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のびのび牛を育てる放牧酪農を応援しよう!3/26オンライン開催『放牧酪農シンポジウム』

のびのび牛を育てる放牧酪農を応援しよう!3/26オンライン開催『放牧酪農シンポジウム』

3/26の18時から、放牧酪農に携わる皆さんをお呼びしたトークイベントを開催します。(参加無料)アンケートにご協力いただいた方には抽選で30名様に放牧酪農チーズ「幸」をプレゼント。どなたでもお気軽にご参加ください!

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【本シンポジウムの様子はアーカイブ動画にて公開中です!】
本シンポジウムのアーカイブ動画を公開しています。
当日の視聴が叶わなかった方は、ぜひ動画をご視聴ください。

本シンポジウムのアーカイブ動画はこちらからご視聴いただけます

放牧酪農シンポジウムについて

皆様は「放牧」という牛の育て方をご存知でしょうか。
放牧とは自然環境の中でのびのびと牛を育てる飼い方です。
牛は生えている草を自由に食べて、乳や肉を生産して人間を養ってくれます。さらに牛の出した排泄物は土に還り肥料となり、また草が育って牛の飼料になります。
こうしたサイクルの中で、最も自然に乳や肉の生産を持続していくのが放牧です。

しかし、我が国の牛の飼養方法は周年牛舎で飼う舎飼いがほとんど。
そこで、今回は消費者の皆様に放牧の良さを広く知ってもらい、放牧酪農を応援してもらうために『放牧酪農シンポジウム』を開催します。

イベント当日は安全・安心・健康な放牧乳製品の紹介はもちろん、“2020 チーズアワード”でグランプリを受賞したチーズ職人と、生乳を提供している放牧酪農家にご登壇いただき、生産者ならではの目線で放牧酪農の魅力をお話いただきます。

また、イベント終了後のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で30名様に、放牧酪農チーズ 「幸」 をプレゼントいたします。(ご自宅へ郵送)

この機会にぜひ、放牧酪農について楽しく学んでみませんか?
皆様からのご予約をお待ちしております。

※予約は締め切りました

放牧酪農とは

放牧は、自然の環境の中でのびのびと牛を育てる飼い方。
輸入飼料に依存せず、安定的な低コスト生産が可能となる他、物質循環・環境保全にも配慮しています。
また、アニマルウエルフェアはもちろん、有機農業にも匹敵するほど自然や牛、人にやさしく、輸入外圧にも負けない酪農を支える農法です。
さらに驚くべきことに、放牧で生産された牛乳や牛肉は機能性成分が多いという優れた特徴を持っています。
本イベントを通じて、皆様に放牧酪農の知られざる魅力をお伝えできればと思います。

2021年3月26日(金)のプログラム

■ 開会 18:00~

■ 講演① 
放牧酪農畜産物の特徴
農研機構畜産研究部門
栂村 恭子 氏

みなさんは、乳牛は放牧されているのが普通と思われているかもしれませんが、実は日本では放牧されている乳牛の方が少ないんです。放牧されている牛の牛乳は屋内飼育の牛乳と成分も異なります。
シンポジウムでは放牧酪農の飼い方から乳製品まで、その特徴をお話します。

■ 講演②  
農村と都会を結ぶ放牧酪農
北海道足寄郡足寄町 ありがとう牧場 代表
吉川 友二 氏

放牧酪農は北海道でも1割しかやっていない。放牧畜産を普及することによって、牛も農家も消費者も地球も幸せになれる。
その理由は、
・放牧酪農はアニマルウェルフェア、ファーマーズウェルフェア
・農地を豊かにして次世代に渡すことができる、
・乳製品の健康に良い成分が高い、おいしい
・地球環境に良い
・農村文化を創り出す、魅力的な景観を作り出す、魅力的な人が集まってくる
・都市との交流が生まれる
・農業を守るためには、農村と都市住民の交流、コミュニケーションが必要である
ためです。
本シンポジウムでは、上記のような、いつも私が言っていることをお話したいと思います。

■ 講演③
なぜ放牧酪農の牛乳でチーズをつくるのか~土地の味のするチーズ~
北海道足寄郡足寄町 しあわせチーズ工房
本間 幸雄 氏
          
■ トークセッション
司会者:フリーアナウンサー・農業ジャーナリスト 小谷 あゆみ 氏
放牧酪農と放牧乳製品に関する視聴者の皆様からの質問について、講演者と司会者がお話します。

■ 閉会

講演者紹介

栂村 恭子 氏/農研機構畜産研究部門

京都大学農学博士。
長く農研機構で日本向きの放牧技術の開発や放牧畜産物の高付加価値化について取り組んできた。
定年退職後は再雇用職員として、研究成果の普及・広報活動を行っている。

吉川 友二 氏/北海道足寄郡足寄町 ありがとう牧場 代表

長野県出身。
大学卒業後道内酪農家のもとで研修を積んだ後、単身ニュージーランドに渡って4年間本場の放牧を学ぶ。
帰国後、足寄町の放牧酪農新規就農第1号として2000年に就農。日本では難しい季節繁殖に取り組み、「ありがとう牧場」100haの草地で放牧酪農を実践している。
新規就農研修生の受け入れや、チーズ工房を起ち上げて6次産業化にも取り組むなど、足寄町の地域活性化に尽力している。

本間 幸雄氏/北海道足寄郡足寄町 しあわせチーズ工房

高校生の頃から憧れていたチーズ職人になるため、地元長野県の農業大学校を卒業後、自分の理想とするチーズを作れる場所を探して北海道へ移住。
道内の牧場を訪ね歩き、搾りたての生乳を分けてもらっては持参した寸胴鍋とカセットコンロでその場でチーズを作って回っていた。
その中の1軒、足寄町の「ありがとう牧場」の吉川さんの酪農に対する姿勢に強く共感し、ありがとう牧場の牛乳でチーズを作ることを決意。

2013年「ありがとう牧場しあわせチーズ工房」としてチーズの製造を開始
2016年「しあわせチーズ工房」として独立
2016年4月ギルド・デ・フロマジェ協会よりギャルド・エ・ジュレを叙任する

司会者紹介

小谷 あゆみ

農業ジャーナリスト、フリーアナウンサー。石川テレビ放送を経て2003年からフリー。NHK「ハートネットTV介護百人一首」司会、畜産番組リポーターほか。地域福祉、都市と農村の関係、農福連携をテーマに取材。野菜を作るベジアナとしてつくる側から農の多面的機能を提唱。農水省・世界農業遺産等専門家会議委員ほか。
本シンポジウムではトークセッションの司会を担当。

本シンポジウムのアーカイブ動画はこちらからご視聴いただけます

イベント詳細

詳細 内容
日程 2021年3月26日(金)18:00~19:40
会場 zoom開催
※お申込み完了後、自動メールにて予約完了メールを送信しております。
 詳しい参加方法については本シンポジウム前日までにお送りする試聴用マニュアルをご確認ください。
参加費 無料 ※要予約
主催 一般社団法人日本草地畜産種子協会
お問い合わせ先 (1)本シンポジウムの実施内容に関すること
一般社団法人 日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:岡野
(TEL:03-3251-6501 E-mail:okano@souti-fsa.or.jp)
(2)本シンポジウムへの参加方法及びWebサポートに関すること
 株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント運営チーム 担当:谷藤、堀越
(TEL:03-6667-1181 E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます
※アンケート回答者の中から抽選で30名様に放牧酪農チーズ「幸」をプレゼントいたします

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