放牧指導者等育成のための研修会とは
放牧は、飼料費や飼養管理にかかる労力を削減できるだけでなく、耕作放棄地の解消や景観保全にも貢献することから、循環型畜産を支える技術として注目されています。
また、畜産現場では高齢化や担い手不足が進む中、労働負担の軽減につながる放牧への関心が高まっています。一方で、放牧を実践するためには、放牧地の管理方法や電気牧柵の活用、飲水場の設置、放牧牛の管理など、さまざまな知識が必要です。
本研修会では、普及関係機関や農業団体などの支援担当者のほか、これから放牧に取り組みたい生産者を対象に、放牧の基礎知識や導入時の留意点について解説します。また、放牧の意義や経済性、新規就農を機に開始した家族経営による持続可能な放牧酪農などについても紹介します。
研修会はZoomを利用したオンライン開催です。
参加費は無料で、職場や自宅から気軽に参加できます。放牧に関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。
12月7日(月)のプログラム
■開会 13:30~13:35
■講演➀ 13:35~14:05
放牧経営の経営的優位性と持続性
一般社団法人日本草地畜産種子協会 放牧アドバイザー 須藤 純一 氏
〈要旨〉放牧を実践している先進的な事例を交えながら、酪農経営における放牧の意義
や経済的優位性などについて解説する
■講演➁ 14:05~14:35
はじめての放牧酪農
一般社団法人日本草地畜産種子協会 放牧アドバイザー 栂村 恭子 氏
〈要旨〉放牧酪農に必要な基礎知識について解説するとともに、新規参入や転換事例につい
て、放牧を導入した経緯や取組内容を紹介する
■講演➂ 14:35~15:05
はじめての肉用牛放牧
一般社団法人日本草地畜産種子協会 放牧アドバイザー 山本 嘉人 氏
〈要旨〉肉用牛放牧に必要な基礎知識について解説するとともに、新規参入事例につい
て、放牧を導入した経緯や取組内容を紹介する
■事例紹介 15:05-15:35
新規就農による持続的な放牧酪農の実践
北海道別海町 近津 義尊 氏
〈要旨〉「シンプルな生産方式」を経営方針として、新規就農を機に開始した家族経営に
よる持続可能な放牧酪農の取り組みを紹介する
■閉会 15:40-15:45
講演者等紹介
■ 一般社団法人 日本草地畜産種子協会
放牧アドバイザー 須藤 純一(すどう じゅんいち)氏

畜産経営の経営コンサルタント業務に従事しながら、特に酪農経営における自給飼料生産とその活用による経営的有利性について研究してきた。中でも放牧活用による生産コスト低減経営の実証研究を行った。大学教員を経て現在に至る。
■ 一般社団法人 日本草地畜産種子協会
放牧アドバイザー 栂村 恭子(とがむら やすこ)氏

1986年度から2023年度まで、農林水産省および農研機構の研究機関で、放牧管理技術や放牧牛乳の特徴に関する研究に携わる。2024年度からは日本草地畜産種子協会の放牧アドバイザーとして、放牧の相談や優良事例の調査を行っている。
■ 一般社団法人 日本草地畜産種子協会
放牧アドバイザー 山本 嘉人(やまもと よしと)氏

1984年から2024年までの期間、農水省および農研機構傘下の研究機関に勤務し、効率的な家畜生産につながる草地管理技術開発や草地生態系の機能解明や保全に関わる研究に携わる。2025年以降は、日本草地畜産種子協会の放牧アドバイザーを務め、放牧技術の普及を通じて、農地保全とともに農村地域活性化に貢献したいと考えている。専門は草地管理である。
■北海道別海町 近津 義尊 氏

2007年別海町中西別にて新規就農。就農当初より昼夜放牧を行い、低コストで持続的な循環型酪農を目指す。2019年に牛伝染性リンパ腫の罹患が判明し、2024年に清浄化を完了する。2026年3月第12回自給飼料コンクールにて農林水産大臣賞受賞。同年10月第65回農林水産祭にて内閣総理大臣賞受賞。
イベント詳細
| 詳細 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 一般社団法人日本草地畜産種子協会 |
| 参集範囲 | 生産者、農協、農協連、市町村、都道府県、関係機関団体など |
| 日程 | 令和8年12月7日(月)13:30~15:50(予定) |
| 会場 | Zoom開催 ※ご予約完了メールにURLを記載しております。 ※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。 ※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。 |
| 申込期間 | 令和7年10月19日(金)~令和7年12月5日(金)15:00 ※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。 |
| 定員 | 300名程度 |
| 参加費 | 無料(要予約) |
| お問い合わせ先 | (1)Webセミナーの実施内容に関すること 一般社団法人日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:磯前、塚田 (TEL:03-3251-6501 E-mail:s-isomae137@souti-fsa.or.jp、 y-tsukada138@souti-fsa.or.jp) (2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること 株式会社マイナビ 農業活性事業部 担当:谷藤、諸富 (TEL: 070-4847-3357 E-mail:agri-webcast@mynavi.jp) |
※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます















