シェア畑のメリットとは?
・野菜の栽培に必要な道具を無料レンタルできる
畑仕事には、重い肥料や農具、野菜の種や苗などの準備が必要です。マルチや支柱、不織布シート‥など、細々としたものまで入れると、意外とたくさんの資材を揃えることになり躊躇しがちです。シェア畑には必要なアイテムが完備されているので、車も不要。お出かけがてらにさくっと畑仕事!というライフスタイルを実現できます。
・無農薬栽培なので、子どもとの作業も安心・楽しい
シェア畑では化学肥料は使用せず、牛糞・鶏糞たい肥や油かすなどの有機質肥料で育てます。なので、子どもと一緒の作業も安心して行えます。
「野菜がどうやってできるのかを子どもに教える機会がないので、食育の場として貴重」、 「子どもも畑に来るのを楽しみにしているし、ここ(シェア畑)で採った野菜は美味しいと食べてくれる」といった利用者の声も上がっています。
・もう失敗しない!菜園アドバイザー付き
張り切って植物の栽培を始めても、栽培方法が分からず枯らしてしまった…という経験もある人も少なくないのではないでしょうか。シェア畑では、“菜園アドバイザー”が講師となり育て方の講習をしてくれます。忙しい人には、栽培代行サービス(有料)もあるので、長期旅行を我慢する必要もありません。
全国で1万5千人を突破するなど、利用者は右肩上がりに増えているそう。その8割が野菜づくり初心者だそうで、「自分でつくった野菜を採って食べると、こんなに美味しく感じるのかと驚いた」、「野菜づくりというとハードルが高いと感じていたが、手ぶらでできて、しかも菜園アドバイザーさんが教えてくれるので、初心者の自分にはとても助かる」という新鮮な感想が届いています。
シェア畑のサービスを運営する株式会社アグリメディアに、おすすめの畑5選とその理由を聞きました。(次のページへ)
首都圏のおすすめシェア畑5選
1.シェア畑 花小金井
園内にBBQ施設がある、小金井公園に近いです。つまり、自分で作った野菜を畑で収穫し、とれたてをBBQ場で楽しむ…なんていう贅沢ができちゃいます。その味は格別とのこと。畑の敷地内でキウイフルーツを栽培していて、秋に収穫して食べられるのはここだけ!というフルーツ好きにうれしい理由も。
2.シェア畑 横浜十日市場
シェア畑横浜十日市場には、低価格で利用できる小区画(3平方メートル)の「こども畑」があります。初めての野菜づくりで作付けが不安な方向けに、夏はトウモロコシ、冬は大根やイチゴなど、人気の品目を作付けできるので、低価格でもしっかり楽しめます。
3.シェア畑 FujisawaSST
本屋や個性豊かなショップが集まる「湘南T-SITE」から徒歩2分の立地にあります。
畑仕事の後は、カフェで読書をしながらゆったり過ごす。そんなロハスな一日を過ごしたい方にはピッタリ。
4.シェア畑 みさとだんち ファーマーズガーデン
UR都市機構との共同事業として、みさと団地内に開園。畑から徒歩圏内にIEKAやららぽーとがあり、遠方から来ても“畑作業付きのお出かけ”が丸一日楽しめます。
5.シェア畑Plus 稲毛
名前に「Plus」とついた「シェア畑Plus 稲毛」では、通常の区画の他に、中上級者向けの大型区画(50平方メートル)が用意されています。野菜の作付けプランも自由に設定できます。閑静な住宅街にあり、ゆったりとした空間で本格的農作業が出来る畑です。農業に関心の高い、マイナビ農業読者にはぜひおすすめとのことです!
友達との共同利用もできるので、週末ごとに仲間でわいわい楽しむのもよし。スポーツ感覚で、ジム代わりの運動として通うのもよし。ヘルシーな野菜も収穫できて一石二鳥です。利用者からは、「利用者同士が集まるイベントがあり、近所の方と一緒に楽しむ新しい場所ができてうれしい」という喜びの声も届くのだとか。
今春には75農園を突破見込みであるなど、数を増やしつつあるシェア畑。「シェア畑」のサイトから、各農園の空き状況がチェックできるので、週末は近くの畑に見学に行ってみてはいかがでしょうか。