契約農家インタビュー・株式会社LightField代表 丸田洋さん

Interview.03
新潟県上越市
LightField(ライトフィールド)代表 丸田洋さん
- 加工用トマトの栽培歴
- 2年
- 契約農家の地域
- 新潟県上越市
- 収穫形態
- 機械収穫
- 加工用トマトの平均収量
- 5t/10a
- 加工用トマトの栽培面積
- 3.5ha
- 加工用トマト以外の
栽培作物 - 加工用大根、加工用ニンジン、枝豆
Schedule

契約栽培を
はじめたきっかけ

もともとは水稲を栽培している法人を経営していました。しかし、米価の下落と需要の回復が見込めないことより、新たな柱として野菜の栽培を考えている際に日本政策金融公庫の方に加工用トマトの契約栽培をご紹介いただきました。水稲で業務用を中心とした契約栽培をしていたこともあり、全量買取にとても惹かれました。さらに、機械化一貫体系ができていることで、人手不足の中でも規模を拡大していける可能性を感じたことが決め手となりました。栽培指導を手厚くしていただけることや、納入先の工場が比較的近場であったということも後押しとなりました。
契約栽培の良いところ

全量買取であるということが一番大きなメリットです。単価もある程度見えている状況で栽培を開始できることで、より良いものを多く収穫することに集中すればよい環境はとてもメリットがあると感じています。栽培においては水稲とはまた違った大変さがあったため、初めての収穫で多くの鉄コンテナが積まれた光景を見た時は、とてもうれしく感じました。
JAや契約メーカーの
サポートについて

メーカーによる現地訪問が定期的にあり、実際にトマトを見ながら指導をしていただけます。問題が生じた際には指導だけでなく道具を調達していただけたり、持っている生産者をご紹介いただいたりと、より良い栽培ができる環境を整えていただけることは生産者としてとても心強いです。収穫時期も工場の都合を優先するのではなく、トマトの状況を見ながら一番良いタイミングで収穫をさせていただけるため、作り手としてはやりがいも感じることができています。メーカーの「一緒に良いものを作っていく」という姿勢が印象的で、一体感を持ちながら進めていけることが嬉しいですね。
今後の目標
今後もより一層規模拡大をしていきたいと考えています。ここ上越市では重粘土地帯ということで水対策など難しいところもありますが、技術的な部分を改善しながら、より高品質なトマトをたくさん収穫していきたいです。
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