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全国に先駆けて実施。地域農業を支援するシステム
北海道第2の都市、旭川市から車でおよそ1時間。年間200万人もの観光客が訪れる道内有数の観光地『層雲峡温泉』や、自然溢れる『大雪山国立公園』を有する上川町。
農業の累積赤字や農家の高齢化・後継者不足など、上川町が抱える問題を解決するため、全国に先駆けて、「地域農業支援システム」に取り組み、平成10年に設立されたのが、『有限会社グリーンサポート』です。
個人経営の農家や酪農家と違い、農業生産法人として、上川町の支援や農協の出資を受けて経営しているので、離農が問題視される業界の中でも、安定して将来ビションを描くことができます。
職種の希望・適性を考慮。3つの部門で働く
『有限会社グリーンサポート』では、農作物を栽培する「農産部門」と、肉牛を飼育する「畜産部門」、主に飼料用作物の収穫を請け負う「コントラクター部門」の3つのセクションで仕事が進められています。これが、他の農場とは違う大きな特徴です。
入社後は、すべての部門を一通り経験します。その上で、個人の希望や適性を判断し、配属になります。

畑作と畜産の両方を経験。ここから農業を始めてみませんか
「1シーズン経験して、やりがいを感じることができれば、ずっと続けられる仕事になる」と話す、藤田 輝雄代表取締役社長。今回は、スタッフの退社に伴い、求人が出ましたが、いつもある訳ではありません。というのも、離職率の低さは、この会社の注目すべき点です。新しく業界に飛び込む人にとって、安心できる職場環境が整っています。
長く働いている社員が多い分、平均年齢も高くなってきたので、若い力や若い視点、若い意見をどんどん会社にぶつけてほしいと願っているそうです。
畜産部門の働き方とは
牛の餌やり、牛床の掃除、仔牛の世話など、ホルスタイン450頭とF1と呼ばれるホルスタインと和牛の混血約200頭の飼育を行う畜産部門。
シーズンによって忙しい時期はあるものの、しっかり休息をとれる勤務体系です。この牧場で育てた肉牛は、「ホクレン農業賞」や「コープさっぽろ農業賞」を受賞する程の品質の高さを誇ります。スーパーで『上川産』と付いた自分達の育てた牛を見つけた際には、仕事のやりがいを感じられるでしょう。おいしいお肉を作るためにも、牛が病気にならないよう、餌の食いつきや体調管理など、日頃から目を光らせています。
大型機械を運転することに、仕事の楽しさを感じる
自然が好き、山が好きと話す、西村さんは大阪の出身。前職は魚屋さんで7年間勤めた後に、昔から憧れだった北海道へ、昨年移住しました。
土を耕し、種を撒き、草に肥料を与えて飼料を栽培する「コントラクター部門」の仕事に、トラクターやダンプ、ショベルカーなど大型の機械は欠かすことはできません。広大な自然の中で、これらの機械を操作することが、仕事のやりがいだと話します。

『コントラクター部門』で働く西村涼さん。北海道の自然に憧れて、移住を決意
ここに入社するまで、農業のイメージは、汗水流して、手作業で行うものだと思っていたそうです。しかし、1シーズンを経験してみると「今まで想像していたものとは違い、機械化が進んでいて、肉体を酷使することはなかった」と振り返ります。
個人経営の一次産業では休日を取得することも難しいですが、ここは、各部門にスタッフを抱える農業生産法人。週休だけでなく、お盆休みなど連休も取得できるのが魅力だそうです。
上川町の大自然の中で、将来設計を立てる
会社が儲かるだけではなく、地元・上川町も元気にしたいと考える藤田社長。若い声をどんどん取り入れ、企業としても若返っていきたいと考えています。
「働く場所の確保・生活の安定だけではなく、経営的な感覚も持ち、ゆくゆくは法人の出資者を目指すような方、キャリアアップを目指している方も、挑戦していただきたい」。

藤田 輝雄代表取締役社長。柔和な笑顔で、自らも新入社員を指導します
ここでは、畑作も畜産も行っていることから、1年間安定して働けることが魅力です。
【お知らせ】
『マイナビ農業インターンシップ』にて、農業体験の募集をしています。
「いきなり農業界へ転職するのはちょっと…」という方はぜひリアルを体験してみてください。野菜から酪農畜産など幅広い体験ができるので、ぴったりのものが見つかるはずです。
【問い合わせ先】
有限会社グリーンサポート
〒078-1721
上川郡上川町菊水576番地
電話:01658-2-3711