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キャベツのコナガ・アザミウマ防除に!バッチリ効いて長く効く『グレーシア乳剤』

キャベツのコナガ・アザミウマ防除に!バッチリ効いて長く効く『グレーシア乳剤』

神奈川県の南東部、三方を海に囲まれた三浦半島は、温暖な気候を生かした露地栽培が盛んです。特産品の「三浦のキャベツ」は、冬穫りでも甘く柔らかいのが特徴。早春キャベツ「グリーンスター」のブランドで出荷され、市場で高い評価を得ています。しかし、その柔らかさゆえに虫の食害を受けやすいことが産地の悩み。特に従来の薬剤が効きにくくなっているコナガの防除の切り札に、三浦市農業協同組合では「グレーシア乳剤」を採用。以前から適期防除を徹底しているという管内の若手生産者に導入のメリットを聞きました。

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害虫も好む、人気の甘く柔らかい三浦のキャベツ

三浦の春キャベツ(本春キャベツ)

冬も温暖な気候に恵まれ、年2〜3回の輪作も可能な三浦半島。首都圏の消費地へのアクセスもよく、名産品として知られるダイコン、キャベツ、スイカ、カボチャをはじめ、近年はさまざまな作物が栽培され「三浦野菜」として人気を博しています。

その中でも、1〜2月に収穫される早春キャベツ「グリーンスター」は、冬穫りにもかかわらず春のような甘さと柔らかさが特徴。食味の良さで高い評価を得ています。続く3〜4月収穫の春キャベツ(本春キャベツ)は、品種を「金系201号」に統一し、さらにふんわりと甘く柔らかい春の三浦を代表する野菜となっています。

しかし、キャベツは最も虫がつきやすい作物の一つ。春から秋にかけて、アブラナ科の植物を好んで寄生するチョウ目、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、オオタバコガなどが次々とキャベツを狙います。特に厄介なのは、抵抗性を持ち従来の薬剤が効きにくくなったコナガです。

順調に生育するキャベツ

三浦半島でコナガが多く発生するのは、春から初夏にかけての3〜6月、秋の10〜11月。秋の発生ピークが、早春キャベツ「グリーンスター」の定植後にあたり、この時期に株の中心部が食害に遭うと、成長不良で結球しなかったり、葉脈のみを残して食べ尽くされることもあり大打撃です。品質・収量の確保には適期防除が欠かせません。

コナガ防除のローテーションに「切り札」が登場

「三浦のキャベツは柔らかいので特に食害は注意が必要です」と話すのは、三浦市農業協同組合(以下、三浦市農協)営農部の岩野仁さんです。コナガに対しては、異なる系統(作用性)の薬剤をローテーションして適期防除する必要がありますが、近年は有効な薬剤の組み合わせが限られ、防除に頭を悩ませていました。

『グレーシア乳剤』

そこへ新たに登場したのが、日産化学の『グレーシア乳剤』です。新規系統の有効成分の作用により、抵抗性の高いコナガやアザミウマ類にも高い効果が期待できます。アザミウマ類は、近年さまざまな作物で全国的に被害が報告され、三浦半島では夏の暑さと9月の多雨の条件で発生しやすく、10月のキャベツ播種後の生育に影響を及ぼすことがありました。

三浦市農協では『グレーシア乳剤』が農薬登録されてすぐ、2019年5月よりキャベツの防除に採用。「コナガ防除の切り札です」と岩野さんは言います。効きが速く、長く効き、幅広い害虫に効くので薬剤散布の回数を減らせることにもメリットを感じています。グレーシア乳剤を軸にコナガを含む害虫の防除体系を作成して、管内の生産者にタイムリーな防除を呼びかけています。「本当にきれいな球ができました!」と、収穫したキャベツを見せてくれる農家さんもいるとのことで、岩野さんもうれしそうです。

2021年日産化学生物科学研究所(社内試験)【試験方法】コナガ終齢幼虫 虫体散布2.5ml /シャーレ、1日後撮影/食害度は4連制の平均値

管内の若手生産者、君島一茂さんにとってもキャベツの防除に『グレーシア乳剤』は欠かせません。その理由には、コナガ対策はもちろんのこと、効率化でのメリットもありました。

速く・長く・幅広く効いて、農業の効率をアップ

君島さんは会社勤めを経て、25歳で実家の農業を始めて18年目。1町3反(1.3ha)の圃場でホウレンソウを中心に、グリーンスター1反と春キャベツ5反を含め、通年で5作目ほどを栽培しています。「農業は効率が重要な仕事だと思います」と話す君島さんは、両親と自身の3人の労力で作業効率をどれだけ上げられるかを重視。圃場の回転をよくすることで収益性の高い農業を目指しています。

君島一茂さん

早春キャベツ「グリーンスター」は、最も高値が付く1月下旬から2月の収穫を狙って作ります。グレーシア乳剤を散布するのは、定植した苗が活着する10月20日頃。雨天も多く晴れた日に他の作業が重なって薬散のタイミングを作るのが難しい時期でもあり、防除が後回しになった隙にコナガが出るそうです。「食害がひどい株は、残っている苗を植え替えますが、そこで手間が増えるので防除はすごく大事です」と言葉に力を込めます。

『グレーシア乳剤』を導入したきっかけは、三浦市農協の岩野さんの案内でした。
「幅広い害虫に効くことはすごく魅力的ですが、価格が高い」というのが第一印象。実際に使ってみた感想はとてもポジティブです。

「新しい系統で効果がしっかり感じられます。長く効くので定植して最初に入れると後々の防除も楽になるので助かります」と君島さん。以前の体系では1週間後に次の薬散が必須でしたが、本剤で2週間程度虫を抑えることができています。

キャベツ栽培でもう一つ厄介なのがアザミウマ類です。「アザミウマの発生が多いと結球の中まで被害が及んでしまうので、結球する前に早めの防除が肝心です」と君島さん。アザミウマ類も従来の薬剤が効きにくくなっているため、産地では新系統の薬剤が待ち望まれていました。「コナガにもアザミウマにも効くのはありがたいですね」とグレーシアの感想を話してくれました。

グレーシア乳剤は2000倍に希釈し、セット動噴機を使って散布します。
「多くの作物に登録が取れているので、1回の調製でブロッコリーや白菜などの複数の圃場に散布できます。季節によって発生する害虫は違いますが、この1本でいいのも便利です」と君島さん。効率化につながるメリットを加味すると、価格以上の効果を感じているそうです。

収穫期を迎えた君島さんのキャベツ畑

新規有効成分がカギ。これまでにない効果を実感

『グレーシア乳剤』の切り札的な効果は、日産化学が開発した新規の有効成分「フルキサメタミド」の作用によるものです。抵抗性害虫への効果が期待でき、対象害虫の広さ、速効性、持続性、耐雨性や耐寒性、浸達性があり、葉裏の害虫まで安定的に防除します。

「作物は健康に育つと食味がよくなります」と君島さん。そのためには土づくりが重要で、腐植酸を入れた土をベースに作目ごとに不足している成分を足す施肥設計で、有機質を与えてじっくり育てて細胞をしっかり作ります。そして防除は先手必勝。過去3〜4年分の気象データを自身でまとめて年間の温度変化のパターンを掴んで適期防除を徹底しています。そこで、薬剤がバッチリ効いて、長く効くことがポイントです。

適用表

「本当に良い薬剤なので頼りすぎず、他剤とのローテーションで大切に使っていきたいです」と君島さん。三浦のキャベツは、他の産地には真似できない柔らかさが最大の特徴。だからこそ、適期防除で害虫から守り、ゆっくりしっかり育てています。

4月には春キャベツ(本春)の出荷が本番を迎えます。ぜひサラダや千切りの生食で味わってみてください。

(取材協力)
三浦市農業協同組合
営農部/岩野 仁さん 磯部 瑞希さん
生産者/君島 一茂さん

お問い合わせ

日産化学株式会社
TEL:03-4463-8271(土曜・日曜・祝祭日を除く 9:00~17:30)

『グレーシア乳剤』についてはこちら

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