宇宙技術の断熱塗料で酷暑に対抗―倉庫のプロが提案する環境改善と省エネ対策

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宇宙技術の断熱塗料で酷暑に対抗―倉庫のプロが提案する環境改善と省エネ対策

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宇宙技術の断熱塗料で酷暑に対抗―倉庫のプロが提案する環境改善と省エネ対策
最終更新日:2020年02月07日

『セラミック・カバーCCS100』は、宇宙船にも使用される特殊な断熱塗料です。異常気象が常態化する今、人や家畜にも優しい環境作りや節電対策で注目を集めています。

短工期・低コスト 断熱塗料の酷暑対策

「これは、アメリカのNASAで開発された特殊な断熱塗料です」と話すのは、株式会社APTの石黒さん(写真・中央)。

自動倉庫のエンジニアリング企業である同社では、省エネ技術として2年前から『セラミック・カバーCCS100(以下 CCS100)』を販売しています。

原料の83%を占めるシリカは熱伝導率が極めて低く、高圧洗浄した屋根に『CCS100』を2度塗りすることで、膜間に境膜が作られ、日射(太陽からの放射エネルギー)を65~78%も防ぐという優れた断熱効果が得られます。

屋根や天井の断熱工事を行うよりも、工期は圧倒的に短く、コストも1㎡あたり4000円~(工事費込み・足場費別途)と、低コストで高水準の断熱を実現します。日射を遮る「遮熱」ではなく、熱そのものが伝わりにくい「断熱」なので、夏場の冷房はもちろん、冬場の暖房効率も改善。結露防止にも効果を発揮します。

日本一のレンコンの産地として知られるJA水郷つくばでは、直売所の『サンフレッシュ花野果(はなやか)』に『CCS100』を試験的に導入。外気温31.6℃の条件下で、64.6℃にもなる屋根の表面温度が、塗装した所では41.7℃と大きな違いを生んでいます。

効率的な断熱が節電と安全な環境を

直売所の屋根はガルバリウム鋼板一枚で、猛暑日には冷房を入れても温度がなかなか下がらないばかりか、冷蔵ケースの室外機にも負荷がかかり、冷蔵ケースが機能しなくなることもあるといいます。「直売所の暑さ対策として、天井の取り付けも考えましたが、工事で店舗を1カ月休業すれば、生産者の出荷にも影響します」と話すのは、JA水郷つくば 営農部の久保田さん(写真・左側)。

『CCS100』の効果を伺うと、「省エネ効果を判断するには、まだ材料不足なのですが、電気代や店内の体感温度が下がったという声がありました」と話します。

『CCS100』は紫外線の吸収率が低いため、劣化や退色もしにくく、1回の塗装で断熱効果が10年間持続します。また、ホルムアルデヒドの放散量が0.12mg/l以下の製品のみ取得できるFフォースターを取得するなど、安全性能も担保しています。

直売所のほかにも、暑さに弱い鶏や豚などの畜舎や、選果場など、さまざまな農業施設への適用が期待されます。異常気象が常態化する今、働く環境の改善はもちろん、冷暖房のコスト削減に断熱塗料を検討してはいかがでしょうか。

[問い合わせ先]

株式会社APT(アプト)

https://n-apt.com/

〒261-0023 千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンB棟 22F
TEL:043-350-0581
FAX:043-350-0581

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