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ミニトマト農家 黒木靖男さん

みやざき農業人材発掘事業農業で生きていく。みやざき農業人材発掘事業農業で生きていく。

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宮崎の農業を知りたい!

どんな人々が就農している?

ミニトマト農家(宮崎県 日向市)

黒木靖男さん

ミニトマトを生産。半導体製造業を離職してのUターン就農。
兄の施設で雇用研修実施後、独立。ゴルフと磯釣りが趣味。

半導体製造オペレーターから180度の転身。
楽しみは子供たちの成長と趣味のイカ釣り。

就農のきっかけ
自分の手腕次第で味や収量、収入が変えられる

前職では半導体生産ラインのオペレーターを12年ほどしていましたが、リーマンショックを機に先行きに不安を感じて転身し、先に就農していた兄のミニトマト栽培を4年ほど手伝っていました。やがて自分のやり方次第でどんどん耕作地を広げていけたり、味や収量が変わったり、手腕によって収入の増減が決まっていく農業の魅力にひかれるようになりました。貯金はほとんどなかったため、就農時に日本政策金融公庫の「青年等就農資金」などを活用して事業をスタート。兄と比べて自分は器用なほうだと自負していましたが、ピークの11月や4~6月は休み返上で仕事をしてもなかなか収穫が追いつかない豊作で、想像以上に大変だというのが実感です。会社員時代は毎日決まった作業の連続でしたが、農業は自然が相手の仕事なのでその日、その日考えて、行動します。そこが大変ですが面白いところでもあります。

私の目指す農業経営
課題は色や形が安定したトマトの収量アップ

これまでにミニトマトの収穫を3旬経験しましたが、目標の収量に達するよう努力中です。ミニトマトは色や形が揃わないと商品にならないので日頃の観察を欠かさず、病害虫対策などを地道に続けています。ハウスは温度管理や水と肥料の供給をすべて自動で行うシステムを配備していますが、それでもなかなか目標の収量には届きません。トマトの品種についてはJAの部会でより収量が期待できそうなものを試行錯誤していますが、こちらもそうそう狙いどおりにはいきません。現在の作付面積は21aですが、まずはこの広さでいかに収量をアップしていくかが課題です。家庭ではまだ兄の手伝いをしていた時期に結婚し、現在上から4歳、2歳、0歳の子供が3人、家に帰ってもバタバタしています。

就農希望者へのメッセージ
支援は万全。大切なのはやり遂げる志です。

地元のJA日向では、巡回指導やいろいろな品種を試しながら、収量アップや品質向上のための支援を行っています。また、研修会や定期的なイベントの機会に品種や、技術の情報提供などを行うほか、トレーニングセンターを整備して就農希望者がさまざまなサポートを受けられる体制を整えているので、農業自体は比較的始めやすいと思います。地元の祭りなども盛んなので若い仲間がもっと増えてくれることを期待しています。

  • オフタイムについて①

    海岸までは車で5分。
    釣ったイカはその日のおつまみに

    自宅から近くの海までは車で5分。磯釣りのポイントが多いため、仕事の合間などにはしばしばイカ釣りを楽しむ。持ち帰ったイカはさばいて晩酌のお供にし、夕飯は奥様、4歳、2歳、0歳の子供たちとにぎやかに。

  • オフタイムについて②

    仲間との平日ゴルフを
    リーズナブルな価格で楽しむ

    昔からの仲間や同級生との平日ゴルフも楽しみのひとつ。首都圏などに比べて安くラウンドできるのが宮崎ひなた暮らしのいいところ。

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