3年の時です。ある日、父に呼ばれて仏間に机を挟んで2人きりになって。何を言われるかと思ったら、札束がドンと出てきて「農業は儲からんって言われとるけど、もらっとるモンはもらっとるぞ」と。そして、たくさんのお客様や田んぼを貸してくれている地主の方、農協や集落の方、農家仲間などがいて、期待や注目を集めていることを教えられました。「これは親父なりの後を継いでくれ」というメッセージだと思い、その場で就農を決めました。

    就農のきっかけを教えてください。 イメージ
  • 苦労や困難をどのように乗り越えましたか?

    毎年、何かしらの苦労はありますが、やはり天気には苦労させられます。どれだけ工夫をしても、天気の機嫌だけで出来が変わります。長い期間かけて、暑い日の重労働などもこなしたのに、収穫前に稲がダメになるときは落ち込みもします。ですが、たけもと農場は、私1人で働いているわけではなく、家族も従業員もいます。皆でやっているからこそ、支え合えている部分もありますね。

  • たけもと農場の特徴を教えてください。

    もともと「おいしいお米を作ろう」「農薬の使用を減らして、自然環境や食べてもらう人のことを考えて作ろう」ということを意識してきました。また以前は出荷先は大きなところだけで「たけもと」の「た」の字も出ない状態でした。せっかく頑張って作るのだからお客様に「たけもと農場からお米を買いたいね」と思われたいと考え、今は直接販売にも力を入れ始めました。また、珍しいイタリア米を栽培したりもしています。これまで続いてきた良いものは継承しつつ、バランス感を持って、変わっていかなければと思います。

    たけもと農場の特徴を教えてください。 イメージ
  • 竹本さんご自身が大切にしていることを教えてください。

    「情報発信しないと認知してもらえない」と思い、2020年から農系ポッドキャストをやっています。認知に手応えを感じていますが、いざ認知されてくると、情報発信しないと業界がすぼんでいくという感覚を持っています。たけもと農場を知ってもらうことも大事ですが、農業界のためにも発信しようという使命感も感じています。そこに賛同してくださる農家が広がっている実感もありますね。

  • 「持続可能な農業」という視点での取り組みを教えてください。

    最初から意識していたわけではありませんが、イタリア米の栽培はそれにつながると思っています。一般的なお米を作れば、それなりに売れることは分かるんです。けれど、誰もがそうだと業界が「大したことがない」と思われる。そこで実際、作る人がいなかったイタリア米の栽培を始めたことで飲食業界の方が注目してくれたり、農業界でも「その手があったか」と思われたりしました。将来の可能性を感じられれば、気持ちが明るくなりますし、農業に魅力を感じてもらえると思っています。

    「持続可能な農業」という視点での取り組みを教えてください。 イメージ



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