ミニトマト農家 濱本隆宏さん

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ミニトマト農家 濱本隆宏さん

みやざき就農希望者発掘事業農業で生きていく。みやざき就農希望者発掘事業農業で生きていく。
  • 日本のひなた宮崎県
  • 宮崎県Miyazaki Prefecture

みやざき就農希望者発掘事業農業で生きていく。

宮崎の農業を知りたい!

どんな人々が就農している?

ミニトマト農家(宮崎県 宮崎市 佐土原町)

濱本隆宏さん

ミニトマトを生産。
東京在住時、IT企業の営業責任者を経てみやざき農業実践塾へ。
家族は奥様と3人のお子さんがいる。

農業実践塾での経験と出会いを生かして
理想のライフスタイルに一歩ずつ近づく。

活用した制度と学び
農地探しや中古ハウスの調達も実践塾を起点に

前職ではIT企業の営業責任者として、多忙な日々を送っていましたが、満員電車での通勤や家族の時間が全く無かった状態を一新したいと、家族で取り組める農業に挑戦することを決意しました。たまたま参加した就農相談会で、みやざき農業実践塾の所長の長渡英敏さんと出会ったことがきっかけで、入塾を決めました。実践塾では1年間、野菜の知識や栽培技術などの基礎を学びますが、周辺の農家への視察もあって資材の選び方一つにしても、それぞれの考え方を学べたことは非常に参考になりました。また研修後に、農地探しを長渡さんやコーディネーターの方に支援いただけたことも農業実践塾のメリットです。現在の農地は、コーディネーターさんと視察の途中にたまたま出会った農家の方が、高齢で後継者もいないことからお借りすることができました。中古ハウスの購入や助成金などの支援についても実践塾のネットワークを活用することで、スムーズに手配することができました。

就農後の苦労とそれをどう乗り越えたか
「管理遅れを出さない」ことが収量増加の秘訣

実践塾のハウスの農地は黒ボク土という粘土質の土でしたが、現在の農地は砂地で水はけが良い分、水持ちが悪い。最初は戸惑いましたが、土に籾殻を混ぜることでこれを緩和することに成功しました。籾殻を撒くことで保温効果もあり、微生物の餌にもなって土の栄養分が高まります。こうした知恵も実践塾での学びや農家への視察を通じて得たものです。独立して1年目、ハウスの面積は実践塾時代の4倍の16aとなり、作業も増えましたが、どうにか6月末まで収穫をやり切り、10aあたりの平均収穫量10tをクリアできました。3年目には更にハウスを14a増やし、妻の手も借りながら規模を拡大しています。大事なのは「管理遅れを出さない」こと。脇芽や不要な葉を落とす時にはしっかり落とす、実が赤くなったらすぐに収穫し整然とした状態を常にキープする。管理の徹底が収量に貢献します。今年は更に10a増やして、定植時期をずらすことで売上を拡大する予定です。今後については法人化の方向ではなく、あくまでも長く農業を続け、農家としてのライフスタイルを確立したいと考えています。

就農希望者へのメッセージ
「自分が本気で農業をやりたいか」を改めて問い直してみること

自分も就農の動機の一つに「もう東京はいいかな」という安易な部分がありましたが、実際に就農するのであれば、自分が本気で、農業をやりたいかどうかを改めて考えることが大事だと思います。資金の返済や家族の生活など、一生のことですから「ダメなら辞めればいい」というスタンスだと長続きしません。逆に真剣に取り組めば奥が深く、人も熱く、楽しい毎日になると思います。

  • みやざき農業実践塾について

    育てたい作物が選べて
    多様な人脈づくりが可能

    実践塾では約4aの農地でミニトマトを実際に栽培し技術を習得。空き時間は農家を訪問してノウハウを聞いたり、農地情報を仕入れるなど有効活用しました。

  • 自宅について

    400坪の敷地の自宅
    子供部屋もしっかり確保

    地主さんと関係性を深めて、最終的には後継者のような形でご自宅も好条件で譲っていただきました。400坪の敷地に建つ倉庫付きの一戸建てに今年転居します。