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高品質で、首都圏などでも人気のミニトマトを主軸に生産
代表の平賀さんが農業を始めたのは、約11年前。「農業がやりたい!」と異業種から転身し、一念発起。知り合いから、伊達市にある土地を譲り受けて取り組みました。
次第に、農業の魅力に惹きつけられ、平成22年に独立して『株式会社風のがっこう』を設立しました。札幌南区にも農場を持ち、新たなスタートを切りました。
現在は、ラグビーボールのようなかわいらしい形が見た目の特徴の『アイコトマト』やトマト本来の味を楽しむことができるミニトマト『ラブリーさくら』などのミニトマトを中心に、カボチャや米を生産しています。
主軸となるミニトマトは、年間で約45tを生産しているそうです。「繁忙期には、地元のヘルパーさんも雇用する」と平賀さん。収穫物の販売先は、首都圏などに展開する高級スーパーマーケットをはじめ、百貨店など、平賀さん自らが販路を開拓しました。高品質と好評と博し、北海道内の平均価格よりも2倍以上で取引されているそうです。
夏はしっかり、冬はゆっくり休む、メリハリをつけた働き方ができる
『風のがっこう』で働く廣瀬論人さんと石田和寿さんから、お話を伺いました。高知県出身の廣瀬さんは、大学進学を機に北海道に暮らし始めたそうです。多くの仲間とともに、充実した学生生活を送っていた中、ゼミの先生の紹介で、代表の平賀さんと出会いました。「平賀さんの農業に対する姿勢に惹かれ、一緒に仕事がしたい」と廣瀬さん。
未経験から始めた農業でしたが、現在では、伊達市にある同社の農場責任者として活躍しています。廣瀬さんは、「前年より収穫量が多くなるよう、工夫しながら取り組んできた成果が出た時がうれしい。平賀さんが、農業の魅力を教えてくれたように、将来は、農業を志す人にその素晴らしさを伝えていきたい」と目を輝かせます。
一方、石田さんは、土木関連企業で働いていましたが、親戚の知り合いという平賀さんのもとで、2年前から働いています。「今はトマト栽培の基本を学んでいます。とにかく、学ぶことの多い毎日ですが、農業は本当に楽しいです」。
「ここでは、夏の間は、しっかり働いて、冬はゆっくりお休みするというメリハリをつけた働き方ができます。冬は温泉に行くなど、家族水入らずで過ごす時間が増え、満足しています」と、石田さんは笑顔を見せてくれました。
障害者に働く場を確保。得た利益は、従業員に還元
平賀さんは現在、JAさっぽろ青年部本部部長や北海道農業法人協会の監事を務めています。農業を営む仲間と共に、学び合い、交流を深める中で、多くのつながりができたそうです。また、「情報交換や親睦を含めることで、さまざまな刺激を受けることができた」という平賀さん。
平賀さんは常に、スタッフ一人一人に「楽しく仕事をしよう」と呼びかけています。
「得た利益は、従業員に還元しています。夏はしっかり働いてもらった分、冬はしっかり休んでもらいます。もちろん、一年を通して安定した給料を支給しています」。社会保険をはじめ、昇給・賞与、有給休暇制度などの福利厚生制度を設けているそうです。
平成29年からは、障害者の自立や社会参加を支援し、共に生きる場を提供しようと障害者の方を実習で受入。1カ月後、正式に雇用契約を締結し、31年度からは正式に年間雇用を結ぶ予定です。平賀さんは、「一生懸命、仕事に打ち込み、社員やパートさんからも信頼されている。大切なスタッフの一人です。今後も障害者の方が働くことができる機会を増やしていくことができれば」と話してくれました。
今後は、さらに事業の拡大を図ることも視野に入れています。
「農業は本当に奥深く、一生をかけて取り組んでいきたいと思っています。スタッフみんなが、農業を楽しいと思って働くことができるように努めていきたいです。また、付加価値の高い作物を生産することで、多くの方に喜んでもらいたい」と平賀さん。
自身の個性や能力、強みを生かして輝くことができる環境で、農業を始めてみませんか。
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株式会社風のがっこう
住所:札幌市南区小金湯580番地
伊達市西関内町171⁻1
電話番号:090-9753-9468
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