目指す就農のビジョンに合わせて、
さまざまな相談や支援を展開
カーリングで有名な北見市や流氷が接岸する網走市など、北海道の北東部に広がるオホーツクエリアでは、酪農・畜産(肉牛、豚、鶏)をはじめ、全国一のたまねぎや小麦、ばれいしょなどバリエーション豊かな農業が営まれています。
大自然の恵みを背景に、安全で高品質な生乳を生産するオホーツクエリア。『オホーツク農業協同組合連合会』では、短期間でも酪農体験をしたい方、農業の研修を受けてみたい方、農業法人に就職したい方、自営として経営主になりたい方など、それぞれが目指す就農の形に合わせて、さまざまな相談・支援を行っています。
意欲ある第三者も、安心して酪農を引き継ぐことができる
湧別町で働く山口静友さんは、後継者が不在の酪農家の後を継ぐ『第三者継承』として、経営継承先の牧場で研修を受けています。
奥様と子供2人で、茨城県から北海道へ就農することになった山口さん。数ある中でも、この牧場を選んだのは、牛舎が明るくて清潔に保たれているからだそうです。
「オホーツクの街は、大きな病院や買い物をするところがあり、住みやすくて便利です」と山口さんは話します。
牧場の親方である青山信孝さんから教わりながら、酪農の仕事を理解していく毎日ですが、「とても親切にしてくれる親方が大切に育ててきた牧場なので、安心して引き継ぐことができそう」と笑顔を見せていました。
牧場・農場で働く(JA出資による牧場もあります)
オホーツクでは近年、JAが出資して運営する牧場が設立されています。
現在稼働しているのは3件(JA北オホーツク、JAこしみず、JAつべつ)あり、地域の農業振興をけん引すること、将来農業や酪農で働く人材を育てることなどの役割を担っています。
現在、設立されたばかりのJA出資型牧場で、従業員を募集しています。JAが運営するため、安定した雇用体制が整っています。
農家のサポート
オホーツクには、農家の仕事をお手伝いする組織がJAや農業者の団体によって運営されています。
など、農業や酪農経営の一部の仕事に特化して行います。利用する農家は年々増えていて、農業のためになくてはならない組織となっています。
仕事は大型の農業機械を運転する、小さな牛を育てる、トラックでエサを配送するなど役割によって様々です。
JA事業として行われている組織では、安定した雇用体系や機械の免許取得に配慮されるなど、働く環境が整っています。
まずは見にきてみませんか?
農業に興味があっても、実際に体験しないと、自分に合う仕事かどうかを見極めることができません。『オホーツク農業協同組合連合会』では、実践的な内容を盛り込んだ『短期(体験研修)』(数日間)をJAと連携して受け付けています。また、一日単位で農作業アルバイトを申し込めるアプリ「Daywork」の紹介をHPで行っています。現在1,000人以上が登録、旅行や空いた時間に農作業アルバイトをされています。
またさらに理解を深めることができる『中長期の研修』(約1カ月以上~1年間)、JA出資型牧場などの募集情報の提供、継承物件の見学も受け入れています。
「農業は楽ではないですが、非常にやりがいを感じる仕事。牛は手をかければかける程、お金も含めて自分に返ってくる魅力があります。各市町村JAなど新規就農にあたっての支援制度が充実しているので、ぜひオホーツクへいらしてほしい」(同連合会担当者)。
豊かな大自然が広がる環境の中で、農業の仕事に挑戦してみませんか。
オホーツク農業協同組合連合会
住所:北海道北見市とん田東町617
電話番号:0157⁻23⁻9005
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