【北海道湧別町】牛に優しい酪農業を目指す『株式会社ＡＤＦ』で、一緒に働きませんか

公開日：2019年09月28日

最終更新日：2020年09月25日

オホーツク海に面し、サロマ湖の西側にある湧別町。200品種以上のチューリップが咲き誇る、かみゆうべつチューリップ公園には、国内外から毎年10万人以上が訪れています。この町で、４代にわたり酪農業を営んでいるのが『株式会社ＡＤＦ』。「牛は、家族と一緒。ストレスを与えず、のびのびと育てたい」と語るのは、姉崎正弥社長です。大学で酪農の基礎を学んだ後、海外の酪農実習などを経て、就業。父親から経営を引き継いだ2018年に法人化しました。湧別町の酪農を支え、オホーツクを代表する牧場を目指した取り組みが始まっています。

ストレスをかけず、牛に快適な環境を追求する『株式会社ADF』。その理念は、すべてのスタッフに浸透しています。ロボット牛舎の建設も本格稼働するなど、湧別町の酪農の未来を先導する取組が始まっています。『株式会社ADF』の仕事内容や魅力、やりがいなど、現在活躍しているスタッフの声をお届けします。

（左）社長の姉崎正弥さんから順に

姉崎春菜さん
前職は歯科衛生士、酪農未経験での転職。姉崎社長を支える奥様として、日々の業務に奮闘中。

齊藤由季さん
子供のころから、牛は身近な存在だったという齊藤さんは、姉崎社長のお姉様。前職の介護福祉士から転職。本格的に酪農業に携わったのは、半年前から。

齊藤佳介さん
介護福祉士から、酪農未経験での転職。由季さんの夫。

シフト制でいろいろな業務を担当するそうですが、主な仕事内容を教えてください

春菜さん

牛舎の掃除や餌作りをはじめ、搾乳、哺乳など、日に応じて、担当する業務が異なりますが、皆で協力し合いながら、仕事に取り組んでいます。

今は、哺乳や搾乳、掃除など、基本的な酪農全般の業務を担当しています。飼養の衛生管理をしっかりと行いながら、牛の健康を見守っていきたいと思っています。

由季さん

佳介さん

春菜さんと由季さんと、同じく、基本的な酪農全般業務を担当しています。この他、ショベルカーの運転操作を少しずつ学んでいます。自然に囲まれた環境で、生活しているからか、体も丈夫になってきたように感じます。今後は、思いっきり汗を流す力仕事も行い、会社に貢献していきたいです。

大切な共有事項はボードなどを利用しコミュニケーションを取っています

仕事のやりがいや魅力について、教えてください

牛に愛情を注いだ分、牛はそれに応えて育ってくれます。とても懐いてくれるので、かわいいです。尽くせば尽くすほど、牛の毛のつやが良くなったり、乳質が良く、元気な牛に成長してくれます。この牧場によく来る業者さんが、「ここは穏やかな牛が多い」と言ってくださいます。愛情を注いで育てていることが認められて、うれしく思います。

春菜さん

由季さん

牛の管理にIT化を図るなど、酪農も大きく変わっています。牧場内でも、LINEを活用して、牛の様子などについて、連絡を密に取るようにしています。そのことで、牛の調子が悪ければ、早く治療をすることができるなど、牛の健康状態を良好に保つことができます。牛にとって好ましい環境を整備することで、乳質の良い生乳を提供できるなど、結果が目に見えて分かり、それがやりがいにつながっています。

昔から動物が好きだったのですが、牛と毎日触れ合っていると「めちゃめちゃかわいい」と思うようになりました。大好きな動物にかかわることができ、幸せな気持ちで仕事ができています。湧別町に来て、つらい手荒れや鼻炎、アレルギーなども治り、体が丈夫になりました。規則正しい生活リズムで、毎日を過ごしているからだと思います。

佳介さん