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【Vitamix Japan監修】Vitamix(バイタミックス)V1200iを使ってみた! なぜ高い? 何が作れる?

【Vitamix Japan監修】Vitamix(バイタミックス)V1200iを使ってみた! なぜ高い? 何が作れる?

健康志向が高まる昨今、家庭で手軽にスムージーなどを楽しめるミキサーが気になるという人は多いのではないでしょうか。そこで、ひときわ注目を集めているアメリカ製のハイパワーミキサーVitamix V1200iを使ってみました。Vitamixとはどんなミキサーなのか、何が作れるのか、実際の使い勝手などを忖度そんたくなしでご紹介します。購入に悩んでいる人は必読です。

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Vitamix V1200iを使ってみた

今回はVitamix社の日本代理店である株式会社アントレックスより提供を受け、Vitamix V1200iを使ってみました。氷も砕け、非常に滑らかなスムージーを作れるというVitamixミキサーの実力やいかに。

Vitamixって何? 何ができる?

VitamixはアメリカのVitamix社が開発したハイパワーなミキサーで、「混ぜる」「温める」「冷やす」「つぶす」「刻む」「砕く」「く」「こねる」ことが可能。スムージーはもちろん、夕食の仕込みやアイス作りまでできちゃうんです。
通常のミキサーとは一線を画す「ホールフードマシン」です。

ホールフードマシンとは?

Vitamix社がミキサーを開発したのは健康のためです。医療費が高額なアメリカでは、自分自身の健康に責任を持つという「セルフメディケーション」の意識が高く、その一環として、病気になりにくい食生活を応援できるマシンとして生み出されたのがVitamixのミキサーです。
「ホールフードマシン」は、食材の栄養素をまるごと摂取できるマシンという意味です。通常であれば捨ててしまう果物や野菜の皮や種もVitamixであれば粉砕できるので、余すことなく取り込むことができます。

Vitamixのモデルごとの違いと価格

日本で発売しているVitamixはA3500i、A2500i、V1200i、E310の4種類です。どれもミキサーとしての基本機能は同じなのですが、違いを表にまとめてみました。

機種 A3500i A2500i V1200i E310
税込み価格 160,000円 120,000円 78,000円 89,000円
サイズ W203xD279xH432mm W203xD279xH432mm W203xD279xH432mm W190xD220xH440mm
重量 約6.9㎏ 約5.6㎏ 約5.6㎏ 約4.2㎏
容量 2.0L 2.0L 2.0L 1.4L
消費電力 1000W 1000W 1000W 900W
定格時間 8分 8分 8分 8分
本体保証期間 10年 10年 10年 5年
タッチパネル × × ×
カウントダウン × ×
カウントアップ ×
自動検知システム × ×
インターロック ×
プログラムモード 5メニュー 3メニュー × ×
ブレンディングカップ&
ボウルの使用
×※

※ パーソナルカップアダプタを取り付けることで、ブレンディングカップの使用が可能。ブレンディングボウルの使用は非推奨。
(アントレックスオンラインストアより引用)

A3500i、A2500iはメニューに合わせて最適な回転数・時間で自動で撹拌かくはんしてくれるプログラムモードを使用できます。最高級モデルのA3500iにはタッチパネルもついており、直感操作が可能です。
ベーシックなV1200iはプログラムモードこそないものの、カウントダウン機能(タイマー機能)があるので他のことをしていても撹拌しすぎるということがありません。
E310はブレンディングボウルなどのアクセサリーは使えませんが、小型なので置き場所に困るという人におすすめです。

なぜ高い?

ミキサーとしてはもとより、調理家電の中でも非常に高額なVitamix。高額な理由を解説します。

ハイパワー

Vitamixは2馬力ものパワーで食材を粉砕できるとのこと。決して小さいサイズではないですが、このパワーならむしろコンパクトに収まっているのでは?と思えてきます。
高出力のモーターは高額なものも多いので、パワーの強さが価格にも表れているようです。

高耐久力のコンテナとブレード

Vitamixウェットコンテナのブレード

ウェットコンテナのブレード

Vitamixのコンテナ(食材を入れる容器)はトライタン(コポリエステル樹脂)製。飛行機の窓に使われるほど強度のある素材で、長期の使用にも耐えることができます。
また、ブレードは分厚いステンレス製で、切るための刃はついていません。食材を切るのではなくたたいて粉砕するので、刃こぼれせず、洗う時も安心です。
カツオ節をかたまりのまま入れても、粉になるまで砕いてくれるパワーと耐久性をあわせ持ったコンテナとブレードなんです。
長期の使用に耐える高品質な素材を使っているからこそ、価格は上がってしまうのかも……。

10年の長期保証が可能な品質

Vitamixは本体保証が10年(E310は5年)とメーカー保証が非常に長期間となっています。その保証ができる品質への自信を感じます。
また、10年間安心して使えるのは非常に心強いですよね。安いミキサーを壊れるたびに買い替えるよりも安いかも……? 公式代理店に聞いたところ、自然故障は非常に少ないそうです。

Vitamix V1200iの付属品・周辺機器

Vitamix V1200iと、タンパーとタンパースタンド、600mlブレンディングカップや225mlブレンディングボウルが並んでいる
今回使ってみたのはVitamix V1200i。価格を抑えながらもVitamixの性能を存分に楽しめるモデルです。本体のほかに、2.0Lのコンテナとミキシングを補助するためのタンパーというスティックが付属しています。

また、別売りの1.4Lコンテナ600mlブレンディングカップ225mlブレンディングボウルなど、少量の食材で使用するのに適した製品も使用することができます。
1.4Lコンテナには通常のウェットコンテナのほか、乾いた食材を砕くのに特化したドライコンテナや、泡立て・乳化に特化し生クリームやメレンゲなどを素早く作れるエアーディスクコンテナの計3種類があり、目的に合わせて使い分けることが可能です。

今回はVitamix 1200iで2.0Lコンテナと225mlブレンディングボウルを使用しました。

実際に使って料理してみました

重要なのは実際の使い心地ということで、いろいろ作ってみました! 一部をご紹介します。

スムージー

Vitamix V1200iのコンテナにキウイとリンゴとグレープフルーツと小松菜が入っている様子
リンゴをまるごと入れても大丈夫です」という言葉を信じ、洗っただけのキウイとリンゴ、皮をむいただけのグレープフルーツ、ざく切りの小松菜と少しの水を入れてスムージーを作ってみました。

みるみるうちにリンゴが砕けていき、スピードを上げるとあっという間に粉々に。数十秒でなめらかなスムージーができあがりました。
水分を足してあげることでブレードがスムーズに回り、撹拌しやすくなるようです。

ナッツで作るアイス

Vitamixではナッツと氷、お好みの甘味料だけでアイスクリームを作ることができます。

コンテナにカシューナッツ、氷、はちみつ(動画ではココアパウダーも)を入れます。ここからアイスクリームになるとは思えない見た目です。
タンパーで押し込みながら撹拌すると、みるみるうちに氷が砕け、アイスクリーム状になっていきます。ものの数分でアイスクリームができあがりました。

参考動画:Vitamix Japan Youtubeチャンネルより

ナッツの風味をしっかりと感じられるなめらかなアイスクリームでした! さらに濃厚にしたい場合は、氷の代わりに凍らせた牛乳で作るのもいいのかなと思います。
余った分は冷凍して保存しておけるので、たくさん作っても安心です。

ピーナッツバター

Vitamixではナッツを砕いてナッツバターを作れます。ピーナツはもちろん、アーモンドやカシューナッツなどお好みのナッツで作るのもおすすめです。なかなか見かけない種類のナッツバターも、自宅で作れば食べ放題だしお財布にも優しいですね。

225mlブレンディングボウルにピーナツを入れ、撹拌します。粉々になったあと、徐々に油分が出てきて次第にペースト状になります。

参考動画:Vitamix Japan Youtubeチャンネルより

ピーナツ100%のピーナツバターは高額だったり、量が多すぎたりと悩ましい面もあります。Vitamixとピーナツがあればいつでもできたてのピーナツバターを作れるのは魅力的です。

スープ

塩ゆでしたトウモロコシが冷蔵庫にあったので、実の部分をそぎ切りにし、牛乳と一緒にスイッチオン。徐々にスピードを上げて、最高速で5分ほど回すと温かいコーンポタージュのできあがり! 裏ごしなしでとってもなめらかな仕上がりです。
他にも干しエビとトマト缶と豆乳でビスク風スープなど、家にある食材を5分程度ミキサーにかけるだけで鍋を使わずにスープが作れるのはとても助かります。

抹茶ラテ


牛乳とキビ砂糖、抹茶を入れて5~6分撹拌するだけでふわふわフォームミルクが乗った抹茶ラテができあがりました。
抹茶のようなダマになりやすい食材もしっかり混ぜてくれるのはとてもありがたいです。

使い終わった後はどうする?

使用後のコンテナは、軽くすすいでから洗剤と1Lほどの水やぬるま湯を入れ、蓋をしてハイスピードで1分ほど撹拌するとあらかた汚れが落ちます。粘度が高いものや脂っぽいものを撹拌したときは落ちにくいので、お湯の温度を高めにしたり量を多くしたりすると蓋(ふた)まで汚れが落ちやすいです。
コンテナやブレードは全て食器洗い乾燥機にも対応しているので、仕上げに食洗機で洗ってあげると安心です。

電気代は高くないの?

ハイパワーな家電ということで、気になるのは電気代。
900Wで1回2分、1日3回使用した場合の電気代は、1日約2円1カ月60円程度。
※ 1kWh(キロワット時)=22円、月間使用量295kWh/月の場合
Vitamix公式サイトより引用)

使用電力は電子レンジとさほど変わらないので、そんなに気にすることはなさそうです。

使ってみてわかったメリット

1カ月ほど日常的にVitamixを使ってみて感じたメリットをお伝えします。

目分量でいい感じにおいしくなる

特にスムージーやスープはなんとなく作ってもおいしいものができます。アイスを作る際は分量に対し氷が少ないとゆるい仕上がりになるので多少注意が必要です。とはいえ、ゆるくなってしまったら凍らせればいいので、かなりハードルは低いです。
小腹がすいたときやもう1品欲しいときなど、冷蔵庫・冷凍庫にあるものをどんどん入れてスムージーやスープが作れるのは助かりますね。

手入れが楽、洗い物が減る

使い終わった後は洗剤を入れて撹拌すれば洗えるうえ、食洗機での洗浄が可能なのでお手入れがとっても楽です。
特に通常たくさんボウルを使うお菓子作りなどは、Vitamixがあればかなり洗い物を減らせます。

皮や種まで粉々に

リンゴやキウイを皮をむかずにまるごと入れてもしっかり粉砕してくれるので、包丁なしでスムージーを作れます。
皮付近に栄養があると言われても、食べるのが難しいキウイなどの果物。粉砕することでまるごと栄養を得られるのは非常にいいなと思いました。生ゴミが出ないのもありがたいですね。

いろいろなものを自宅で粉砕できる

ハイパワーなVitamixは、肉や魚をミンチにしたり、米を米粉にしたり、グラニュー糖を粉糖にしたりと、自宅でさまざまなものを粉砕できます。浸水したアーモンドを撹拌し、アーモンドミルクを作る人もいるんだとか。
自宅でこれらの材料を作れることのメリットを挙げたいと思います。

市販のものよりも安く入手できる場合がある
・調理直前に粉砕できるので、酸化や劣化を気にせずに調理できる
添加物を含まない材料が入手できる

粉糖を例に説明します。粉砕の手間があるためか、粉糖は原料となるグラニュー糖より少し割高な価格で販売されることが多いです。グラニュー糖から粉糖を作ることができればお得ですし、粉糖の収納場所も減らせます。
また、粉糖は水分を吸収しやすく湿気てダマになりやすいため、市販の粉糖にはコーンスターチなどが添加されていることが多いです。純粉糖が欲しいのに売っていない、ということもあるかもしれません。
Vitamixがあれば調理の直前に都度粉砕すればいいので湿気を気にすることなく、いつでも純粉糖を手に入れることができます。もちろん、コーンスターチを一緒に撹拌することで市販の粉糖に近づけることも可能です。

多少の手間はかかるのですが、こういった使い方ができるのは幅が広くて良いと思います。

使ってみてわかったデメリット

ここまでメリットを挙げてきましたが、デメリットこそ気になりますよね。忖度なくお伝えします。

音・振動が大きい

動画を見てもらうとよくわかると思いますが、ハイパワーの代償として、かなり音や振動は大きいです。特に最高速にした場合、周りの音はほとんど聞こえなくなります。換気扇や食洗機の稼働音をかき消してしまうくらいと言うとわかりやすいでしょうか。
使っていれば慣れるので「音がうるさいから使いたくないな……」とはならないのですが、子供が寝ているときは使わないでおこうと思いますし、集合住宅だと長時間の使用は難しいのかなと感じます。

場所を取る

上記の比較表に記載の通り3合炊きの炊飯器くらいの大きさのため、しっかり場所を取ります。5.6kgと重さもそこそこあるので、使うたびに出し入れするような使い方はかなり不便だと思います。
また、タンパーを使うにはVitamixの上に空間が必要なので、つり戸棚があるキッチンだと使いにくい可能性があります。

Vitamixをおすすめできる人

最後に、メリット・デメリットを踏まえたうえでおすすめできる人、できない人をお伝えします。まずはおすすめできる人から。

毎日スムージーを飲む人

スムージーは市販のものを購入すると割高なことも。毎日飲むのであれば、包丁を使わずにまるごと栄養を取れるスムージーが作れるVitamixを購入して損はないでしょう。
好きな食材を使ってスムージーが作れるので、気分や体調に合わせてカスタマイズすることも可能です。
健康を意識する人こそVitamixを活用できると思います。

料理をするのが好きな人

「Vitamixがなくても作れるけれど、作るのが大変な料理」を、Vitamixがあれば簡単に作ることができるのがこの製品の真骨頂だと思っています。
通常の時短目的であれば、ハンドブレンダーや手動チョッパーで十分かなうはず。そのため、料理が好きで探求したいさまざまな料理をおいしく作りたい、という人こそVitamixを100%活用できるのではと思います。

体に取り入れるものにこだわりたい人

アイスクリームや製菓材料など、手作りするのが少し大変なものもVitamixがあれば気軽に作れるようになります。手作りおやつのほか、自家製こうじ味噌みそなどの仕込みも手伝ってくれるので、アレルギー体質の人にもぜひ使ってみてほしい家電です。

深型の食洗機がある人

深型食洗機にVitamix 2.0Lコンテナと、600mlブレンディングカップとブレード、計量カップなどを入れた様子

コンテナやブレンディングカップを深型食洗機に入れるとこんな感じ

コンテナを水と洗剤で洗浄できるとはいえ、使った食材によっては落ちきらないことも。効率的に撹拌するため、コンテナや蓋はわりと凸凹しているので、手洗いは少し大変。
深型の食洗機があればコンテナや蓋がまるごと入るので、使ったらしっかり洗いたい!という場合は食洗機があると安心だと思います。

Vitamixをおすすめできない人

万人受けしないミキサーというのはここまでで伝わっていると思うのですが、特におすすめできない人もお伝えしておきます。

集合住宅に住んでいる人

やはり音・振動が大きいので、集合住宅に住んでいる人は使用をためらうことが多くなってしまうのではないかと思います。長時間は使用しない!と割り切って購入するのはアリかもしれません。また、市販の防音シート遮音ボックスを併用することも検討できそうです。

高い場所にしか置けない人

Vitamixは高さがあるミキサーです。コンテナを取り外すことができるので少し高い位置でも使えるのですが、タンパーを差し込んで使うことも考えると、キッチンと同じ高さに置けるのがベストだと思います。
高い場所に置いた場合、特に身長の低い人は使いにくいと感じるかもしれません。

研究しがいのある家電 Vitamix

最初は使いこなせるか不安でしたが、使ってみるととっても簡単で、今やすっかり生活になじんでいます。Vitamixを使って初めて作ったマドレーヌにハマり、毎週のように焼いて家族で楽しんでいます。
今気になっているのはエアーディスクコンテナ。コンテナの中でメレンゲが作れるならキッチンも汚れないので、高頻度でシフォンケーキなんかも焼けちゃいそうです。

アメリカでは、親から子へ受け継がれて使われるというVitamix。我が家でもキッチン家電の一つとして当たり前の存在になっていきそうです。使えなくなったらまた次の機種を購入するんだろうなと思っています。

Vitamixが気になるけどいきなり購入はハードルが高い!という人は、公式代理店が出品するレンタルサービスもありますので、こちらで実際の使い心地を体験してみるのもおすすめです。

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