千葉県 中房総エリア(大多喜町・袖ケ浦市)で始まる新プロジェクトの中核メンバーを募集!
2019年2月にマイナビから分社化した『マイナビ地域創生』は、地域にある資産を最大限に活用しながら新たな価値を創造し、持続的な地域活性化をサポートする事業を展開しています。このほど、千葉県の中房総エリアで新たに2つのプロジェクトを手掛けることとなり、これら新プロジェクトの中核となるメンバーの採用を開始することになりました。
1.農家レストランで“和のイタリアン”を提供するシェフを募集します~大多喜町
千葉県大多喜町で開業準備を進めている農家レストラン『宇野邸』で、“和のイタリアン”を提供するシェフを募集します。農家レストラン『宇野邸』は、地域コミュニティの中軸として、地域に根付いた場づくりを進めていきたいと考えていますので、新たな地元食材を発見して料理に生かしたり、広い庭を活用したイベントを企画したりなど、シェフとしての仕事に加えて、創造性を発揮しながらコミュニティの発信基地として運営していただくことを期待しています。

『宇野邸』は100年以上の歴史ある茅葺屋根の古民家で、著名な翻訳家 宇野輝雄氏の旧居でした
2.地元野菜・特産品販売施設の店舗マネージャーを募集します~袖ケ浦市
2019年9月、千葉県袖ケ浦市にオープン予定の地元野菜・特産品販売施設『FARM COURT袖ケ浦』の店舗責任者を募集します。『FARM COURT袖ケ浦』は、袖ケ浦に最近移り住んできた方や地域内外からの来訪者に向けて、洗練された上質な空間での地元農産物・特産品の提供をコンセプトとしています。こうしたコンセプトやターゲット層を踏まえながら、プロジェクトの主要メンバーとして、仕入交渉や調達、企画運営まで担当していただきたいと考えています。

『FARM COURT袖ケ浦』の店内イメージです。「FARM COURT」とは、FARM(農園)×COURT(宮廷)を意味しており、袖ケ浦の農産物や特産品を上質な空間で提供していきたい、という思いが込められたネーミングです
“和のイタリアン”や“地元農産物・特産品販売”を仕掛ける、その理由
各地でさまざまな地域活性化策が取り沙汰される中、大多喜町で“和のイタリアン”、袖ケ浦市で“地元農産物・特産品販売”を手掛けるに至った背景には、それぞれの地域特性に応じた理由があります。
まず、大多喜町の場合は、顕在化していたさまざまな課題が端緒となっています。近年、大多喜町では、観光業の停滞、町の魅力の減少、空き家となった古民家の増加、といった課題が認識されていました。一方で、古民家や江戸時代の面影を残す建造物は、大多喜町が昔から守り続けてきた地域資源でもあります。
歴史的建造物が点在する情緒あふれる街並みと古民家を活用しながら、町を活性化する策の一つとして導き出したのが、古民家を農家レストランとして再生し、活性化の拠点とすることでした。古民家という既存の資源を再生すると同時に、このレストランで使用する野菜など、農産物を新たな地域資源として発掘することも考えています。そこで、両者の特長を生かした“和のイタリアン”を提供する場として展開するプロジェクトが始動しました。

また、袖ケ浦市については、都心部から流入してきた新しい住民が増えており、新住民の方々は袖ケ浦のことを知る機会が少ないという現状がありました。また同時に、近隣の大型アウトレットモールには、東京圏から多くの買い物客が訪れています。こうした新住民の方をはじめ地域内外に向けて、袖ケ浦の魅力を発信することが現状の進展につながると考え、袖ケ浦駅前に建設される大型商業施設内に、地域の代表的な資源である農産物や特産品の販売施設を出店する運びとなりました。

『FARM COURT袖ケ浦』は、2019年6月末に開業予定の商業施設内に出店します。JR内房線袖ケ浦駅北口に隣接しており、地域雇用の創出や新旧市街地の活性化にもつながることが期待されています
地域の中にある“課題”と“資源”から、マイナビならではの解決策を導き出す
大多喜町、袖ケ浦市に共通しているのは、それぞれの地域にある課題を認識した上で、その課題に応じた解決策を考え、サポートしている点にあります。大都市圏、中核都市、あるいは農村や漁村など、地域ごとの課題を見つけ出し、その課題に応じたサポートを、マイナビの資産を活用しながらいかに進めていくかを考える。これが私たち『マイナビ地域創生』の仕事です。
また、地域活性化は、地域課題の認識と同時に、地域の資源を発見していくことでもあります。地域の特長となる資源を発見して磨きをかけ、住民の皆さんの誇りにつなげていく。地域の人たちが主体的にまちづくりに参加していくために、こうした後押しも、私たちの役目であると思っています。
地域活性化を突き詰めていくと、やはり、「人」なんです。「人」は、マイナビが主力事業として長年携わってきた分野であり、Iターン、Uターンのマッチングなどもこの一環です。私たちが地域の魅力を引き出し活性化することで、「そこで働きたい、住みたい」と思う人が増え人材流動化が進む。そして、その潮流は、いずれマイナビの事業にも還元されていくと考えています。

「ニーズと人材をマッチングさせることや人の流動性を作ることが、町の活性化につながっていく」と語る、株式会社マイナビ地域創生 代表取締役社長 横尾隆義氏
地域に根付いてやっていきたい。この地域の良さをなんとか伝えたい。そんな思いのある人材を求めています
地域の課題や資源を見定め、魅力に変えていくというプロセスは、短い期間で具体化するものではありません。そのため、今回募集する2つの職種においても、それぞれの地域に長く根付いて、地域の人と十分にコミュニケーションを取りながら、地域の特産物や人材など、さまざまな資源を地道に発掘していくスタンスの方を求めています。同時に、地域内外への発信力や企画力も重視しています。
さらに、各職種で求めるのは、以下のような取り組みができる方です。
シェフとして、地域コミュニティの中軸として、活性化の中心的存在となる方~大多喜町
料理の腕はもちろんですが、大多喜に住んで、大多喜に根付いてやっていきたい、そんなスピリットを持っている方を求めています。むしろ、料理の腕だけで勝負する場所ではないと思っています。地元のおじいちゃん、おばあちゃん、家族連れ、など、地域のさまざまな人が気軽に訪れ、料理や会話を通じたコミュニケーションがとれる場所でありたい。そんな雰囲気づくりに取り組める方に期待します。
地域に溶け込むコミュニケーション力と東京圏への発信力を併せ持つ方~袖ケ浦
こちらも、単にモノを売るだけの店長ではなく、地元の人たちとコミュニケーションを取りながら、地元のおじちゃんやおばちゃんが作っている農産物を販売する、袖ケ浦市内の特産物を発掘するなど、地元に根付いて、地元の人々と積極的にコミュニケーションをとりながら取り組める方を求めています。とにかく、袖ケ浦を何とかしたい、袖ケ浦のものを全国に発信していきたい、という思いは大事ですね。
さらに、一般的な道の駅とは異なり、地元産品を紹介・販売するだけではなく、どうしたら袖ケ浦の魅力を東京圏に向けて発信できるか、という視点で企画を考えながら店舗運営のできる人に期待しています。
【お問い合わせ】
株式会社マイナビ地域創生
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー26F
TEL.03-6628-5063/FAX.03-3358-7046
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