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地域の酪農を守り育てる、北海道下川町の『松岡牧場』で働きませんか

地域の酪農を守り育てる、北海道下川町の『松岡牧場』で働きませんか

北海道旭川市から北東に約100㎞の距離にある下川町は、町内の面積の約9割が森林に覆われています。豊かな自然環境や子育て支援策などが充実し、若い世代や子育て世代の移住者が増加している町です。この町の『一の橋』という地区にある『松岡牧場』は、4棟の牛舎で280頭の搾乳牛を飼育しています。また、待遇面の向上を図るなど、下川町の酪農を支える人材が長く活躍できる環境を整えています。この牧場では、未経験者から経験者まで幅広く、一緒に働くスタッフを募集しています。代表取締役の松岡宏幸さんにお話を伺いました。

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スタッフ全員が、酪農の仕事を生涯続けることができる環境を整備したい

夏の最高気温が約30℃、冬は-30℃以下になることもあり、年間の温度差が約60℃と、寒暖差が厳しい下川町にあるのが『松岡牧場』です。

現在は4棟の牛舎で、280頭の搾乳牛を飼養しています。
かつては水稲・畑作を営んでいましたが、1969年に松岡さんの父・孝幸さんが酪農に転換しました。2000年に法人化。2015年になり、宏幸さんは父親から経営を引き継いだそうです。

松岡さんは、「スタッフ一人一人が年齢を重ねた時に年収アップができるように、この牧場自体を進化させていかなくてはならない」と言います。それは、社員全員が生涯にわたって働き続けることができる環境を整備したいという思いがあるからです。

「スタッフには、牧場をすべて任せることができるような技術と知識を身に付けてもらい、身の丈にあったやり方で牧場を拡大させていきたいと考えている」と松岡さんは話します。

牛の個性を知ると酪農は楽しい。待遇面も満足しています

『有限会社松岡牧場』で働く、川元佳泰さんと岩井勇希さんにお話を伺いました。
酪農の盛んな北海道で動物にかかわる仕事がしたく、岩手県から北海道にやってきたという川元さん。最初は道東の牧場で働いていましたが、ライフスタイルに合わせて長く働くことができる環境を求めて、この牧場を選んだそうです。

川元佳泰さん

「牧場の仕事を続けていくことができるのは、やっぱり牛がかわいいから」と川元さん。今、仕事の中で一番気を付けているのは牛の疾病管理。乳房炎の兆候を早く見つけて、悪化する前に予防できるようになるのが目標という川元さんは、「今は意識して牛を注意深く観察している段階です。社長のように、日常の作業で、自然に牛の体調を見分けられるようになりたい」と話します。

朝と夕方の搾乳の間に3時間程中休みがあるため、川元さんはその時間を使って、中型のバイクの免許を取得したそうです。休日は、稚内にツーリングへ出掛けるなど、道北での暮らしを楽しんでいます。

岩井勇希さん

大阪府出身の岩井さんも、動物が好きで、農業高校卒業後に北海道の十勝管内で酪農ヘルパーの仕事に就きました。その後、地元に戻り警備の仕事に就いたものの、酪農の現場でもう一度働きたいと、インターネットで見つけた『松岡牧場』の求人に応募、ここで働くことになったそうです。

酪農ヘルパーで働いていた時には、さまざまな牛を相手に仕事をしていたという岩井さんですが、「今は毎日、同じ牛と接しているので、牛の体調変化が分かりやすい」と言います。

「下川町の夏は涼しくて過ごしやすい。名物のうどんもおいしいのでおすすめです。牧場へは車を使って約10分と、通勤時間の負担が少なくて良いです。何より、給料以外でも有給休暇の面などが優れていて、すごく働きやすいです」。

将来、下川町の酪農を担う人材を育てていくために

下川町においても、高齢化が進み、農業の担い手不足が問題になっています。
2004年には『松岡牧場』を含め、近隣の酪農家17戸が飼料生産を賄うTMRセンター『下川フィードサービス』を設立しました。一方で、この15年のうちに構成員は10戸にまで減ってしまいました。後継者がいないために、この先の事業の継続が見込めないという牧場も少なくないそうです。

松岡さんは『下川フィードサービス』の社長も務めていますが、将来を見据えて、生乳生産施設『しぼりん』と育成牛預託施設『おがりん』を立ち上げ、その運営も手掛けています。

2015年には、牧場内に下川町内で初めてのバイオガスプラントを設置しました。ここでは糞尿から、メタンガスを取り出して発電させます。電力は『FIT制度(固定価格買取制度)』を活用して、電力会社に売電しているなど、再生可能エネルギーを活用しながら、環境負荷の軽減などに貢献しています。

代表取締役・松岡宏幸さん

開拓農家の5代目ですが、森を切り拓き、厳しい環境を生き抜いてきた先人の思いを聞いて育ったという松岡さん。「苦労して、開拓した土地ですが、誰にも使われなくなってしまったら荒れてしまいます。それでは、先人たちに申し訳ない。だから、やらなきゃならない、という使命感で仕事をしています。ゆくゆくは牧場長を担う人材が何人か育てば、牧場を増やしていくことができると思うのです」と話します。

酪農は生き物を相手にする仕事で、「昔は一日たりとも休むことができない仕事でしたが、酪農に携わる人が増え、仕事も分担ができます。この町で、酪農を思いっきり楽しんでほしいので、待遇改善を図るなど、働きやすい環境を整えています」と松岡さん。

例えば、生活に便利な町の中心部に社宅を兼ねた賃貸アパートを備えていることも魅力の一つ。車を使ってこの牧場へ通勤ができますし、必要であれば、通勤用の車を貸与しているそうです。

壮大な自然に囲まれた環境の中で、下川町の酪農の未来を拓く『有限会社松岡牧場』の一員として働きませんか。

有限会社 松岡牧場
住所:北海道上川郡下川町一の橋158番地
電話:01655-6-2362

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