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契約農家インタビュー・宮川一哉さん

Interview.01

長野県栄村

宮川一哉さん

就農年数
11年
加工用トマトの栽培歴
11年
契約農家の地域
長野県栄村
収穫形態
手収穫
加工用トマトの平均収量
8000kg
加工用トマトの栽培面積
2.5ha
加工用トマト以外の
栽培作物
アスパラガス、ズッキーニ、水稲、きのこ

Schedule

年間スケジュール

契約栽培を
はじめたきっかけ

代々伝わる加工用トマト農家として就農し、そのまま引き継いだのがきっかけでした。買取価格が安定していて、他作物とは違い、がんばった分だけ収入につながるという点にはとてもやりがいを感じています。就農したころは、父親の指示のもと日々作業をこなすだけでしたが、約3年前から世代交代し、今では栽培管理を主に行っています。父親やメーカー、JAなど教えてくれる人が身近にいるというのは、契約栽培ならではの特長でとても心強いです。


契約栽培の良いところ

一番は価格が安定していることです。契約栽培の場合、シーズン初めに既に価格が確定しているため、一般青果物とは異なり価格が上がることも無いが、豊作だから価格が下がるということも無いというのがありがたいです。また、既に栽培方法も確立されているので、年間の予定も立てやすく効率よく作業を進められる点も魅力です。自分が頑張った分だけ、手を掛けた分だけ結果になって返ってくるのが嬉しく、頑張ろうという気になれます。


JAや契約メーカーの
サポートについて

播種前や栽培が始まった6月中旬、収穫出荷前の7月下旬に定期的に指導会が開かれており、その年の情報や今時期の作業を改めて確認するいい機会になっています。自分の圃場だけでなく、他の生産者の圃場も見ることができるのでとても勉強になります。指導員の方が定期的に圃場を巡回してくれるのですが、自分では気付けなかったことを指摘していただくこともあり、必要な栽培管理を遅れることなくできて助かっています。


栽培をしていて
印象に残っていること

嬉しかったことも大変だったこともたくさんありますが、栽培した加工用トマトを食べた人や加工用トマトで作ったジュースを飲んだ人においしいと言われたときは、とても嬉しかったです。自信を持って作っていますから喜びもひとしおです。商品を喜んでくれたり加工用トマトを必要としている人がいるから、夏場の暑い時期の収穫も頑張れます。


今後の目標

一株一株の管理を適切に行いながら反収を増やすことが一番の目標です。反収が上がればそれだけでプラスの収入になります。決められた面積の中でどれだけ収穫量を増やせるか試行錯誤の日々です。あとはやはり食べた時に美味しいと思えるトマトを今後も作っていきたいですね。

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