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酪農・畜産業界特集

酪農・畜産業界特集

酪農・畜産業界で就業・就職したい方必見!

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ぜひ皆さまのご来場お待ちしています。

畜産の仕事って?

畜産業とは、牛や豚、鶏などの家畜を飼育し、乳製品や肉、卵、皮革などに加工して生活に役立てる産業です。
それぞれの仕事を詳しくみてみましょう。

肉用牛育成

肉牛の生産では母牛に子牛を生ませ、その子牛を育てる「繁殖」と、市場で買った子牛を大きく育てる「肥育」の二つの工程に分かれており、それぞれを専門で行う牧場もあれば、繁殖と肥育の両方を一貫して行う牧場もあります。

確実に子牛を出産させることが求められる「繁殖」では、発情を見逃してしまうと、次の出産までの間隔が伸びてしまい、生産効率が悪くなってしまいます。そのため、牛の発情を見逃さないための日々の観察や、専門の獣医師等との連携など、さまざまな取り組みが行われています。

一方、素牛を大きな肉牛に育てる工程が「肥育」です。最初は 粗飼料(生草、乾草、わら類等)を多めに与え、徐々により栄養価の高い配合飼料を増やしていく手法が一般的です。牛の生育段階や体調にあわせた飼料の配合が、肥育における重要なポイントとなります。

養豚

養豚の仕事は、「交配」・「分娩」・「育成」・「肥育」の4つに大きく分けられ、これらのプロセスを経て市場に出荷されます。餌を与える際には、食欲はあるか、異常はないかなど健康状態をチェックし、常に観察することが重要です。

また、豚は非常にデリケートな動物のため、衛生状態が悪いとストレスにより病気にかかりやすくなります。特に子豚が病気にかかると発育の遅れにも繋がるため、定期的な豚舎洗浄・ワクチン接種を行います。

養鶏

養鶏は、卵を生産するために採卵鶏を飼う「採卵養鶏」と、肉を生産するために食用鶏を飼う「食肉養鶏」の二つに分類されます。

採卵養鶏

養鶏場の朝一番の仕事は、鶏の健康状態の確認です。餌や水を与えながら、鶏の様子や食べ方、ふんの色や硬さなどを観察します。

卵を産むのは、多くが午前中。多くの卵を産むと卵どうしがぶつかったり、親鳥が卵を汚したり傷つけてしまうことがあるので、産まれた卵は即座に回収します。

食肉養鶏

ヒナが小さいときは、健康管理のために温度管理が大切です。また、食肉用鶏は成長が早いので、定期的にワクチン接種や清掃を行い、衛生管理を徹底することが大切です。出荷後は、再度清掃・消毒を行い、新しいヒナを迎え入れる準備をします。

酪農の仕事って?

酪農王国である北海道では、たくさんの乳牛が育てられ、1年を通して品質の良い生乳が生産されています。
良質な生乳を生産するため、酪農家の方々は朝早くから仕事を始め、牛の生活リズムに合わせ、決められた時間に餌を与え、搾乳作業を行っています。

給餌【朝・夕方の仕事】

餌には粗飼料と濃厚飼料の2種類があります。わたしたち人間にとって「主食」にあたる粗飼料は、乾燥させた「乾草」や発酵させた「サイレージ」など、牛の消化機能を安定させるために必要な食物繊維が多く含まれています。一方、「おかず」にあたる濃厚飼料は、トウモロコシの実や大豆、麦など、たんぱく質や炭水化物、脂肪などの栄養が多く含まれています。牛はこの2種類の餌を栄養源とし、高カロリーで良質な生乳を作り出しています。

牛舎の掃除【朝・夕方の仕事】

雑菌の繁殖を防ぐためふん尿や古い敷料を掻き出し、清潔な環境を保ちます。清掃後には牛がぐっすりと休めるように、布団代わりとなる新しい敷料を補充します。

この敷料には、稲わらやおが粉などが含まれ、ケガを予防したり、水分や湿気を吸収したりして、衛生面を保つ役割を果たしています。

搾乳【朝・夕方の仕事】

乳頭を消毒してからミルカーと呼ばれる搾乳器を装着します。牛は一日に約30~50kgの生乳を出すので、搾乳には多くの時間を要します。

搾乳作業が終了したら、ミルカーや生乳が通るパイプなどをきれいに洗浄し、殺菌消毒して保管します。

子牛の哺乳【朝・夕方の仕事】

酪農の現場では、牛乳を搾る以外に次の母牛を育てることも重要な仕事です。

子牛は生まれてすぐに「カーフハッチ」と呼ばれる小屋で育てられます。カーフハッチ内で育てることで、牛の変化に気づきやすくなり、病気が他の子牛へと伝染するのを防ぎます。

【昼の仕事】

決まった仕事はありませんが、牧場の整備や餌の調製などを行うこともあり、春から秋にかけては採草作業や施肥作業など、草地管理の仕事も行います。

また、分娩や具合の悪い牛がいれば様子を見ることもあります。必要に応じて、獣医さんに連絡を入れて対応します。

酪農家の方たちは毎日これらの作業を行い、様々な努力や工夫を重ね、皆さんに安心して飲んでもらえる牛乳を届けています。